『キスキス、バンバン』KISS KISS BANG BANG(2005年アメリカ)
監督 シェーン・ブラック
出演 ロバート・ダウニーjr、ヴァル・キルマー、ミッシェル・モナハン
■ストーリー■
ケチなコソ泥のハリーは盗みに失敗し、警察に追われ、ハリウッドの映画のオーディション会場に逃げ込むのだった。しかし、アクション映画のオーディションだったことから合格してしまうのだった。ハリーは探偵役の役作りのため、ハリウッドで顔のきく本物の探偵“ゲイ”ペリーと組んで仕事をすることになるのだった。
そんな時、ハリーは幼なじみで女優のハーモニーと出会うのだった。しかし、探偵の仕事である女性を尾行するはずが、その女性が殺されたことから事件に巻き込まれていくのだった。
■感想■
シェーン・ブラック脚本、監督のアクションコメディです。主演はロバート・ダウニー.jrとヴァル・キルマー。
シェーン・ブラックといえば、『リーサル・ウェポン』(87年)の脚本でデビューしたあと、続篇『リーサル・ウェポン2炎の約束』(89年)の原案、『ラスト・ボーイスカウト』(91年)の脚本、製作総指揮、『ラスト・アクション・ヒーロー』(93年)の脚本(デビッド・アーノットと共同脚本)、『ロング・キス・グッドナイト』(96年)の製作、脚本と、超ハードなアクション映画一筋で脚本を書いてる脚本家ですもんネ!
シェーン・ブラックは、@KOBAが最も好きな脚本家の1人です!!
アクションコメディって意味では、お笑いの要素的には『ラスト・アクション・ヒーロー』の方が、自分的には好きなんですけどネ。
今回は、シェーン・ブラックが大好きな探偵小説へのオマージュのようなストーリーになってます!そして、ところどころに入る章のタイトルも探偵小説そのもののタイトルつけられてます!本当に好きなのネ、探偵小説!
今作は、映画としては、普通のアクションコメディです。超ハードなアクション+コメディを想像してたんで、ちょっと肩透かしをくらった感じですけど、普通に面白いです。でも、シェーン・ブラックの作品と思うと、点数は少し辛目になりますけどネ。
今作を見るまで気がつかなかったんですけど、シェーン・ブラックのアクションムービーには、ある共通点がありました。
ティーン向けホラー『ドラキュリアン』(87年)には当てはまらないですけどネ。だから絶対の共通点でもないんですけど。
それは、“バディムービー”ってことです!
■『リーサル・ウェポン』、『リーサル・ウェポン2炎の約束』ではリーサルウェポンと呼ばれる暴力的な刑事メル・ギブソンと家族思いの退職間際の刑事ダニー・グローバーのコンビ。
■『ラスト・ボーイスカウト』では、私立探偵のブルース・ウィリスと元アメフト選手のディモン・ウェイアンズのコンビ。
■『ラスト・アクション・ヒーロー』では、映画の中のスーパーヒーローのシュワルツェネッガーと映画好きな少年のコンビ。
■『ロング・キス・グッドナイト』では凄腕エージェントのチャーリーのジーナ・デイビスと私立探偵のサミュエル・L・ジャクソンのコンビ。
と、今までのアクションムービーのすべてがバディ物なんですよネ!まぁ、大した発見じゃないですけどネ。
アクション映画ファンは、もっとみんな早く気がついてたかもしれませんけど、自分は初めて気がつきました!!。
ということで、今作『キスキス、バンバン』も、当然のように“バディムービー”なのです!
マジックが趣味のケチなこそ泥ロバート・ダウニーjrとLAのゲイの探偵ヴァル・キルマーのコンビです!
シェーン・ブラックの今までの作品同様、最初はウマクいってなかったコンビが事件に巻き込まれていくうちに、お互いに友情を感じていくような感じです!ココまで同じようなスタイルにこだわるなんて、何かバディ物の探偵小説にでも影響受けてるんですかネ??
今作では、今までのシェーン・ブラックの作品の大きなポイントになっている暴力描写がナリをひそめ、コメディ調なミステリーなストーリーが展開していきます。ミステリーとしても、それなりにちゃんとしたトリックが用意されてます。
でも、まぁ、ストーリーのメインは、ロバート・ダウニーjrとミッシェル・モナハンとの恋愛とかがメインなんですけどネ。
でも、アクション派のシェーン・ブラック、クライマックスの銃撃戦はさすがです!!素晴らしいです!
でも、今作の本当の面白いところは、名前もないような登場人物たちの暴力描写です。冒頭、まるっきり関係ない女性が拳銃ぶっ放すシーンや、公園で店を出してる飲食店のオヤジとか、アメリカは銃社会ですからネ!犯罪者も気をつけないと、命がけです!
あとは、指を使ったシーンとかも笑いを誘います!最初、マジック好きなロバート・ダウニーjrだからふざけてるのかな??とか思ったら、あの展開ですもんね!ブラックすぎて、ゲラゲラは笑えませんでした!
何も考えずに見る映画としては十分面白いですけど、シェーン・ブラックの作品として考えたら普通のデキということで、今回は点数は辛目につけちゃいます!70点
監督 シェーン・ブラック
出演 ロバート・ダウニーjr、ヴァル・キルマー、ミッシェル・モナハン
■ストーリー■
ケチなコソ泥のハリーは盗みに失敗し、警察に追われ、ハリウッドの映画のオーディション会場に逃げ込むのだった。しかし、アクション映画のオーディションだったことから合格してしまうのだった。ハリーは探偵役の役作りのため、ハリウッドで顔のきく本物の探偵“ゲイ”ペリーと組んで仕事をすることになるのだった。
そんな時、ハリーは幼なじみで女優のハーモニーと出会うのだった。しかし、探偵の仕事である女性を尾行するはずが、その女性が殺されたことから事件に巻き込まれていくのだった。
■感想■
シェーン・ブラック脚本、監督のアクションコメディです。主演はロバート・ダウニー.jrとヴァル・キルマー。
シェーン・ブラックといえば、『リーサル・ウェポン』(87年)の脚本でデビューしたあと、続篇『リーサル・ウェポン2炎の約束』(89年)の原案、『ラスト・ボーイスカウト』(91年)の脚本、製作総指揮、『ラスト・アクション・ヒーロー』(93年)の脚本(デビッド・アーノットと共同脚本)、『ロング・キス・グッドナイト』(96年)の製作、脚本と、超ハードなアクション映画一筋で脚本を書いてる脚本家ですもんネ!
シェーン・ブラックは、@KOBAが最も好きな脚本家の1人です!!
アクションコメディって意味では、お笑いの要素的には『ラスト・アクション・ヒーロー』の方が、自分的には好きなんですけどネ。
今回は、シェーン・ブラックが大好きな探偵小説へのオマージュのようなストーリーになってます!そして、ところどころに入る章のタイトルも探偵小説そのもののタイトルつけられてます!本当に好きなのネ、探偵小説!
今作は、映画としては、普通のアクションコメディです。超ハードなアクション+コメディを想像してたんで、ちょっと肩透かしをくらった感じですけど、普通に面白いです。でも、シェーン・ブラックの作品と思うと、点数は少し辛目になりますけどネ。
今作を見るまで気がつかなかったんですけど、シェーン・ブラックのアクションムービーには、ある共通点がありました。
ティーン向けホラー『ドラキュリアン』(87年)には当てはまらないですけどネ。だから絶対の共通点でもないんですけど。
それは、“バディムービー”ってことです!
■『リーサル・ウェポン』、『リーサル・ウェポン2炎の約束』ではリーサルウェポンと呼ばれる暴力的な刑事メル・ギブソンと家族思いの退職間際の刑事ダニー・グローバーのコンビ。
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■『ラスト・ボーイスカウト』では、私立探偵のブルース・ウィリスと元アメフト選手のディモン・ウェイアンズのコンビ。
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■『ラスト・アクション・ヒーロー』では、映画の中のスーパーヒーローのシュワルツェネッガーと映画好きな少年のコンビ。
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■『ロング・キス・グッドナイト』では凄腕エージェントのチャーリーのジーナ・デイビスと私立探偵のサミュエル・L・ジャクソンのコンビ。
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と、今までのアクションムービーのすべてがバディ物なんですよネ!まぁ、大した発見じゃないですけどネ。
アクション映画ファンは、もっとみんな早く気がついてたかもしれませんけど、自分は初めて気がつきました!!。
ということで、今作『キスキス、バンバン』も、当然のように“バディムービー”なのです!
マジックが趣味のケチなこそ泥ロバート・ダウニーjrとLAのゲイの探偵ヴァル・キルマーのコンビです!
シェーン・ブラックの今までの作品同様、最初はウマクいってなかったコンビが事件に巻き込まれていくうちに、お互いに友情を感じていくような感じです!ココまで同じようなスタイルにこだわるなんて、何かバディ物の探偵小説にでも影響受けてるんですかネ??
今作では、今までのシェーン・ブラックの作品の大きなポイントになっている暴力描写がナリをひそめ、コメディ調なミステリーなストーリーが展開していきます。ミステリーとしても、それなりにちゃんとしたトリックが用意されてます。
でも、まぁ、ストーリーのメインは、ロバート・ダウニーjrとミッシェル・モナハンとの恋愛とかがメインなんですけどネ。
でも、アクション派のシェーン・ブラック、クライマックスの銃撃戦はさすがです!!素晴らしいです!
でも、今作の本当の面白いところは、名前もないような登場人物たちの暴力描写です。冒頭、まるっきり関係ない女性が拳銃ぶっ放すシーンや、公園で店を出してる飲食店のオヤジとか、アメリカは銃社会ですからネ!犯罪者も気をつけないと、命がけです!
あとは、指を使ったシーンとかも笑いを誘います!最初、マジック好きなロバート・ダウニーjrだからふざけてるのかな??とか思ったら、あの展開ですもんね!ブラックすぎて、ゲラゲラは笑えませんでした!
何も考えずに見る映画としては十分面白いですけど、シェーン・ブラックの作品として考えたら普通のデキということで、今回は点数は辛目につけちゃいます!70点
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