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従業員退職金、役員退職慰労金の準備と保険商品②

2008-08-07 10:05:15 | 保険商品

中小企業では、創業社長に退職慰労金を支払ったために赤字に転落した、
従業員退職金を養老保険で準備していたが資金繰りに困り使ってしまい、
従業員の退職金が払えない、といったことをよく耳にします。

保険会社の営業トークで、「確定拠出年金や中退共では、従業員に直接
お金がいってしまいますよ。」というのがあります。
いいんです。従業員に払わなければいけないお金が支払われるだけです
から!
従業員の退職金の積み立てを保険商品で行うと、利益の繰り延べ、内部
留保ができますというのも、保険の営業トークです。
利益の繰り延べや内部留保のために保険商品を使うのは、役員退職慰労
金で行うのが筋だと思います。

従業員退職金を確定拠出年金制度とするのと、保険商品で準備するのを
比べてみると、確定拠出年金で準備する方が、コストが掛かりません。
中小企業向きの確定拠出年金・総合型は手数料が大変安く設定されてい
ます。コストが減った分は、役員退職慰労金の原資に回せます。
シミュレーションすると分かります。


6月26日から7月10日まで、5回にわたりお知らせした、「適格退職年金の
移行先の選択に失敗しない、中小企業のための適年移行ハンドブック」
は、適年の移行を検討する場合の注意点をまとめたものですが、退職金
制度を考える上でも、参考になると思います。
A5版、48ページ、500円(税込)で発売中

お申込は
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