「中小企業退職金共済は手数料がない」、つまり外枠での手数料がない制度です。
一方、企業型DC(確定拠出年金)やDB(確定給付企業年金)は手数料があります。
手数料のない中退共と手数料のあるDCやDBでは、退職金制度に必要なコストは、
中退共の方が当然少ないでしょうか
企業型DCには総合型という仕組みがあり、DBには簡易型があります。この二つは、
手数料が通常のDCやDBより少なく設定されています。
この総合型DCや簡易型DBと比較すると、必ずしも中退共のコストが少ないという
ことはないと思います。
ご存知のように、中退共の現行利回りは、1%です。
総合型DCや簡易型DBを使う場合、DCの想定利回りやDBの予定利率を2%とすると、
掛金だけの比較では、1%の中退共より2%のDCやDBのほうが、2割少ない掛金で
済む計算となります。
一般的に利回りが1%違うと、掛金コストは、2割少なくなります。
仮に、中退共の掛金が毎月1万円とすると、DCやDBの掛金は8千円です。毎月の
コストの差額は2千円ですので、1年間で2万4千円が浮くことになります。
総合型DCや簡易型DBの年間手数料が従業員1人当たり、年間2万4千円以内なら、
中退共よりトータルコストが少なくなります
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