ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

「芸術で自分を表現」 別府2会場で障害者ら初の作品展

2015年08月22日 03時28分02秒 | 障害者の自立

 障害のある人たちの作品を展示する「別府市障がい者(児)アール・ブリュットの芽ばえ展」がまちなか交流館(元町のソルパセオ銀座内)と別府発達医療センター(荘園)で開かれている。出品者一人一人が自分の思いを表現した絵画や書、写真などが並ぶ。初めての開催で、入場無料。30日まで。

 別府市を中心に県内の98人が、絵画や書、竹細工、詩などを出品。交流館に80点、センターに100点をそれぞれ展示している。
 小学5年から絵画教室に通う久門健太君(別府支援学校中学部3年)は両会場に計5点の油絵を出品した。ルノワールの作品を模写したものや、自由な色使いで描いた花火が目を引く。「多くの人に見てもらえたら、また頑張ろうと思える」と話す。
 作品作りに初めて挑んだ人も。市内のNPO法人職員、神田憲治さん(42)は、県応援団“鳥”の「めじろん」を描いた水墨画を出品した。「写真や絵でもっと自分を表現してみたい」と今後の作品作りにも意欲を見せる。社会福祉法人みのり会の生活訓練施設を利用する14人は、ヒマワリをモチーフにしたちぎり絵の合作を出品している。
 芸術を通じて障害者の日常生活を豊かにし、障害のある人と健常者の相互理解を進めようと、市や福祉関係者でつくる実行委員会が開いた。
 実行委の首藤辰也委員長(同センター内の地域支援センターほっと所長)は「作品制作を通して障害者の新たな可能性や個性に気付き、前向きな気持ちになれる機会にしたい」と話している。

<メモ>
 アール・ブリュットはフランス語で、伝統や流行などにとらわれない生のままの芸術の意味。作品展は「ベップ・アート・マンス」の参加プログラム。開館時間は、まちなか交流館が午前10時から午後6時(月曜休館)、別府発達医療センターが午前10時から午後5時(第1、3の土、日曜日休館)。
※この記事は、8月21日大分合同新聞朝刊12ページに掲載されています。

※この記事は、8月21日大分合同新聞朝刊12ページに掲載されています。


災害時 障害者の避難テーマ

2015年08月22日 03時22分30秒 | 障害者の自立

ラジオドラマ制作/きょうと28日 エフエム豊橋で放送

豊橋市障害者福祉会館「さくらピア」が制作した防災ラジオドラマの脚本「障がい者が避難所にきたら」をもとにしたラジオドラマを豊橋市が制作した。9月1日の「防災の日」を前に、コミュニティーFM「エフエム豊橋」で21日と28日に放送される。

種類ごと5パターン/ナレーションは平田満さん担当

 「障がい者が避難所にきたら」は、昨年9月の「避難所体験」に参加した障害者や地域住民らが協力して執筆。独立行政法人防災科学技術研究所の防災コンテストの防災ラジオドラマ脚本部門で最優秀賞に選ばれた。

 脚本をもとに市がラジオドラマを制作。障害の種類ごとに5パターンがあり、同市出身の俳優で豊橋ふるさと大使の平田満さんがナレーションを担当し、豊橋文化振興財団主催の市民劇に参加した市民などが出演した。

 ラジオドラマはエフエム豊橋で21日と28日の、ともに午前7時45分▽午後0時30分▽午後5時44分―から放送する市の広報番組の中で流れる。

 市はラジオドラマを、避難所要員を対象にした研修会や各地域での防災講習会などで活用していく方針。制作を担当した市文化課の牧野哲也主幹は「災害時にも、障害者への思いやりを大切にしてほしい」と呼びかけている。

2015/08/21     東海日日新聞


車いすからナイスパス 障害者と学生 バスケ交流

2015年08月22日 03時14分33秒 | 障害者の自立

 車いすバスケットボールを通じた障害者と大学生の交流会が二十日、南砺市福野体育館であり、約三十人が元気に汗を流した。

 富山福祉短大の車いすバスケットボールサークル「REAL」のメンバーが、障害者支援施設「旅川福祉交流館」(同市院林)の利用者に、車いすの扱い方を手ほどきした。

 参加者は二チームに分かれて車いすでリレー競走をした後、ツインバスケットボールを楽しんだ。通常のゴールのほか、高さ一メートルほどの低いゴールがコート上に立てられ、重度の障害がある人でも得点が決めやすくなっている。

 普段はスポーツをする機会が少ない障害者たちは学生たちの補助を受け、シュートにパスにと笑顔でボールと触れ合っていた。

車いすバスケットボールを楽しむ参加者=南砺市福野体育館で

2015年8月21日     中日新聞


テクノロジーが取り払う、障がい者と健常者の垣根

2015年08月22日 03時00分00秒 | 障害者の自立

まさにテクノロジーキモ

2020年に迫る東京オリンピック、来たるべきその日が待ち遠しいのは間違いありません。これにともない開催がおなじみとなったパラリンピック。さまざまなレベルで障がいを持った世界中のアスリートたちが、オリンピック同様にメダルを競います。

そんな中ある日、オリンピアンに勝るほどのパラリンピアンが登場し、きっとこんな議論が交わされるんで「果たして彼は障がい者にカテゴライズすべきか?」と。今回の「無限大(mugendai)」を読んでいると、「そんなことが起こってしまうの?いや、ホントに起こるかも!」とそんな信じられない現実を垣間見ることができるんです。

 

足がないことでの運動機能低下は技術で補える

 「無限大(mugendai)」で、2020年の東京パラリンピックは「そんな議論が起こる最初の機会であってほしい」と語るのは、ソニーコンピュータサイエンス研究所(以下、ソニーCSL)の遠藤謙さん。現在は義足研究の第一人者として国内外を問わず活動領域を広げています。

もともとロボット工学を志していた遠藤氏。後輩の足の切断という出来事と、ロボット技術を応用した義足を研究しているマサチューセッツ工科大学(以下、MIT)のヒュー・ハー教授との出会いが重なり、義足研究のスタートとなったそうです。そして2004年にはMITに入学し、ハー教授の元で学ぶことになります。

遠藤さんによれば、ハー教授から「ロボット技術に対するポジティブな姿勢ですね。足がないことにともなう運動機能の低下は、技術で必ず補える考え方」を学んだことがもっとも大きかったと語ります。

技術、そう「テクノロジー」のことです。今では軽量化と価格という大きなハードルを乗り越えるべく、ロボット工学の技術を応用したロボット義足の研究に取り組んでいる氏。同時に途上国向けに安価な義足に生産にも携わったいるそうです。

 介護分野のアシスト器具まで徐々に汎用化させたい

 そんな安価な義足の生産に協力しているのが、訳あって知り合った、国内はおろか世界でもほとんど類を見ない「股義足」(股関節部を離断)アスリートとして注目を集める野田隼平さん。

安価で製作しなければならない途上国の義足事情や、厳密に見ると自分のクラスは競技人口が1人になってしまう、パラリンピックにおけるクラス分けの難しさなど、普段我々が知ることができない義足について、「無限大(mugendai)」で語っています。

元陸上のオリンピック選手である為末大さんらと株式会社Xiborg(サイボーグ)という会社を立ち上げ、競技用義足の研究開発に取り組んでいる遠藤さん。

「障がい者は技術が未熟だから障がい者なのであって、体をサポートする技術が十分であればもはや障がい者とは呼べない」というハー教授の理論を展開し、「障害の度合いが高ければ高いほど、テクノロジーが介入しうる余地もそれだけ大きい」と今後の義足テクノロジーについて語ります。

F1のコアな技術が民間乗用車の技術を高くしているように、「ロボット工学で培った義足のコアな技術を医療やスポーツの現場で応用しながら」、スポーツパフォーマンスの向上、強いては介護分野におけるアシスト器具まで徐々に汎用化させたいという遠藤氏。「無限大(mugendai)」を読んでいたら、2020年の東京パラリンピックで、テクノロジーがホントにありえない勝負を見せてくれる、そんな気がしてきました。

 

2015.08.20     ギズモード・ジャパン


先駆的な障がい者福祉施設の事例が学べる「魅力的なコト/モノづくり ときめきセミナー2015」福岡市で開催

2015年08月22日 02時50分54秒 | 障害者の自立

障がい者福祉施設利用者の工賃アップ、現場で働く職員のスキルアップに!

福祉施設における「つくる」「つながる」「つたえる」をテーマにさまざまな事例をもとに講師・参加者ともに学び合うセミナーです。
【開催日】2015年8月28日(金)〜29日(土)
【時 間】28日(金)13:30〜17:15(13:00より受付開始)
     29日(土)10:00〜16:45(9:30より受付開始)
【会 場】カンファレンスASC(アスク)福岡市博多区博多駅東1-16-25

 近年、障害福祉サービス事業所や地域活動支援センターなど、利用者の工賃アップを図るために新たな仕

事の展開を考えている福祉施設が全国的に増えてきています。
現在、施設利用者の仕事開拓を始め、商品力の向上、販路拡大などを学ぶ場が必要とされてきています。製造はもちろんのこと、障がいのある人たちの特性を活かした商品開発、販路を拡大する営業や販売管理、商品価値を伝えるブランディングやデザインなどの知識、働くことの対価を還元するシステムづくりが必要となってきており、その現場で働く職員のスキルアップも期待されています。
そこで今回、そのような課題を学ぶ場として、「魅力的なコト/モノづくり」と題したセミナーを開催します。
先駆的な取り組みを行っている講師を招き、障がいのある人たちの仕事・役割の創出から工賃アップにま
つわるさまざまな事例をお話しいただき、参加者の皆様が今後の活動に活せるノウハウを提供できたらと
考えています。また、商品づくりに必要なデザインやマーケティングのノウハウ以外にも、ものづくりに
取り組む以前の考え方など、障がいのある人たちへの就労支援について学び合うとともに、さまざまな情
報を共有できる参加者同士のネットワーク構築も期待しています。

本セミナーでは28日に基調講演と実践報告を
29日に選択式の分科会を開催します。

プログラムのご紹介
28日(金)13:30〜17:15(13:00より受付開始)
①基調講演「就労支援事業所の動向と工賃アップの必要性」
 講師:末松忠弘(社会福祉法人明日へ向かって 主宰)

②実践報告「いぶき福祉会の事例から」
 講師:北川雄史(社会福祉法人いぶき福祉会 専務理事)

③トークセッション・質疑応答
 末松忠弘・北川雄史 両講師によるトークセッション

29日(土)10:00〜16:45(9:30より受付開始)
分科会A「広がりを生み出す商品開発」
従来の施設商品を継続可能な販売につなげていくための課題やノウハウを学びます。
講師:先崎哲進(テツシンデザインオフィス代表)・山崎和美(ほのぼのHaKaTa)

分科会B「施設でのアート活動の取り組み方」
近年、アート活動を主体とした福祉施設が全国的に増えています。障がいのある人たちの感性を引き出すアート活動の環境づくりと商品化についてお話しいただきます。
講師:山中理恵(ひまわりパーク六本松)

分科会C「おもいを伝える売り場づくり」
講師より小売業の立場から見た障がい者施設商品の現状、ショップが目指すビジョンについての解説を行い、参加者に持参いただいた商品を使いグループワーク形式で架空のショップをつくります。ショップのコンセプト、商品セレクトについてグループで話し合い、売る側の目線でショップづくりを体験していただきます。
講師:中村伊久夫(一丁目の元気)

分科会D「施設の事例から学ぶ営業戦略と販売計画」
「ワークショップたちばな」で行われている菓子製造・販売、カフェ運営、「ありがた屋」の店舗運営など、それぞれの事業の営業戦略と販売計画の立て方などについてお話しいただきます。
講師:上谷洋子(ワークショップたちばな)

分科会E「利用者の特性を活かした環境づくり」
「新しくつくる」のではなく、「今ある環境を活かしてつくる」。施設利用者がやりがいを感じて営む環境づくりと地域とつながる価値を生みだす商品づくりについて学びます。
講師:北川雄史(社会福祉法人いぶき福祉会 専務理事)

詳しくは下記よりパンフレットデータをご覧ください!
http://33050dd59f162235.lolipop.jp/TOKIMEKIseminar2015.pdf

お申し込みフォーム
http://tokimeki-press.jp/mf/contact.html

ときめきプロジェクト運営事務局