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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

聴覚障害者支援へ手話講座 多久 

2018年07月07日 13時16分10秒 | 障害者の自立

 県聴覚障害者協会は4日、多久市の市社会福祉会館で、手話通訳者を育成する講座を始めた。講座は全47回で、受講者は日常会話レベルの手話技術の習得を目指す。

 多久市が協会に委託して2014年から開いている。入門編と基礎編に分かれており、聴覚障害を持つ協会の女性ら2人が講師を務める。

 手話で自分の名前を表現するなど基本を指導した講師の徳久美知子さんは「2023年に県内である全国障害者スポーツ大会で聴覚障害者をサポートすることを目標にしてほしい」と話す。

 初めて講座に申し込んだ同市の主婦、金子和美さん(46)は「ずっと習いたいと思っていた。講師が優しいので楽しく続けられそう」とほほ笑んだ。

毎日新聞    2018年7月6日


ヘルプカードとマークを配布 障害者らに

2018年07月07日 12時48分55秒 | 障害者の自立

 障害者や高齢者らが緊急時に周囲の支援を得やすくしようと、水戸市は、氏名や病名、連絡先などを記載する「ヘルプカード」と、十字架とハートをデザインしたワッペン「ヘルプマーク」の配布を始めた。市の市障害福祉課と高齢福祉課、市保健センターで入手できる。

  対象となるのは、義手・義足や人工関節の使用者▽難病患者▽精神・知的障害者▽認知症患者▽妊娠初期の女性--など。本人の他、家族や支援者も代理で申し込める。

 ヘルプカードは紙製で運転免許証サイズ。ヘルプマーク(縦8・5センチ、横5・3センチ、厚さ0・2センチ)は樹脂製で、カバンなどに取り付ける際のストラップが付いている。県内では筑西市と稲敷市、常陸大宮市に続き水戸市で4カ所目の配布になる。

 市障害福祉課の担当者は「外出時に持ち歩いてもらうことで、周囲の人が席を譲ったり声をかけたりしやすくなる」と話している。

毎日新聞         2018年7月6日


障害者も普通の人間 兵庫大で脳性まひの女性講演

2018年07月07日 11時58分42秒 | 障害者の自立

 兵庫大学(兵庫県加古川市平岡町)は5日、1人暮らしで仕事を続ける女性障害者を講師として招き、社会福祉学科1年24人が障害者の思いや介助のあり方を学んだ。

 講師は脳性まひの石堂綾華さん(23)=姫路市=。生後5カ月で脳性まひと診断され、首と手が少し動く以外、体を動かせない。特別支援学校を卒業後、姫路市の事業所で働き、名刺のデザインなどを担当。4年前から1人暮らしを始め、食事や入浴などはヘルパーに依頼しているが、夜は1人で過ごしている。

自身の仕事や生活について話す石堂綾華さん

2018/7/6        神戸新聞NEXT

「見えない」「聞こえない」「話せない」を体験

2018年07月07日 11時20分58秒 | 障害者の自立

障害を超えたコミュニケーションを創り出そう!

 今月5日、夜の渋谷。目と口に黒マスクをした男女が互いを探り合うという、一見怪しげな光景が繰り広げられた。

 ここはイベントスペース「100BANCH」。35歳未満の若い世代による新しい価値の創造を支援する目的で、2017年に設けられた空間だ。斬新なプロジェクトが種々行われているが、この日のイベントのタイトルは「未来の言語」。様々なコミュニケーション上の障害があったり、育った言語圏が違っていたりしても、互いの意思を伝え合える新しい手段はないのか。それを考えることをテーマとしている。

「言語そのものがバリアになっている」との問題意識

 冒頭、主催側から「音声や文字には大きな壁がある。手話や点字を使う人は障害者と位置づけられ、言語そのものがバリアになっているのではないか」と問題提起。点字とアルファベットやカタカナが一体となったユニバーサルな書体を考案したデザイナーの高橋鴻介さんなど、4人のプロジェクト代表者が壇上でスピーチした。

 続いて行われたのがメインイベントのワークショップ。初対面の人たちがグループを作り、カードを引くと、それは「みえない」「きこえない」「はなせない」の3種類だった。黒マスクはここで登場。「みえない」を引いた人は目にマスク、「はなせない」の人は口に、「きこえない」の人には大音量が流れるイヤホンが渡された。

相手に伝わっているか不安な「きこえない」

 イヤホンをすると課題が与えられた。自己紹介やしりとりなど、最初は簡単なものだが、音が聞こえないと、何かの始まりや終わりのタイミングが分からない。「はなせない」役で口にマスクをした人が、身ぶりで教えてくれるのを頼りに話し出す。しかし、相手がはっきりと態度で示してくれないと、自分の声が聞こえているか分からない。不安で自然と声が大きくなっていた。

 この状況では、見えていて話せる人の役割は意外に多い。「はなせない」の人が筆談をすると自分には分かるが、「みえない」の人には伝わらない。そこを解決できるのは自分だけだと気付く。誰がどう書いたのか、そのたびに読んで伝える必要があったのだ。

ワークショップでは、参加者それぞれに「みえない」「きこえない」「はなせない」を体験

2018年7月6日      読売新聞