goo blog サービス終了のお知らせ 

ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

要約筆記で国体支援 聴覚障害者への奉仕研修

2016年03月14日 15時56分09秒 | 障害者の自立

 2017年の愛媛国体、全国障害者スポーツ大会に向け聴覚障害者に文字で情報を伝える支援ボランティアのリーダー養成研修会が12日、松山市本町6丁目の県視聴覚福祉センターであった。参加者は筆談での意思疎通のこつなどをつかんだ。
 情報支援ボランティアは筆談に加え、開会式の選手宣誓などをパソコンに入力して大型スクリーンに映し出したり、アナウンスをホワイトボードに書いて発信したりする要約筆記などを担う。
 研修会は県情報支援ボランティア養成協議会が主催。参加者は地域のリーダーとして今後、ボランティアの指導などに携わる。

模擬講義で筆談によって意思疎通する参加者ら

2016年03月13日  愛媛新聞


障害者施設の利用者に生演奏 西宮 /兵庫

2016年03月14日 15時46分11秒 | 障害者の自立

 障害者施設の利用者たちに音楽の生演奏に触れてもらうイベント「MUSIC FESTIVAL 2016」(西宮市社会福祉事業団いずみ園主催)が12日、西宮市染殿町8の市総合福祉センターで開かれた。

  イベントは毎年この時期に開かれ、今年で6回目になる。

 この日は、沖縄県の宮古島や鹿児島県の沖永良部島にルーツを持つバンド「nada(なだ)」が、琉球音楽にロックやポップスを取り入れた楽曲を披露。西宮市内の施設利用者ら約150人が音楽に聴き入ったり、踊ったりして楽しんだ。

 知的障害者施設を利用している40代の女性は「演奏を楽しみにしていた。一緒に踊れて楽しかった」と話した。

 フェスで演奏するnadaのメンバー=兵庫県西宮市総合福祉センターで
 
毎日新聞  2016年3月13日

障害者サッカーへの理解と関心を 上郡でフェス

2016年03月14日 15時38分44秒 | 障害者の自立

 聴覚障害者のサッカー競技への理解と関心を高めてもらおうと、兵庫県上郡町光都の播磨光都サッカー場で12日、「第2回JDFA(日本ろう者サッカー協会)フェスティバル」が始まった。参加した子どもたちはアイマスクを着けたり、つえをついたりしてプレーを体験。快晴の下で汗を流しながら、障害者スポーツへの理解を深めた。

 男子サッカーとフットサルのろう者日本代表は、知名度の低さなどから遠征費や合宿費の一部を選手が自ら負担している。JDFAが支援の輪を広げる狙いで、昨年からフェスを開催。代表監督の中山剛さん(40)=姫路市神屋町=が管理人を務める同サッカー場が、会場に選ばれた。

アイマスクをつけて、目が見えない状態でプレーする「ブラインドサッカー」を体験する子どもたち

2016/3/12  神戸新聞NEXT


障害理由に不妊手術、政府に補償勧告

2016年03月14日 15時34分34秒 | 障害者の自立

 国連の女性差別撤廃委員会が今月公表した対日定期審査の「最終見解」は、優生保護政策で障害を理由に不妊手術を受けさせられた人への補償を日本政府に勧告した。国内の女性障害者や支援者は最終見解を歓迎し、政府に履行を求めている。

  最終見解は「不良な子孫の出生防止」として障害者らの不妊手術を認めていた旧優生保護法下、約1万6500人が本人の意思によらず手術を受けさせられたとされるのに、政府が補償や謝罪をしていないことを問題視した。「実態を調べ加害者を訴追し、全ての被害者に法的な救済や補償を提供する」よう勧告した。

 「DPI女性障害者ネットワーク」(東京都)のメンバーはスイスで、委員会の2月16日の審査を傍聴した。神戸市の視覚障害者、藤原久美子さん(52)は自身が医師に妊娠中絶を勧められた経験を踏まえ、今も月経や妊娠、出産を周囲から疎まれる女性障害者がいることなどを委員らに説明した。

 この問題で国連組織が補償を具体的に勧告するのは1998年の人権委員会以来。優生保護法は96年に母体保護法に改正され障害者に関する規定は削除されたが、その後も子宮摘出などの例はあるという。藤原さんは最終見解について「98年勧告より踏み込んだ。政府は調査や謝罪、補償をしてほしい。そうでない限り障害者が安心して出産できる社会にならない」と訴える。

 優生保護政策に詳しい市野川容孝(やすたか)・東京大教授(社会学)は「優生手術を当然視して携わった福祉関係者らが存命していることもあり、日本社会は問題と距離を取れずにいる。実態を調べ、国への働きかけを続けたい」と語った。

毎日新聞  2016年3月12日