厚生年金基金の改正法案「公的年金制度の健全性及び信頼性の確保のための
厚生年金保険法等の一部を改正する法律案」が6月19日に成立、26日に公布
されました。施行は平成26年4月の予定です。
基金に加入している企業やその企業で働く従業員、年金受給者、受給待機者の
皆様は、基金の今後を気にしておられると思います。
金融機関のと対応は迅速か?適切か?
基金の受託状況をどうなっているのでしょうか?
厚生年金基金は、信託銀行と生命保険会社が受託しています。
信託銀行のシェアが大きいです。
受託件数は、信託銀行:433 生命保険会社:127 合計560
資産残高は、信託銀行:265.159億円(構成比91.8%)
生命保険会社:23,732億円(構成比8.2%)
加入員数は、信託銀行:363万人 生命保険会社:63万人
幹事会社ベースで集計したもので、信託協会のホームページから引用しています。
平成25年3月末の数字です。
尚、基金数と加入者数が先々週の数字と違います。
先週の数字は、企業年金連合会の集計(平成24年月末)によるもので、加入員数は、
平成24年3月末の数字を今年6月1日の基金数で修正しています。