葛飾区青戸5の障害者自主生産品販売店「+Choice(ぷらすちょいす)」が開設10年を迎えた。区内にある複数の障害者施設が合同で出資し、手作り商品を置く珍しいスタイル。売り上げも年間1000万円を超えるほど成長し、障害者のやりがいにつながっている。
店内には、各施設の利用者が手作りしたパンやクッキーのほか、アクセサリーなどが並ぶ。合同販売の利点について、同NPOの佐和佳江理事長(68)は「商品が多様になるうえ、出品者同士が互いに刺激を受け、制作意欲を高めたり交流したりする場になっている」と話す。
13日まで10周年記念イベントを開催中。商品を特別価格で提供するほか、来場者に記念品をプレゼントしている。
毎日新聞 2018年7月13日