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『NOTHINGナッシング』ナッシング!

2006-04-07 00:36:07 | ドラマ
NOTHINGナッシング
NOTHING(2003年カナダ)
 監督 ヴィンチェンゾ・ナタリ
 出演 デビッド・ヒューレット、アンドリュー・ミラー、ゴードン・ピンセント、マリ=ジョゼ・クローズ

 ■ストーリー■
 カナダのトロント、過度の心配性の引きこもり、アンドリューと自己中心的なデイブは社会に馴染めず、2人で一緒に暮していた。デイブはロックスターを目指していたが成功せず、引きこもっていたアンドリューの家に転がりこんできたのだ。2人で生活するうち、デイブは外で働き、アンドリューの家で暮すという事で、お互いに助け合ってきた。だが、ある日、2人は誤解から、会社の横領犯とわいせつ犯と思われ警察につかまりそうになってしまうのだった。2人が「すべて無くなれ!」と思ったとたん家の周りの世界が消えてしまうのだった…。
 
 ■感想■
 『CUBE』(97年)、『カンパニー・マン』(02年)のヴィンチェンゾ・ナタリ監督の描くドラマです。
 原案は、主演のデビッド・ヒューレット。脚本も主演のアンドリュー・ミラーです。アンドリュー・ローリーと共同脚本です。

 「すべて無くなれ!」と思ったとたんに、自分の周りの世界が消えてしまったら、どうなるのか!という設定のドラマです!
 「うわ~、なんか面白そう!」ってなるでしょう!だって『CUBE』のヴィンチェンゾ・ナタリ監督の作品だし!
 
 でも、でも、でも、それだけでした…。フジTVのタモリがホストのアンソロジー「世にも奇妙な物語」の1編みたいな話でした!
 ヴィンチェンゾ・ナタリ監督なんで、サスペンス調のドラマなのかな??なんて勝手に思っちゃいました。

 その不思議な事件が解決することもなく、真相も「エ、そんなのアリ??それだけ??ホントにそれだけなの??」って感じです。

 それでも面白ければ良いんですけど、その設定以外、何もおかしいところとか不思議なコトがないんで、ちょっと残念!!ストーリーを膨らませようという気がないんでしょうネ。
 ランニングタイム89分ですけど、それでも長いです!!あと25分くらいカットして!!65分くらいなら、まだ見れたかも…

 でも、まだ、全体的なノリが、コメディ調なんで見れましたけど、最後まで見るのは、少し苦痛でしたyo。「だから、何なんだ!!」って感じです。
 まぁ、今作のような、こういう事件が起きない系のドラマは苦手です!ま、実際には家の周りの世界が消えてなくなってしまった!っていう事件は起きてるんですけど。その問題提起だけで、あとは、主演の2人のケンかを延々と見せられてるだけなんだもんネ。0点
コメント (2)
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