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『イン・トゥ・ザ・サン』セガールinTOKYO

2006-04-02 05:18:50 | アクション
イン・トゥ・ザ・サン
IN TO THE SUN(2005年アメリカ)
 監督 ミンク
 出演 スティーブン・セガール、大沢 たかお、ウィリアム・アサートン、伊武 雅刀、豊原 功補

 ■ストーリー■
 国際都市東京、不法滞在外国一掃運動を展開しようとしていた都知事が暗殺された。大規模なテロと関係あるとみたFBIは、日本に詳しいCIA局員トラビスと協力して事件の捜査にあたるのだった。トラビスはFBIの捜査官ショーンとの捜査の結果、捜査線上に黒田という男が浮かび上がってくるのだった。

 ■感想■
 スティーブン・セガールが日本を舞台に暴れ回るアクション映画です。
 今回、セガールが原案、製作総指揮、脚本とワンマンぶりを発揮してます!!共同脚本は『ICHIGEKI一撃』(04年)のトレバー・ハワード。
 セガールのワンマンぶりはキャラクターにも発揮で、今回はラブシーンまであります。まぁ、画面上ではキスまでですけどネ。
 
 いくらセガール主演のB級アクション映画とはいえ、日本国内でFBIとCIAが捜査権を振りかざして、我が物顔で捜査に関わるのは「かなり変だよ!セガール映画」です。“ここはアメリカじゃないんですからッ!!”
 
 中国の結社と日本のヤクザが組んでいることを知ったセガールが、上司に電話して「俺に任せてくれ」みたいなこと言い出しますけど、危なっかしくて任せられないでしょう。セガールに任せたら戦場になっちゃうヨ。
 って、今回は、敵の大沢たかおもかなり凶暴なんで、セガールが暴れる前に十分戦場みたいになっちゃいますけどね。イヤ、イヤ、セガールの映画の敵っていつも凶暴か!!
 
 ところで、ヒロインのナヤコが勤める店って何??タレントのコロッケがステージでモノマネしてるし、客席の後ろの水槽の向う側じゃセミヌードの人魚が泳いでるし!コロッケのステージはOKですけど、セミヌードの人魚って何??エロ系の店じゃ無いんだろうに!

 あとは、敵のアジトの1つが築地の魚市場のド真ん中にあったりします。ウソじゃないです!ホントに市場のまっただ中にあります!アメリカ人が考える日本!って感じです。
 
 別に、築地からタクシーに乗って一瞬で、新宿に行っても、それはロケ地の設定の問題なんで全然OKですけどネ。まぁ、そういう地理的なコトは映画の中の東京ってことで許しちゃいますけどネ。

 でも、セガールって日本に住んでたこともあるのに、
 なんで、こんな変な日本を描いちゃうのかなぁ??
 メチャクチャおかしいってんじゃなくて、ほんのちょっとおかしいって感じなんだけど。ちょっとオカシイから逆に目立っちゃうのかも…。

 まぁ、香港映画以上に“突っ込み無用”のセガール作品だから、「ま、良いか!」
 というより、「セガールが見た日本」ってこんな国なのかもネ!
 それにしても、日本って怖い国です。次から次へと怖いお兄さんたちが出て来るんだもんね。
 それに、みんな、拳銃撃ったり、日本刀振り回したり、手裏剣投げたり、怖い!怖い!

 でも、今作の1番の見せ場は聞き取りにくいセガールの日本語です!なんか怒鳴ってたりするんだけど、今1、“かつ舌”が悪くて聞き取りにくいんですけど…。
 でも、巻き戻す気もしなかったんでそのまま、観続けちゃいました!!母国語じゃないんで、しょうがないですけど。でも、別にムリして日本語しゃべらなくていいのに!!どうせ、セガールが、しゃべりたがったんだろうけど!
 
 でも、拳銃が流通してない日本を舞台にすることで、セガールが、お得意の合気道やら、剣の戦いが自然で見れて良いかも。って、みんな、けっこう拳銃撃ちまくってますけど!
 まぁ、セガールファンは観て下さい。言われなくても、みんな観るだろうけど…。

 ところで、今作って、ロバート・ミッチャム、高倉健主演、シドニー・ポラック監督の『ザ・ヤクザ』(74年)のリメイクなんですか??一時、リメイクする話もありましたけど、その企画が流れてセガールが出演して今作になったんですかネ??
 雰囲気が、なんとなく似てません??ストーリーはかなり違いますけど。同じなのは、日本に来たアメリカ人が、ヤクザと戦うっていうところだけですけどネ。
 
 それとも、『ザ・ヤクザ』リメイクの企画って、まだ生きてるんですかネ。アクション映画としては、余り盛り上がらなかった『ザ・ヤクザ』よりかは、自分的には、B級アクション全開の今作の方がダンゼン好きですけどネ!60点
コメント (2)
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