<グループB>
○ 韓国 2-0 ギリシャ
得点)イ・ジョンス、パク・チソン
韓国)
パク・チュヨン
ヨム・ギフン イ・チョンヨン
パク・チソン
キ・ソンヨン キム・ジョンウ
イ・ヨンピョ チャ・ドゥリ
イ・ジョンス チョ・ヨンヒョン
ジョン・ソンリョン
ギリシャ)
ゲカス
サマラス ハリステアス
カラグニス カツラニス
ツィオリス
トロシディス セイタリディス
パパドプロス ヴィントラ
ツォルバス
韓国が前評判通りのパフォーマンスを発揮して快勝収めました。
運動量とスピードでギリシャを凌駕していましたね。
現在の韓国には、もはや説明不要のパク・チソンを中心として、イ・チョンヨン(ボルトン)、パク・チュヨン(モナコ)、キ・ソンヨン(セルティック)ら海外で活躍する20代前半の若手が多数います。 先月の親善試合の内容を考えても、今後当面日本は韓国の後塵を拝す歴史を強いられるかもしれません。
ギリシャは2点目を奪われてからは、ゲカスを目掛けたパワープレーで攻勢し、特にセイタリディスのアーリークロスからチャンスを作れるようになりましたが、仕掛けるのが遅かったですね。
この敗戦で、グループ突破の可能性はほぼなくなったと言っていいでしょう。
メンバーの中心はまだまだ2004年のEURO優勝メンバーが多数。 韓国とは逆に、こちらは今後の世代交代に苦労しそうです。
○ アルゼンチン 1-0 ナイジェリア
得点)エインセ
アルゼンチン)
イグアイン
テベス
メッシ
ディ・マリア ベロン
マスチェラーノ
エインセ グティエレス
サムエル デミチェリス
ロメロ
ナイジェリア)
ヤクブ
オビンナ
O・オバシ カイタ
ハルナ エトゥフ
タイウォ オディアー
シットゥ ヨボ
エニェアマ
ナイジェリアは序盤にアルゼンチンをリスペクトしすぎた感があり、結果的にそれが勝敗を分けてしまいました。 引き分けてもおかしくはない内容を演じましたが。
アルゼンチンは一言で言えば、メッシ頼み。
イグアイン、テベス、ミリート、アグエロら世界一厚い選手層を誇るFW陣を始めとして豪華な攻撃陣を擁しますが、メッシがボールを受けてドリブルを仕掛けてから初めて“クリック”される攻撃は、ある種単調であり、相手がもっとトップクラス且つ組織的に守られた時にどうなるかが気になります。
チームの各選手がコメントで否定していますが、このメッシ依存は深刻です。
しかし、それでもどうにかなってしまうかのようなオーラがありますね、今のメッシには。
<グループC>
○ イングランド 1-1 アメリカ
得点)ジェラード / デンプシー
イングランド)
ヘスキー
ルーニー
ミルナー レノン
ジェラード ランパード
A・コール ジョンソン
テリー キング
グリーン
交代)ミルナー → ライト・フィリップス
キング → キャラガー
ヘスキー → クラウチ
アメリカ)
アルティドール ファインドリー
デンプシー ドノバン
ブラッドリー クラーク
ボカネグラ チェルンドロ
オニュー デメリット
ハワード
優勝候補イングランドの唯一の弱点と言われていたGK。
ジェームズ、ロビンソン、カーソンと続く歴史を、グリーンが繰り返してしまいました。
しかし、グリーンのミスを抜きにしても、アメリカが良く攻め、上手く守った試合と総括できるでしょう。
オニューとデメリットのCB2枚は対人に強く、センターのブラッドリーは繋ぎが非常に丁寧でした。
イングランドの中盤でのプレスは悪くなかったと思いますが、そのブラッドリーと、デンプシー、ドノバンらのミスが少なく、彼らがボールを保持することによりイングランドは徐々にラインが下がってしまってペースを掴み損ねました。
イングランドの攻撃は創造性を欠いていました。
ルーニーも怪我明けでまだまだ本調子でないにしても、攻撃の負担が彼にかかる割合が多いだけに、イングランドは攻めのオプションを増やす必要があります。
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