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プレミアシップ第16週 アーセナル VS チェルシー

2005-12-20 | アーセナル

アーセナル 0-2 チェルシー

得点)ロッベン、J・コール

HOME)アーセナル

                     アンリ

          ファン・ペルシー
                     フレブ
                                リュングベリ

                          セスク
                 フラミニ

       ラウレン                         トゥーレ
                キャンベル   センデロス


                     レーマン


交代)  リュングベリ → ベルカンプ
          フレブ → ピレス
    ファン・ペルシー → オウス・アベイェ


AWAY)チェルシー

                    ドログバ

           ロッベン               J・コール

               ランパード
                          エシァン

                    マケレレ

        ギャラス                     P・フェレイラ
                 テリー    カルバーリョ


                     チェフ


交代)ロッベン → ジェレミ
    ドログバ → フート


<タイトル争いからの脱落>
正直なところ、何から書けばいいのかわからない…
慰めの意味をこめた言い訳を言えば、前半にオフサイドと判定された(実際はオフサイドではない)ファン・ペルシーのゴールが決まっていれば、チェルシーが攻撃せざるを得なくなり、展開は変わっていただろう。 守備からのカウンターはチェルシーの最も得意とするところであり、先制点(写真上)後は完全にチェルシーの術中にはまってしまった恰好だ。
アンリのシュートはポスト「外側」に当たってゴール外へ、ロッベンのシュートはポスト「内側」に当たってゴールへ、という現在のチーム状況を残酷に対比させるような「運の差」もあった。

しかし、今回の対戦で、チェルシーとのチーム力の差がスタンフォード・ブリッジで対戦した前回の試合時よりも開いており、チェルシーがアーセナルより1ランク、2ランク上の段階にいるクラブであることが確認された。
解説の粕谷氏が指摘したように、チェルシーはスタメン全員が「旬の選手」、アーセナルはアンリ以外は「ピークを過ぎたベテランと発展途上の若手」。 指揮官ヴェンゲルが「監督としての哲学」を曲げることは考えにくい今、監督就任以来初のリーグ戦3連敗を喫したチームに与える処方箋は、大幅な補強しかないのかもしれない。
これで、元々薄まっていたタイトル奪回の可能性は完全に消滅。 チームはCLに目標を切り替え、さすがのヴェンゲルも冬の補強を考え始めたようだ。


それにしても、素晴らしいと思うのが、プレミアのチーフレフリーがファン・ペルシーの取り消されたゴールを副審の誤審と認めたこと。
「間違いは間違い。」と素直に認める姿勢はJリーグの審判協会もぜひ見習ってほしい。 こういった厳しい環境が審判を育てるのだろう。 Jリーグの審判は過保護なほど守られている。

 

Arsenal Team Statistics Chelsea
  0 Goals 2
  0 1st Half Goals 1
  5 Shots on Target 6
  5 Shots off Target 4
  2 Blocked Shots 4
  5 Corners 5
  14 Fouls 19
  2 Offsides 4
  3 Yellow Cards 4
  0 Red Cards 0
 69.4% Passing Success 61%
   30 Tackles 36
 73.3% Tackles Success 75%
 58.4% Possession 41.6%
 55.4% Territorial Advantage 44.6%

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