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オマーン戦(H) W杯・アジア3次予選

2008-06-05 | 日本代表

日本 3-0 オマーン


得点) 中澤佑二、大久保嘉人、中村俊輔


HOME)日本

                 玉田圭司
                         大久保嘉人

            松井大輔             中村俊輔

                         長谷部誠
                 遠藤保仁

        長友佑都                      駒野友一
                  闘莉王    中澤佑二


                     楢崎正剛


交代)大久保嘉人 → 香川真司
     玉田圭司 → 巻誠一郎
     長友佑都 → 今野泰幸

 

 

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ホームでアジアの格下の相手と予選を戦う時にポイントとなるのは、
「自陣に引いて守備を堅めてくる相手からいかに先制点を奪うか」
そして、思いがけない失点によるドローという最悪の結果を免れるために、
「いかに素早く追加点を奪うか」
の2つであります。


その意味で、セットプレーから中澤が先制点を挙げてオマーンの“ゲームプラン”を崩し、闘莉王の攻撃参加から大久保が追加点を挙げたところで、この試合は合格だったと思います。
中村俊輔の3点目は、スタジアムに来た観客への“ご褒美”といったところでしたね。

 

 

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この試合は、3点を奪った攻撃よりも、むしろ守備の方が称賛に値しました。
チーム全体としての守備意識が統一されていて、前線から激しいプレッシャーをかけ続けたことで、オマーンの反撃を全く許しませんでした。
特に後半の守備の出来が良く、それが後半の一方的なワンサイドゲームの印象を強めていたのだと思います。


中澤と闘莉王は、日本サッカー史上の中でも最も攻撃力と安定感と高さを兼ね備えたCBコンビでしょう。


岡田監督が今回思い切ったと思うのは、センター下がり目の位置に、鈴木啓太でも今野でもなく、遠藤を起用したことです。
引いて来る相手に対しては、それほどバランスを気にする必要はありませんから、長谷部・遠藤という攻撃的な2人を並べるのは良かったと思います。
遠藤はこれまで、代表では本来よりも上がり目の攻撃的な位置で起用されてガンバ大阪で見せているようなパフォーマンスが出せないでいましたから、ベストポジションに近かった今回は本人もやりやすさを感じたでしょうね。
中盤後方からロングパスを出す姿は、まるでピルロそっくりでした。


中盤の遠藤・長谷部・松井・中村の4人はボールをほとんど失なうことなく、目まぐるしくポジションも変えていました。
特に、この試合の松井の運動量は圧巻でした。 彼の特長であるスピード溢れるドリブルとパスセンスの良さだけでなく、フィジカルの強さと守備意識の高さも披露しました。

 

この試合では、ホームとかアウェイといった問題ではなく、2チームにおける“チームとしての完成度の差”と“個々の能力の差”を感じました。
アウェイでも、環境という外的要因に飲まれることがなければ、全く問題のない試合になるでしょう。 おまけに、相手は累積による出場停止者も抱えます。
そして何より、現在の日本は“ほぼベストメンバー”ですので、ここで差を見せつけなければいけません。

 

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
初めまして (ISSEY)
2008-06-05 14:25:39
いつも更新楽しみにしてます。それにしてオマーンでの試合は暑そうですね~。
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Unknown (ルイ)
2008-06-06 19:10:56
ピルロシステムのような遠藤システムはありですね~!私ピルロ大好きでして笑
ホントに起点になってて、いい試合を観れたと感じるのもボールが動いていたからだと思います。
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Unknown (ピレス)
2008-06-08 17:58:34
>>ISSEYさん
ありがとうございます!
いや~ホントに暑そうでしたね(汗) ユニフォームがすごいことになってましたから。。。


>>ルイさん
高い位置だとどのチームもプレッシャーが厳しいので、遠藤が位置しているぐらいの低いところから精度の高いボールが入ると大きいですね。
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