タイ 0-3 日本
得点) 闘莉王、中澤佑二、中村憲剛
AWAY)日本
玉田圭司
香川真司
松井大輔 中村俊輔
長谷部誠
遠藤保仁
駒野友一 内田篤人
闘莉王 中澤佑二
楢崎正剛
交代)松井大輔 → 矢野貴章
中村俊輔 → 中村憲剛
香川真司 → 今野泰幸
遅まきながら、先週末の「W杯・アジア3次予選」のタイ戦を簡単に。
ホームで強いタイを相手に、セットプレーから2点を奪う理想的な展開で前半を終えた割には、非常に苦しんだように映った試合でした。
劣悪なピッチコンディション、高湿度の気候、相手のラフプレーも重なり、後半はかなり押し込まれました。 また、相手の11番のスピードには何度か慌てさせられました。
それでも、しっかりと無失点で勝利を収めたことが何より重要かと。
今回も、タイ戦のカギはセットプレーでした。
世界基準では体格面で劣る日本が、フィジカルでアドバンテージを握ることができる唯一の相手が、平均身長の低い東南アジア勢です。
中澤はタイとの試合では毎試合得点しています。 闘莉王の先制点に見られたように、ショートコーナーから“ロビング”気味のボールを放り込むのは、背丈の違いを生かす意味で有効でした。
しかし、欲を言えば、流れの中から得点に繋がる可能性を感じるシーンが少なかったのは残念でした。
一番惜しかったのは、開始早々の長谷部のショートでしょう。
また、中村俊輔を休ませたかったところです。
勝利以外は許されない厳しい状況下だったとは言え、タイ相手に中村を無理させなければならなかったのが悲しいところ。
バーレーン戦に向けた岡田監督のコメントを聞くと、
『ベストメンバーを組んで、リベンジをしたい』
というのが本音のようです。
しかし、ホームでバーレーンを相手に、
「中村俊輔がいないから勝てなかった。」
では、話になりません。
中村俊輔が離脱した時のことも考えて、ここは、中村憲剛や今野らの控え選手の実力を信じて、チーム全体の底力をつけることが、指揮官に求められる仕事だと思います。
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