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個人演説会

私は今まで選挙の個人演説会に参加したことがありません。
もちろん、私自身の選挙でも個人演説会を開いたこともありません。

ところが、今回の参議院選挙で大阪選挙区から立候補している候補者の個人演説会を市民会館で開くことになり、そのお手伝いとして司会進行をすることになりました。

夕方から雲行きが怪しくなってきていましたが、午後6時前には雨が降りはじめ、開催時間の7時には本降りになってしまいました。
当初から応援弁士にたとえば辻元清美さんのような著名人が来られる予定もなく、個人演説会のお知らせも口伝え程度しかできていないので、どの程度集まってくれるのかとても不安でした。その上の雨降りです。主催者側は気が気ではありません。

演説会を始めた午後7時ではまだ空席が目立っていたのですが、徐々に席が埋まり始めたので、ホッと一息。

一方、こういう司会ははじめての私は、粗相がないか、どんなふうに言葉を挟みながら進行したらいいのか、ドキドキしながらの司会進行でした。

それでも比例区から立候補している候補者の飾らない、声を張り上げない、ぼそぼそとつぶやくような話を聞いているうちに、なんとなく肩の力も抜けてきました。

その後は市民2人が候補者との出会いや候補者へのエールを送り、いよいよ候補者本人の演説です。
「まずは人となりを知ってもらいたい」とのことで九州の高校を出て京都大学に進んだこと、京都大学での大学紛争でのこと、その後、社会人として組合活動、会社の倒産、再建、そして市民活動と平和憲法が危機を迎えた今こそ、仕事を辞めてでも平和憲法を守り、2度と戦争をしない日本であり続けるために頑張らなければならないと決意したことなど、ご自分の人生を振り返りつつ、熱い思いを語ってくれました。

先の比例区候補者とはまた違いますが、九州弁の朴訥として喋りが、強烈パンチではありませんが、ずん、ずん、と心に響いてきます。
インパクトのあるスローガンが目立つのが選挙ですが、このようにじっくりと心に染み渡る話の出来る候補者が本当に私たちの気持ちや立場に立って、国会で働いてくれるのではないでしょうか?

約1時間半の演説会。私のつたない司会進行でしたが、しっかりとしたものを参加者の心に刻み付けることが出来た演説会であったと思います。

後1週間の選挙戦。ぜひ、みなさんも耳障りの良いコピーや見せ掛けだけのパフォーマンスには惑わされずに、できるだけ候補者本人の姿を見て、声を聞き、その様態からその人となりと心の強さ、信念を感じて、本当に私たちの替わりに日本の政治を任せてもいい人かどうか考え抜いて、大切な一票を投じてください。
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議会準備のはずが・・・

今日は、地区福祉委員会主催の高齢者の一人暮らしの人対象の昼食会があり、いつもであれば準備を手伝って、お昼ご飯もいただくのですが、議会議案が出てきたこともあり、市役所で議案について調査することにしました。

それでも少しだけでもお手伝いしてから・・・と思って、公民館へ行きお米を研いだり、メニューであるちらし寿司の具を刻んだり、2時間弱お手伝いをしてきました。

議員控室に行くと、まだ先日来の引越しの片づけが終わっていず、同室のKさんが孤軍奮闘していました。私も一緒の部屋であるからには作業をしなければ、と思い、一緒になって、テーブルを移動したり、間仕切りを移動したり、配線を変えたり・・・。

結局、肝心の議案調査は出来ませんでしたが、控室に用事で来た職員さんにも手伝ってもらったりしたので、どうやら夕方にはきれいに片付きました。

来週からは、落ち着いた気持ちで仕事に励むことが出来そうです。

*事務机の配置やソファー、テーブルセットの配置も以前と変わりました。どうぞ市役所にお越しの際は、お立ち寄りください。
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