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ガンバ大阪

月曜日の議会運営委員会で、市長から日本サッカー協会の川淵三郎名誉会長とガンバ大阪の金森喜久男社長が吹田市を訪問したときのやりとりについて報告がありました。

その内容としては、万博記念公園内にスタジアムを建設するために、また、建設費のための寄付を求めるためにも、吹田市あるいは大阪府が建設後のスタジアムの寄付をガンバ大阪から受ける必要があるということを確認。そのためには議会承認が必要で、ガンバ大阪としてはこの12月議会に提案してほしかったようですが、寄付を受けた後のスタジアムの管理運営費や土地代のことで詰めきれず、3月議会提案に向けて話をつめていきたいということのようでした。

話を聞いただけなので、詳しくわからないことから、ちゃんとまとめたものを議員に配布してもらうよう求めましたが、今のところまだ届いていません。

インターネット上にいろいろ書き込まれているもののほうが、要点がまとまっているようです。
たとえば、
・3月の吹田市議会で承認があれば建設スタート。
・場所は吹田市の万博記念公園内。現在、ガンバ大阪の練習場があるあたり
・建設費用は130~150億円、そのうち30億円はサポーターからの寄付を募る
・2013年度のJリーグ開幕に間に合うように建設
・新スタジアムを吹田市の資産とし、3万2000人収容の競技場を、4万人規模に増築、18、22年W杯の開催地に立候補する

となると、3月議会で議会としてどのように判断するか考えをまとめておかなければなりません。
私自身は、ガンバ大阪あるいはガンバ大阪を支援している企業が建設費も土地代も用意し、吹田市が寄付の受け皿になるだけであれば良いと思っていますが、そうであってもスタジアム建設後寄付を受けるとなれば、その後のメンテナンス費用を吹田市が出すのか、それとも運営を指定管理者制度で行う予定なので、指定管理者としてガンバ大阪が出すのか、ということもあります。

また、今回想定している指定管理者制度ではスタジアム入場料などの収入でスタジアムの管理運営をまかなうことにしているそうですが、もし入場料が予想以下であった場合、あるいはそんなことはあってほしくないですが、ガンバ大阪の成績が下がってJ2リーグに落ちてしまった場合も入場料が予定通りは行ってくるとは限りません。

そうなった場合に、スタジアムの寄付を受けた吹田市としてスタジアムを持ちこたえられるのかどうか、市民からの税金を使って補填するということも含めて市民の理解が得られるのかどうか。

あくまでも今の時点での予想でしか考えられないのですが、議会としては最悪のことも考えて判断しなければなりません。

市民のみなさんの声もたくさん聞かせていただきながら、3月議会まで良く考えて判断したいと思っています。
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