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『キャプティビティ』ラリー・コーエン脚本

2008-04-20 18:57:03 | ラリー・コーエン
キャプティビティー
CAPTIVITY(2007年アメリカ、ロシア)
 監督 ローランド・ジョフィ
 脚本 ラリー・コーエン、ジョセフ・トゥーラ
 原案 ラリー・コーエン
 出演 エリシャ・カスバート、ダニエル・ギリス

 ■ストーリー■
 トップモデルのジェニファーは、ソーホーのバーで飲んでいる最中に意識を失う。ジェニファーは目を覚ますと、暗い密室に閉じ込められたことを知るのだった。ジェニファーを閉じ込めた犯人は、徐々にジェニファーを痛めつけていくのだった。脱出する方法も無い中、同じく、監禁されている青年ゲーリーと出会うのだった。

 ■感想■
 ラリー・コーエン原案、脚本のサスペンス映画。
 脚本はジョセフ・トゥーラと共同脚本になってます。
 『探偵マイク・ハマー俺が掟だ!』(82年)のラリー・コーエンが脚本の作品なんで期待して観ました!ラリー・コーエンは、最近では、電話ボックスを使ったスリラー映画『フォーン・ブース』(82年)の脚本や、ケータイ電話を使ったサスペンス映画『セルラー』(04年)の原案をして、まだまだ大活躍してます!!
 でも、良くスタッフを見たら、なんと監督が『キリング・フィールド』(84年)のローランド・ジョフィ監督でした!!なんで、ローランド・ジョフィ監督がこういったサスペンス映画を撮るの??もう、この監督名を見ただけで、かなり暗~い気分に!!
 
 「なんで、ローランド・ジョフィなの??」
 「なぜ??なぜ??なぜ??」
 
 サスペンス映画が最も似合わない監督の1人!!(そんなエンターテイメントに向いてない監督なんて何百人もいますけどね) 
 案の定、映画が始まってすぐに、全然、映画に入っていけない感じに。
 いかにも「『SAWソウ』(04年)を狙いました!どう??面白いでしょ」みたいな展開に!!
 
 自分的には、あんまり好きな監督でないですけど、それなりのエンターテイメント作品にする『フォーン・ブース』のジョエル・シューマッカーとかにでも監督させれば良かったのに!!ジョエル・シュマッカー監督って、悪い意味で「職人監督」ってイメージが強いんですよね。なんでもかんでも、適当にチョチョイのチョイって感じで作ってる印象なんですよね。なんの色も無い作品を、ただ「完成させました!」って感じを受けちゃうんですよね。
 でも、脚本が、ラリー・コーエンでシッカリしてるんだから、そんな特長の無いジョエル・シュマッカーが監督でピッタリでしょ!!

 あと、監督候補としては、かつては、なんでもかんでも破壊していた超大作の監督でしたけど、最近では『マインドハンター』(04年)で、小規模なサスペンス映画も、ちゃんと撮れることを証明したレニー・ハーリン監督とかも良いかも??エンターテイメント作品は、お手の物でしょ!!
 
 あと、『ファイナル・デスティネーション』(01年)、『ザ・ワン』(01年)のジェームズ・ウォン監督とか、こういったエンターテイメント作品を撮るのにちょうど良い監督かも??
 
 ちょっと思いつくだけでも、ちゃんと映画を撮れる監督はうるのに!!なのに、“なぜ??”“なぜ??”“なぜローランド・ジョフィ監督なの??”

 とにかく、ランニングタイム86分が180分にも感じる演出!!ローランド・ジョフィ監督には、2度とエンターテイメント作品を監督しないで欲しいです!!もう観てて、不快な感じで延々と続いてつらかったです!!
 ローランド・ジョフィ監督には、観てて眠くなるような文化的な作品を撮ってて欲しいです。最近は、ラリー・コーエンもあんまり脚本を書いていないので、せっかく書いた脚本をこんな監督に撮らせるなんて、ちょっとショックです!!まぁ、今作の場合、監禁物なんでエンターテイメントにするにはけっこう大変なんでしょうけどね!それにしても今作は、平凡すぎです!!ところで、今作ってTSUTAYAさんでは別バージョンをレンタルしてるんですよね!!どんなラストなんでしょうか??気になっちゃいます。自分的には、DVDのこのラスト好きですけどね!!いかにもヒネリがあって、ハッピーエンディング版より面白いです!!55点
キャプティビティ (特別編)

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