
アーセナル 1-0 バイエルン・ミュンヘン
AGGREGATE) 2-3
得点)アンリ アーセナル無念の敗退!!
HOME)アーセナル
アンリ
ベルカンプ
レジェス リュンベリ
フラミニ ヴィエラ
A・コール ローレン
センデロス トゥーレ
レーマン
交代) レジェス → ピレス
フラミニ → セスク
リュンベリ → ファン・ペルシー
AWAY)バイエルン・ミュンヘン
ピサロ ゲレーロ
バラック
ダイスラー サリハミジッチ
デミチェリス
リザラズ サニョル
R・コバチ ルシオ
カーン
<プレミア王者の意地>
アーセナルが勝ち上がるには2-0以上のスコアが必要だった。レジェス、ベルカンプの復帰で久しぶりにベストな攻撃陣を組んだアーセナルだが前半は攻めあぐむ。中盤で激しくプレスをかけにくるバイエルン相手にいつものボ-ル回しができない。苦し紛れにディフェンスラインの裏を狙ったロングパスを出すが空中戦に強いルシオとコバチがこれを全てカット。逆にA・コールとローレンが上がったスペースをつかれ何度もカウンターをくらった。いつものアーセナルならここで早々に先制されてジ・エンドだったはずだ。
しかし、この日は何かが違った。一言で言うなら月並みな表現になるが「勝利への執念」だろう。
これまで不安定さをみせていたセンデロスは、今や世界最高のジョーカーの呼び声もあるペルーとバイエルンの新星ゲレーロを完全シャットアウト。前回2失点を献上したトゥーレもその因縁の相手ピサロに決定的な仕事をさせない。
ピンチを防げばチャンスはやってくる。前半終了間際、アンリが左サイドを駆け上がってレジェスとワンツー。しかしこれを相手DFが未然にカットしたが、そのカットしたボールがアンリのもとへ転がり結果的にワンツー成功! このままペナルティエリアまでドリブルしてシュート!! これをカーンがファインセーブして得点にはいたらなかったが、この前半最後の攻撃がバイエルンの後半の試合プランを決めた。
後半開始からバイエルンは明らかに逃げ切りを意識してFW2人を残して引いてきた。こうしてバイエルンのディフェンスラインが下がったことによりアーセナルは中盤で余裕を持ってボールを持てるようになり、攻撃にリズムが生まれた。
ヴェンゲルは勝負に出る。レジェスをピレスに、フラミニをセスクに代えてよりボール支配率を上げた。そして66分に待望のゴールが生まれる。 A・コールが出したロングパスをアンリが絶妙のトラップで止めて角度のないところから左足でシュート!!!
ハイバリーが揺れた!!! そして勢いにのるアーセナルとさらに守りを固めるバイエルン。
この後何度も攻めるがなかなかゴールが奪えない… あと1歩届かない…
逆に勝利を決め付けたいバイエルンもスキを見てカウンター。完全に攻めに入っているため危ない場面を作るがここもレーマン、センデロス、トゥーレ、ローレンが気合の入ったディフェンスでしのぐ!!
そして終盤に訪れた最大のチャンス。セスクのロングパスをトゥーレが頭で合わせてシュート!逆転か!? と思ったがカーンが必死のセーブ! これにて万事休す。アーセナルはアウェイでの失点が痛く、CL敗退。
<負けたけど…>
バイエルンはやはり強かった。ディフェンスは固いし試合巧者。「狡猾なチーム」という表現がピッタリかもしれない。
アーセナルは負けはしたが意地は見せた。今までのアーセナルは美しく最高のサッカーをするが1度壊れると脆いというチームだった。特にメンタル面でファイトできる選手が少なく、これが大一番での弱さの原因でもあると思う。
しかし、この試合は違った。アーセナルの試合を見るようになって初めて選手の勝利への執念を見たし、ハイバリーのあの熱狂的な雰囲気も初めて見た。2点目に向けてスタジアムと選手が一つになっていた。やっぱりプレミアのスタジアム、ファンは最高。 負けたけど、ますますアーセナルが好きになった1戦だった。
AGGREGATE) 2-3
得点)アンリ アーセナル無念の敗退!!
HOME)アーセナル
アンリ
ベルカンプ
レジェス リュンベリ
フラミニ ヴィエラ
A・コール ローレン
センデロス トゥーレ
レーマン
交代) レジェス → ピレス
フラミニ → セスク
リュンベリ → ファン・ペルシー
AWAY)バイエルン・ミュンヘン
ピサロ ゲレーロ
バラック
ダイスラー サリハミジッチ
デミチェリス
リザラズ サニョル
R・コバチ ルシオ
カーン
<プレミア王者の意地>
アーセナルが勝ち上がるには2-0以上のスコアが必要だった。レジェス、ベルカンプの復帰で久しぶりにベストな攻撃陣を組んだアーセナルだが前半は攻めあぐむ。中盤で激しくプレスをかけにくるバイエルン相手にいつものボ-ル回しができない。苦し紛れにディフェンスラインの裏を狙ったロングパスを出すが空中戦に強いルシオとコバチがこれを全てカット。逆にA・コールとローレンが上がったスペースをつかれ何度もカウンターをくらった。いつものアーセナルならここで早々に先制されてジ・エンドだったはずだ。
しかし、この日は何かが違った。一言で言うなら月並みな表現になるが「勝利への執念」だろう。
これまで不安定さをみせていたセンデロスは、今や世界最高のジョーカーの呼び声もあるペルーとバイエルンの新星ゲレーロを完全シャットアウト。前回2失点を献上したトゥーレもその因縁の相手ピサロに決定的な仕事をさせない。
ピンチを防げばチャンスはやってくる。前半終了間際、アンリが左サイドを駆け上がってレジェスとワンツー。しかしこれを相手DFが未然にカットしたが、そのカットしたボールがアンリのもとへ転がり結果的にワンツー成功! このままペナルティエリアまでドリブルしてシュート!! これをカーンがファインセーブして得点にはいたらなかったが、この前半最後の攻撃がバイエルンの後半の試合プランを決めた。
後半開始からバイエルンは明らかに逃げ切りを意識してFW2人を残して引いてきた。こうしてバイエルンのディフェンスラインが下がったことによりアーセナルは中盤で余裕を持ってボールを持てるようになり、攻撃にリズムが生まれた。
ヴェンゲルは勝負に出る。レジェスをピレスに、フラミニをセスクに代えてよりボール支配率を上げた。そして66分に待望のゴールが生まれる。 A・コールが出したロングパスをアンリが絶妙のトラップで止めて角度のないところから左足でシュート!!!
ハイバリーが揺れた!!! そして勢いにのるアーセナルとさらに守りを固めるバイエルン。
この後何度も攻めるがなかなかゴールが奪えない… あと1歩届かない…
逆に勝利を決め付けたいバイエルンもスキを見てカウンター。完全に攻めに入っているため危ない場面を作るがここもレーマン、センデロス、トゥーレ、ローレンが気合の入ったディフェンスでしのぐ!!
そして終盤に訪れた最大のチャンス。セスクのロングパスをトゥーレが頭で合わせてシュート!逆転か!? と思ったがカーンが必死のセーブ! これにて万事休す。アーセナルはアウェイでの失点が痛く、CL敗退。
<負けたけど…>
バイエルンはやはり強かった。ディフェンスは固いし試合巧者。「狡猾なチーム」という表現がピッタリかもしれない。
アーセナルは負けはしたが意地は見せた。今までのアーセナルは美しく最高のサッカーをするが1度壊れると脆いというチームだった。特にメンタル面でファイトできる選手が少なく、これが大一番での弱さの原因でもあると思う。
しかし、この試合は違った。アーセナルの試合を見るようになって初めて選手の勝利への執念を見たし、ハイバリーのあの熱狂的な雰囲気も初めて見た。2点目に向けてスタジアムと選手が一つになっていた。やっぱりプレミアのスタジアム、ファンは最高。 負けたけど、ますますアーセナルが好きになった1戦だった。
マンU戦のような後味の悪さがなかっただけ、勝たせてあげたかった・・・。
この悔しさをセンデロス、アンリ、ピレス、とくにレジェス!!みんな1年忘れないでもらいたいです。
トラックバックありがとうございます。
すごいいいブログですね!!
ハイバリーラストシーズンの来期こそ悲願を果たして欲しいですね!