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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

<人手不足を乗り越えろ>上 障害者は貴重な戦力

2018年11月28日 11時24分02秒 | 障害者の自立

 募集しても人が来ない、人手不足で会社が回らない―。全国的に深刻さを増す人手不足は、中北空知の企業などにも大きな影響を及ぼしている。北門信金の企業アンケート(4~6月期)では、133社中70社が人手不足を経営上の問題点に挙げた。その逆境を乗り越えようと、さまざまな取り組みを始めた中北空知の企業や農業、行政の今を取材した。

 「多い日は約300人が来店する。昼は秒単位で仕事に追われます」。ミシュランガイド北海道にも掲載された奈井江町のそば店「からまつ園」。店主の佐藤正光さん(54)は厨房(ちゅうぼう)で額の汗をぬぐった。店を切り盛りする上で欠かせないのが従業員。店では今、11人が働くが、このうち季節限定も含め4人が障害者だ。

■健常者と同じ働き

 からまつ園が障害者を採用したのは7年前。佐藤さんは以前、からまつ園の支店があった道の駅の喫茶店で、てきぱきと働く障害者の姿を見ていた。「若い人が足りない本店で働いてもらえないか」。そう考えた佐藤さんは初めて障害者の雇用に踏み切った。「最初は補助要員のつもりだった」という佐藤さんはやがて、見方を大きく変える。

 同店で働く障害者のうち、昨春採用した男性(21)は最初、そばをこねる作業に挑戦したがうまくいかなかった。ところが丼や小皿など注文によって約50種類以上の組み合わせがある配膳の仕事を教えると、あっという間に覚え、記憶力は抜群だった。

 今春、従業員に欠員が生じ人手不足のピンチに見舞われた際には、この男性が勤務時間を2倍の週5、6日で計約20時間に増やし、難局を乗り切った。男性の働きは健常者と変わらないため時給も同水準。収入は以前働いていた障害者施設の作業所時代の約10倍になった。佐藤さんは言う。「仕事をこなせるよう、それぞれの適性を見つけるのが障害者に働いてもらう鍵。店の貴重な戦力です」

■1割に満たぬ就労

 障害者雇用促進法は行政や企業に障害者を雇用する割合を定めている。企業の雇用率は2・2%としているものの、対象は従業員45・5人以上。小規模の企業などでは雇用が進んでいないのが実態だ。

 社会福祉法人ないえ福祉会の石川健吾統括管理者は、規模が小さい企業は採用に二の足を踏むケースが多いとし、「就職しても、仕事が合わず5分の1が離職している」と言う。障害者に職業紹介などを行う空知しょうがい者就業・生活支援センター(美唄)には2017年度、企業就労を目指して304人が登録していた。そのうち就労に結びついたのは1割未満にとどまる。

 同センターを運営する爽やかネットワーク(同)のマネジャー鈴木正和さん(45)は「障害者に合わない業務量や内容だったり、遠隔地で通えなかったり希望がマッチしないケースが多い。企業側の要望と障害者の適性を見極め、働き方や環境の整備、相互理解を進めることが不可欠だ」と指摘する。

 中空知の商工会議所関係者も「どんな仕事ができて、どんな働き方が合うのか、障害者側からも積極的に伝えてもらうことで雇用が進むかもしれない」と企業側の見方を示した。

<人手不足を乗り越えろ>上 障害者は貴重な戦力

からまつ園で客にそばを出す障害者の男性(中央)。給料も増え趣味にもお金が使えるようになったという

からまつ園で客にそばを出す障害者の男性(中央)。給料も増え趣味にもお金が使えるようになったという
 
11/27       47NEWS

障害者雇用 不適切な計上261・5人 労働局「大きな乖離は遺憾」

2018年11月28日 11時09分57秒 | 障害者の自立

 障害者雇用の水増し問題をめぐり、神奈川労働局は、県や県内市町村、県教育委員会、地方独立行政法人などで、国の指針に反して不適切に計上されていたのは今年6月時点で261・5人に上ったと発表した。同局は「大きな乖離(かいり)があったのは誠に遺憾だ」としている。

 水増し分の内訳は県教育委員会が141・5人と最も多く、続いて市町村が88・0人、県機関が20・0人、県知事部局が12・0人だった。市町村では相模原市が最多の75・5人を水増ししていた。一方、地方独立行政法人はゼロだった。

 法定雇用率は県と市町村が2・3%、県教委が2・2%だったが、法定雇用率を下回る自治体も多く、同局は県内自治体に対して、早期の雇用率達成を促す方針。今回の数値は法定雇用率は短時間勤務の人を「0・5人分」と計上するなどしており、実人数とは異なるという。

産経ニュース      2018.11.27


障害者雇用 不適切な計上261・5人 労働局「大きな乖離は遺憾」

2018年11月28日 11時01分58秒 | 障害者の自立
 障害者雇用の水増し問題をめぐり、神奈川労働局は、県や県内市町村、県教育委員会、地方独立行政法人などで、国の指針に反して不適切に計上されていたのは今年6月時点で261・5人に上ったと発表した。同局は「大きな乖離(かいり)があったのは誠に遺憾だ」としている。

 水増し分の内訳は県教育委員会が141・5人と最も多く、続いて市町村が88・0人、県機関が20・0人、県知事部局が12・0人だった。市町村では相模原市が最多の75・5人を水増ししていた。一方、地方独立行政法人はゼロだった。

 法定雇用率は県と市町村が2・3%、県教委が2・2%だったが、法定雇用率を下回る自治体も多く、同局は県内自治体に対して、早期の雇用率達成を促す方針。今回の数値は法定雇用率は短時間勤務の人を「0・5人分」と計上するなどしており、実人数とは異なるという。

2018.11.27    


障害者20人「走れ!メロス。」 偏見なくし距離縮める 来月、南区で /福岡

2018年11月28日 10時55分08秒 | 障害者の自立

 県内在住の身体障害のある人たちによる舞台「走れ! メロス。」が12月21~23日、南区大橋のゆめアール大橋で上演される。脳性まひによる機能障害や聴覚障害などのある約20人が出演する。演劇経験は浅く、初めて挑戦する人もいるが、本番に向け稽古(けいこ)に励んでいる。【末永麻裕】

「消極的な自分 克服したい」

 障害者の保健・医療・福祉を充実させ、芸術活動の支援もしている認定NPO法人「ニコちゃんの会」(城南区樋井川)と福岡市文化芸術振興財団などの主催。会が取り組む身体に障害のある人たちとの演劇活動「すっごい演劇アートプロジェクト」の一環だ。

毎日新聞        2018年11月27日 


エスプール---千葉県船橋市・愛知県みよし市に

2018年11月28日 10時48分34秒 | 障害者の自立

障がい者雇用の拡大を目的とした企業向け貸し農園を新設

*14:48JST エスプール---千葉県船橋市・愛知県みよし市に、障がい者雇用の拡大を目的とした企業向け貸し農園を新設

エスプール<2471>は26日、子会社のエスプールプラスが、千葉県船橋市、愛知県みよし市に、障がい者の雇用創出・拡大を目的とした企業向け貸し農園「わーくはぴねす農園」を新設したことを発表。

今回の開設により、知的障がい者を中心に約135名の雇用が新たに創出され、同農園は全国で13施設となる。同社は、「1人でも多くの障がい者雇用を創出し、社会に貢献する」を企業理念として「わーくはぴねす農園」を運営している。現在、同農園を利用する企業は約190社、約1,000名の障がい者の一般就労が実現している。

近年、障害者雇用促進法の遵守や、CSR(企業の社会的責任)の高まりにより、障がい者雇用に積極的に取り組む企業が増加している。一方で、採用は身体障がい者に集中しており、社内に適した業務が少ない知的障がい者や精神障がい者の雇用は、依然として遅れている状況がある。

今後も、同社では、ノーマライゼーションの実現と、障がい者の職業的自立及び社会参加を積極的に支援していく考え。

2018/11/27      FISCO