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都市計画審議会

午前中、都市計画審議会があり出席しました。
例年今頃開催し、生産緑地の変更などが議案としてあがってきます。

生産緑地地区は、市街化区域にある農地の緑地機能を活かし、計画的に保全することによって、公害や災害の防止に役立てるとともに良好な都市環境を形成しようとする都市計画上の制度です。
また、生産緑地に指定されると税制面での優遇措置があります。

(詳しくは尼崎市の説明がわかりやすかったです。
http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/web/contents/info/city/city03/tokei/cp/sr_main.htm )

さて、吹田市にも生産緑地はありますが、年々営農者の死亡などによって指定が解除され、その後、建物が建ってしまう状況になっています。
今回も生産緑地指定がなくなる地域があり、とくに春日地区などこれまで農地としてあったので希少植物種が残っていたところまで、今後はたとえばマンションとかに変わっていくのです。

生産緑地で営農されていた人が死亡あるいは故障(営農できなくなるぐらいの病気や怪我)によって生産緑地指定を解除する場合は、まず市に買取申し出があり、市が買い取る意思を示さないものについて民間ベースでの売買へと進んでいきます。
今の市の財政状況ではぜひとも必要としている場所であるときは別として、ほとんど買い取ることはありません。

審議会の中では、そういう場所についてはたとえば市民がお金を出し合ったり、市が市債を発行して買取りその市債を市民や団体が買う、あるいは市民や団体にレンタルするようなことができないのか、という提案がありました。

緑地は一度失ってしまえば再生するのはほとんど無理です。生産緑地保全を行政による買取申出制度だけで担っていくのは無理です。今後は市民や緑地保全を考えてくれる団体を含めて、みんなで保全する方法を考えていかなければならないと思います。
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議会基本条例

12月議会に議員提案でだされた(仮)吹田市議会基本条例について、審議するための特別審査委員会が結成され、21日午前中に審議がありました。

まず、議会や議員に関することについて審議する特別委員会なので、一人会派も含めて各会派から最低1人は委員として参加するべきだと議会運営委員会委員長や議長にも要望を出しましたが、これまでの特別委員会と同様の委員選出しかできないといわれ、一人会派の私は委員に入れませんでした。
それで、しかたなく傍聴することにしました。

傍聴していると、条例案についての議論というよりも、なぜこの条例案を3人の議員提案で行ったのか?もっと議会運営委員会で話し合って、議論して、議会全体として提案すべきではなかったのか?
とか、
地方自治法の改正によって、吹田市議会の場合であれば36人の議員中3人以上の議員がまとまって提案すれば議案として審議できるようになった。このことを悪いということではないが、こんなふうに3人で提案され、その審議に時間をとるようになれば、悪意で議会を混乱させようとして3人の議員でいくつも同時に議案提案されるとなれば大問題だ。
とか、
いろいろ間口での議論がでてきました。

これらの議論は想定範囲内でしたが、もう少し中身についての議論を傍聴したかったなと思うのが本音です。

次回は2月2日午前10時から開くそうです。また傍聴したいと思いますし、市民の皆さんも傍聴できますので、ぜひ傍聴にお越しください。
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市政報告会

午後から市政報告会をしました。
といっても、市財政に関して教えてほしいという方が来られましたので、主に財政に関するお話となりました。

先日の決算審査の資料とかもお見せしましたが、一般の会社の会計と行政の会計とは違う点も多く、まず、なぜ前年度の決算が秋にしか出てこないのか?というところに大きな疑問をお持ちでした。
3月末で年度末となるけれど、決算を完全に締めるのは5月末で、その後会計監査が行われ・・・というような説明をしましたが、自治体によっては吹田市よりももう少し早い時期に決算審査を行っているところもあります。
やはり決算審査の結果・成果を次年度の予算に生かすためにはできるだけ早期に審査する必要があるのではないかと思います。

でも、こんなふうに行政の会計をもっと知ろう、調べようと思ってくれる市民が増えていくのはとてもうれしいことだと思いました。
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建設常任委員会

19日は建設常任委員会。
議案としては、吹田市水道条例を改正するものと、江坂公園地下自転車駐車場に自動二輪のブースを増やすための補正予算、そして新芦屋下地域への下水道工事を早期に進めてほしいという請願について、の3つでした。

一つ目の水道条例は、大阪府内でも料金の安いほうの吹田市がさらに実質値下げを行うというもので、これまで基本料金が10立方メートルで770円となっていたものを、今度6立方メートルで650円、10立方メートルまで1立方メートル増えるごとに30円プラスという少量使用者にとって値下げになるものです。また大量使用者についても実質値下げとなる料金体系に変更する議案でした。

さらに、これまで水道部が直営で行っていた漏水工事について住宅内の工事は今後は民間事業者にしてもらうように変更になりました。
これまでも水道部の直営工事と言っても、漏水を止めるだけの工事でしかなく、たとえば壁面を壊して中の水道給水管を修理あるいは交換したとしても、その壁面を直す工事は民間事業者とかに頼まなければならなかったということと、マンションなどの場合は、そう勝手に壁面を壊すわけにもいきませんので、水道部直営工事を頼むことはできなかったそうです。
また、最近の給水装置が種々雑多になってきて、水道部では対応しきれないことも多くなってきたこともあるようです。

江坂駐輪場については、自転車から自動二輪に変更するために泡消火設備を設置するための費用1050万円です。

新芦屋下については、この地域の道が民間会社所有になっていて、その道に下水道を通すことができないため、下水道の整備が出来ない状況になっているのがここ何年も続いているそうです。市も相手方に交渉をしているようですが、「うん」と言わない状況で、市民が早く下水道を敷設してほしいと請願してきました。
交渉状況を尋ねるとなかなか実現が難しいとのことですが、私としては市民請願は十分理解できるし、市としても出来る限りの努力をもっともっと続けてほしいので、採択することに賛成しました。
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個人質問最終日

吹田市議会は一般質問(議案になっていること以外のことも質問できる)が年4回開かれる議会ごとにできます。会派の代表者が質問する代表質問(会派人数によって35分+@5分×会派人数で計算し、最大60分までできます)が2日間にわたって行われ(つまり1日あたり3会派ずつ)、その後の2日間は個人質問といって、代表質問をした議員以外の議員のうち希望する議員が行い、その時間の合計は20分から会派人数によって割り当てられた合計時間までできます)
今回は、個人質問を私のような一人会派も含めて18人が希望しました。私は一人会派なので最小時間の20分間質問し、7番目だったので個人質問1日目に質問をしました。

と前置きが長くなりましたが、つまり今日は、個人質問9番目から18番目の人が質問を行いました。
あんまり人の質問をどうこう言うのは「じゃあ、自分の質問は完璧か?」って突っ込まれそうなので、あまり言えませんが。
それでも、質問はあくまで質問であって、質問をするための前置きとして吹田市の現状や、他自治体の状況、学問上の見解、議員自身の見解、提案をご披露するのはいいとしても、それがあまりに長すぎて、いったい何を聞きたいの?いったい吹田市のどこが問題でそれをどうしたらいいと思っているの?ということが、私の頭では良くわからないことがありました。

そういう時はいつも以上に眠くなります。(脳の働きが限界以上に達して、もう働かなくなるのでしょうね)議員席の横や斜め後ろをそれとなく見てみると、いつもはほかの議員さんが目をつぶったり、ほんとに眠っていたりしていても、絶対に目もつぶらない議員さんまでもが、目をつぶっていました。(さすがに眠ってはいませんでしたけど)

で、話を元に戻して。

でも理事者は答弁をしています。
いったい何を尋ねていたのか私にはポイントがよくわからなかったけれど、答えているということはその理事者はちゃんとわかっているんだな。
っと思ったので、後で答えた答弁者に質問の概要、ポイントを尋ねてみようっと思いました。

**あ~あ、こんなこと書くと、きっといろいろ言われるんだろうなぁ~って思うけど、まあ、あくまでも私個人の感想であり、捕らえ方なので、お気を悪くしたらごめんなさい。私が至らないということです。ごめん
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きりんさん

夜、第一噴水を通ると、偶然、ブラウザさんが居て、とある男性と立ち話しています。「どなたなのかなぁ~」と思って声をかけると、「きりんさんですよ」とのこと。

ブラウザさんのブログに時折コメントを寄せているきりんさんでした。

「なぜ、きりんさんって言うのですか?」といつも不思議に思っていたことを(いつもながらずけずけと尋ねると)
「名前の上二文字をとって『りん』という言葉をつけたけれど、それではかわいくなるので、上一文字の『き』と『りん』で『きりん』です」ですって。

ただこれだけのたわいのないおしゃべりでした。チャンチャン
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公民館大掃除

日曜日の朝から千二公民館の大掃除に行ってきました。館長、事務員、企画運営委員だけではなく、日ごろ公民館を使っているグループの人や、地区福祉委員さん、高齢者クラブの人など、大勢で掃除をするので、あっという間に隅々まできれいになりました。

掃除の後は、昨日から有志の人で作ってくださっていたおぜんざいをいただき、お腹一杯、あたたかくなりました。(ごちそうさま)

お昼ごはんのお弁当を企画運営委員、館長と一緒に食べて、その後、月例の運営委員会を開き、来年1月の講座予定の確認、2月3月の講座企画について話し合いました。
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市民自治

今日、ドーンセンターで開かれた住基ネット差し止め訴訟・関西(私も入っています)主催の冬の講演会『上原公子さん(国立市長)講演会』に行ってきました。

<やろうと思えばできる>
国立市は国内の自治体の中で今現在、住基ネットと接続していない3自治体のうちのひとつです。(あとの二つは、矢祭町と杉並区)とくに国立市の場合は一度1999年8月に接続した後、同年12月26日に切断しました。一度接続してしまったら、なかなか切断できないといわれていますが、「やろうと思えばできる」ということを実践しています。

<市民自治の復権>
さて、上原さんの講演の中で何度も触れられたのは、「地方自治の本旨」「市民自治」という言葉でした。また、市長選に出たときのアピールは「市民自治の復権」だったそうです。徹底して「市民自治とは何か」「民主主義とは何か」ということを問い直さなければならないとのことでした。

<市民参画は最後まで>
私も今、一人会派でがんばっており、会派名を「すいた市民自治」としています。これは、市民が主体であることを忘れることなく、行政がするべきことは、市民がするべきことは、ということを考え、実践していきたいと思ったからです。
上原さんもおっしゃっていました。「市民参画は運営も市民が担っていくことであり、その参画の仕方、運営の担い方を常に考えている」とのことです。
たとえば、市民参加条例を作るときには、市民が自ら条例案を作ることを目標とし、そのために市民自治ゼミナールを開催して市民が学習し、視察に行くなどして市民自らが条例文案を考えたそうです。(ただし、これだけ市民とともにやってきても、条例案は議会ですげなく否決されてしまったと残念がっていました)

<高度な公共の福祉とは>
また、昨日、参院の委員会で可決された教育基本法の改正の中で特に重要なのは「公共の精神を尊び」という言葉だとのことでした。つまり、日本は敗戦国となり、これからは基本的人権を尊重する国になろうとしてきた。けれど、小泉首相が「高度な公共の福祉のためには基本的人権は侵害されることもある」という言葉が象徴しているように、今の政府がいうところの「高度な公共の福祉」とはおそらく「戦争」のことを意味し、戦争になれば国民の基本的人権は侵害されることもあるということである。とのことでした。

あわせて、そういう場合になったとき、政府は戦争にいける人を大事にし、戦争にいけない人、たとえば高齢者や障害者は軽んじられるだろうともおっしゃっていました。

<ペナルティよりも住民>
最後に「住基ネットを切断して国(政府)からペナルティはないですか?」との質問に対して、「表立ってはっきりしたペナルティはないけれど、どうも特別交付税額が最近の国の財政状況を反映して軒並み減ってきているが、その減り方が都内の他の自治体よりもさらに大きいようだ」と答えました。
そして、「たとえペナルティがあろうとも、住民を守るほうが大事」とはっきりと言われました。

上原さんは思ったよりも小柄な女性でしたが、心なしかずっと大きく見えたのは、その思いの大きさのゆえんだと思います。

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写真撮影

今日の議会のお昼休みに、議会談話室で写真撮影をしました。
何の写真かというと、来年4月の市議選に立候補を予定している議員や新人候補さん、元議員さんの写真を新聞社が撮って、告示日に発行する新聞記事に使うからです。

私が8年ほど前にはじめて立候補したときは(1月になっていたと思います)広報課の部屋で撮ってもらったのを覚えています。
4年前のときは、今日と同じように談話室で撮影しましたが、そのときは元議員さんや新人さんは来ていなかったように思います。

写真撮影時には本人確認のために名前が書かれたA4サイズの紙の端を両手でつまみ、胸の前に持って撮ってもらいます。その様子が、容疑者Aみたいでとっても嫌なんですけど、みんなそうするし、嫌だと言ってもしかたがないので、我慢しています。

また同時に個人データを提出するのですが、前回までは最終学歴を書き込むだけでよかったのですが、今回は個人情報保護法の関係で、学校に問い合わせても教えてもらえないことがあるので、「卒業証書の写しあるいはそのものを持ってきて見せてください」と聴いていましたが、「前にも知らせてあるのだからいいよね」と勝手に判断して持っていきませんでした。
でもやっぱり見せてくださいとのことで、今度26日に持参することになりました。

それにしても大学の卒業証書どこに置いてあるのかなぁ~
ずいぶん前に卒業した議員さんなんかは、「そんなもんどこにあるかわからんわ」って言ってる人もいました。
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個人質問しました

一人会派になってから、代表質問をすることもなく、個人質問の順番も議会運営委員会で各会派がくじ引きをした残りくじの番号が私の順番なので、たいてい10番台になり、当然のことながら質問4日目になっていました。

ところが、今回は不思議なことに残りくじの番号が7番で、質問3日目になりました。

<閑話休題>
質問順位を決めるくじ引きは
1.まず代表質問順位は1~6までの数字を書いたくじを各会派で1本ずつひきます。(くじは神社のおみくじみたいな箱の中に青色の棒が入っています)
2.次に個人質問は、代表質問でくじを引いたのと逆の順番で1~6までの番号が書かれたくじを各会派1本ずつ引きます。
3.次に7~16まで(だったかな?)の番号が書かれたくじを各会派が残りの質問議員数ずつ引きます。
4.最後におみくじ箱に残ったくじの番号が私の順番になります。

ということで、今日の3時前に質問。3時休憩を挟んで4時前に質問の回答、2回目の質問、回答というようになりました。

普通は1回目の質問とそれに対する回答だけで終わるのですが、今回は更に聞きたいことがあったのと、回答内容は行政としては当然のことかもしれないけれど、市民の常識からしたら非常識だよ、と思うことがあったのでそのことを言いたくて、2回目の質問をしました。

どんなことが非常識かって??
 それは、大規模集合住宅って言いながら、全部で17戸の集合住宅は大規模なのか?ってこと。だれも大規模だとは思いませんよね。

ともかく、質問も終わり、後は来週月曜日に残りの個人質問、火曜日に常任委員会質疑があって、26日最終日まで少し休憩です。
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