庭仕事も一段落し、昨日から蜂追いの諸準備に取り掛かった。
昨日は、山の飼育箱11個のブラシ掛け、黒土入れが終わり、ホッとしている。
で、今日は、朝から雨降り・・・Pensan師匠が遊びに来る事になっていたが、何時まで経っても出掛けて来ない?
何かあったのだろう?
サテアンに入り、「イワチドリ」のオトットキ品の植え替えをし始めた。1鉢終わったところで、「お客さんが・・・」と、上さん・・・
玄関に回って見ると諏訪の金やん、こと、今井会長の弟分:Kさんだった。
免許の更新に来たので、一寸、寄ったと言う…
「マァー、よく来たね・・・、上がりましょう・・・」と・・・
遠来の客が来たのか、我が家の“ヘボ”ちゃんが迎えに出た!!!金やんの周りを何回も何回も旋回し歓迎の挨拶をしていた。
1時間の上ヘボ談義をしたのは言うまでもない。
金やんは、相変わらず歯切れもいいし、元気がいい。蜂仲間、餌、生掘り、蜂アレルギー、生掘り、飛ばしの紙縒りの話等話は弾んだ。
そして、紙縒りを作る極細の糸を持って行かれた。 今年は、別格の蜂追いが出来るでしょう?
午後、また、火山岩の鉢に植え付けを続けた。
そこへ、“ヘボ”ちゃんが何回もご訪問?いいねぇ~~~、いいねぇ~~~
そして、骨箱を水道で洗い出すと、そこへも来た。 この“ヘボ”ちゃん、yに矢鱈と纏わり付く???
?????・・・・・???
「何じゃい」???、コイツ???
その内のズボン、yの股座へ・・・フム~~~ 何だろう? 呼び寄せ誘導フェロモンかな?
洗い立ての骨箱にも矢鱈と興味を示し、狂ったようにジャレ付き回る?
?????
そこは、感と観察力の鋭い老い耄れ爺、あるヒントを得た!!!!!
長くなるので、この話は、明日にしよう!!! 「ニホンミツバチ」の金稜辺と相通じる所がある?
連載物に切り替えよう!
5. スーパープルームが巨大油田を・・・
よく、鉱物資源(金属、石油やガス)は、隕石の衝突で・・・と言う話しを耳にする・・・地球の岩盤に分散している鉱物資源が、隕石の衝突によって析出するというのだ・・・
写真は、アメリカ・アリゾナ州の砂漠に隕石が衝突して出来たクレーターである。ここからNiやWが出ると言う予測で買い取った鉄鋼王がいた。20年近くも掘り捲ったが、滔々、出て来なかった。クレーターは20Kmと馬鹿デカかったが、衝突した隕石は僅か1m前後サイズの為だったらしい・・・
こういう話はゴチャマンとある。石油・天然ガスの生成については昔から諸説あったが、最近では、『石油・ガス根源岩(こんげんがん)』から作られているというのが定説になった。
『石油根源岩』というのは、高分子有機物で、主に植物プランクトンの死骸(しがい)が酸化を免れ、堆積して出来た岩石だそうだ・・・それが地殻に埋没し、熱や圧力の影響で石油や天然ガスとなり、さらに、貯留岩(ちょりゅうがん)に移動し、溜まったものが油田やガス田と、言う訳だ・・・
根源岩が、大量に存在する為には、植物プランクトンが大量に発生した事、その死骸が酸化を受けない環境にあった事が条件になる。根源岩は、ある特定の時代に大量に形成されており、これがスーパープルームの活動時期と因果関係があるらしい・・・
地球の磁場は一定ではなく、略、100万年に数回、N極とS極が逆転している。
所が、0.83~1.12億年前、3000万年もの長期に亘って磁場が、全く、変化しない特異な時期があった。既に述べたように、磁場が安定しているという事は、外殻内対流が強く、スーパープルームが活発化していた証拠である。スーパープルームが活発化すれば、火山活動のため地下から大量の炭酸ガス(CO2)が供給され、温室効果により気温が上がり、海面が上昇、今まで陸地だった平野部が水没し、浅海域(せんかいいき)が拡大する。また、CO2と共にプランクトンの繁殖に必要な硫黄(S)、窒素(N)、りん(P)等の栄養素も地下から供給される。その結果、浅海域で珪藻類(けいそうるい)等の植物プランクトンが大量に発生し、その死骸を分解する為に酸素(O)が消費される。また、温暖化により高緯度からO2を多く含んだ海流(底層水)が弱まる事も手伝い無酸素水域が広がると、プランクトンの死骸が酸化されず、大量に堆積し、根源岩が形成されていく・・・
現在の世界の石油生産の大部分(60㌫)は、この時代の堆積物から出来たもので、この根源岩が世界中に分布している。また、恐竜が活躍した1.6億年前にも約1000万年磁場が安定した時期があり、この時代の地層からも根源岩の分布が見られる。このようにスーパープルームが活発化した時期と石油根源岩の生成はピタリ一致しているのである。