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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

BRT個別相談会 障害者らに対応

2015年08月20日 02時16分01秒 | 障害者の自立

22日まで 新潟市内3会場 

 9月5日のBRT(バス高速輸送システム)開業を前に、障害者向けの個別相談会が18日、新潟市西区役所で始まった。22日まで3会場で計4回開く。初回は視覚障害者ら2組が訪れ、市や新潟交通の担当者から新ダイヤや乗り換え方法などについて具体的な説明を受けた。

<導入後の心配、解消図る>

 BRT導入後のバス利用に関する質問や相談に個別に応じることで、障害者の不安や懸念の解消につなげる目的で実施した。

 障害者からは「普段使っている路線のダイヤや所要時間がどう変わるのか分からず心配」「乗り換えになるが、バス停の位置が知りたい」といった相談や質問があった。担当職員は、バス停ごとに作成した点字の模式図や路線図などを使い、乗降場所や乗り換えの動線、ICカード乗車券「りゅーと」での料金精算の仕組みなどを説明。バス停での音声案内や車いすへの対応なども紹介した。

 乗り間違いを防止するため、バス停の乗り口に路線名を記す点字シールの設置を求める声もあった。

 視覚障害のある西区の男性(79)は「BRTを利用する際の乗り換えイメージが湧き、安心できた。不安を感じている障害者仲間も多いので、聞いた話を伝えたい」と語った。

2015/08/19       新潟日報


視覚障害者のトランプ開発 特殊インクで工夫

2015年08月20日 02時10分19秒 | 障害者の自立

 宮城教育大の長尾博教授(視覚障害教育学)が、点字の読めない視覚障害者でも遊べるトランプを開発した。特殊インクを使って図柄や数字を浮き上がらせ、触るだけでどのカードかが分かる。病気やけがで目が不自由になった中途視覚障害者から「これなら自分たちも使える」と好評を得ており、商品化を目指す。

 「これはダイヤの4だね」。7月下旬、宮城県利府町の無職後藤永子さん(72)は、仙台市青葉区の県視覚障害者情報センターでトランプのババ抜きに興じ、カード表面を親指でこすって自信たっぷりにつぶやいた。
 3年ほど前から極度の弱視に悩まされ、点字を勉強している。この日、一緒にトランプをした3人もセンターで点字を学ぶ仲間だ。点字のトランプはあるが、点字を読めない視覚障害者向けの商品はなかった。後藤さんは「久しぶりにトランプで遊ぶことができた」と笑顔を見せた。
 長尾教授が開発したトランプは、「ダイヤの4」であれば四つのダイヤの形がカードの中央に浮き出ている。カードの横に1本線があれば数字に5を加え、2本線があれば10を足す。「スペードの13」だと、スペードが三つ中央にあり、横に2本線が入っている。
 「バリアフリーと言われるが、多くの中途視覚障害者にとって点字がバリアーになっている」と長尾教授は言う。2012年にトランプの開発をスタート。14年6月、特殊インクの付着作業で協力を受けた神戸市の企業と共同で特許を出願した。
 長尾教授は「トランプはコミュニケーションの糸口として最適。多くの中途視覚障害者が家族や友人と遊べるよう、商品化を目指したい」と語る。

長尾教授が開発したトランプを仲間と楽しむ後藤さん(手前左)

2015年08月18日       河北新報


ダウン症の子どもが靴ブランドのモデルに 障害者とともに生きる社会を考えさせる2つの出来事

2015年08月20日 02時03分19秒 | 障害者の自立

アメリカでダウン症の子どもに対する大人の対応が対照的な2つの出来事が話題になっています。

ダンススクールは入学を拒否

アメリカの雑誌『コスモポリタン』(ウェブ版)によると、8歳のアンナちゃんは、ニューヨークのダンススクールに入学しようとしたところ、ダウン症であることを理由に入学を拒否されたそうです。

アンナちゃんの母親、トリシアさんは、ダンススクールのインストラクターは「アンナちゃんがクラスにいると快適ではない」と彼女に言ったと話しています。彼は続けて「このスクールには彼女を管理する手立てがない。アンナちゃんのための特別な学校があるから、それを探せばいいでしょう」とも言ったそうです。

トリシアさんは「本当に恐ろしいことでした」と話し、父親のジェイソンさんも、「彼女は子どもです。誰もが何かに挑戦する同じチャンスを得られるべきです」と述べています。

子ども靴ブランドはモデルに起用

一方で、4歳のコーラちゃんもダウン症ですが、カリフォルニアの子ども靴ブランド「ルビー&ルカ」のモデルとして、同社の広告に登場しています。

同社は、障害者も一般の広告やメディアに登場することを目指す「チェンジング・ザ・フェイス・オブ・ビューティ」という団体と協力して、「バック・トゥ・スクール」(新学期スタート)のキャンペーン広告を制作しました。

同社の共同創業者エイミー・ガルシアさんは、アメリカのテレビ局ABCに、「彼女はとても自然です。私たちのカタログを見たら、まるで彼女はこのために生まれてきたかのようですよ」と述べています。

コーラちゃんの母親、ケリーさんは、次のように語りました。

「このキャンペーンが娘のような子どもたちにとって良い影響を与えることを願っています。そして、この娘の写真が人々の心や認識やステレオタイプを変えることができたら、それは正しい方へ向かう良い動きだと思います」

2015.08.19    ウートピ


焼きカレーパン「日野わーく・わーく」

2015年08月20日 01時53分06秒 | 障害者の自立

 表面はサクサク、中はふわっ。軽い食感のパンの中には、酸味と甘みのバランスが絶妙なキーマカレーがたっぷり。味の決め手は、日野市産のトマトと柿のピューレだ。

 地産地消を売りにした「華麗になる『ひののめぐみ』焼きカレーパン」は、日野ブランドの代表格といえる人気商品だ。二〇一三年には全国商工会連合会主催の「ニッポン全国物産展ご当地おやつランキング」で全国二位に輝いた。

 生みの親は、障害者施設の新規事業開拓に取り組む組織「日野わーく・わーく」の事務局長、小島一明さん(39)。組織に加盟する「工房夢ふうせん」と一緒に工夫を重ねて作った自信作だ。このカレーパンをきっかけに、地域の人の障害者施設への見方が変わったと小島さんは話す。「どこまでできるのかと思っていたけど、本当においしいものを作っているんだねって」

 小島さんが地元産トマトを使った商品開発を始めたのは、〇九年に市商工会のスイーツコンテストに出場するためだった。わーく・わーくに加盟する施設は、さまざまな手作り品を製作しているが、「障害者が作った特殊な商品」とみられがち。「一般の菓子店と同じ土俵で勝負して、商品そのものの魅力を発信したい」。加盟施設とトマトのフィナンシェを作ると、コンテストで見事に審査員特別賞を受賞した。

 スイーツコンテストが一二年にB級グルメコンテストになると「カレーパンは好きな人が多い。温め直しても食感を保つには、揚げない方がいいかな」と、焼きカレーパンを考案。夢ふうせんの知的障害者たちが、商品作りを引き受けた。

 出来上がった「華麗になる『ひののめぐみ』焼きカレーパン」は、コンテストで準グランプリになった。一三年のおやつランキング出場につながり、新聞やテレビでも大きく取り上げられた。小島さんは「仕事がメディアで評価され、障害者や家族にとって大きな自信になった」と喜ぶ。

 焼きカレーパンは、さらなる展開を見せた。全国二位のブランドを街おこしに結び付けようと、一四年に市、商工会、観光協会が「日野にはうまい焼きカレーパンがある!!」と銘打ったキャンペーンを開始。市内のパン店に呼び掛けて、地元野菜を使った各店独自の焼きカレーパンを計七種作り、「ひののめぐみ」と一緒に市内外のイベントで売り出している。

 ここまでの盛り上がりが生まれたのは、夢ふうせんの作るカレーパンが、純粋においしかったから。それが、小島さんや施設関係者の誇りだ。 (林朋実)

<めも> 「華麗になる『ひののめぐみ』焼きカレーパン」は1個200円。「日野わーく・わーく」のアンテナショップ(日野市多摩平2の5の1)と、工房夢ふうせん内の「ショップゆめ」(同市旭が丘2の42の12)で販売。(問)豊田駅北口ショップ「わーく・わーく」=電042(514)8484

「華麗になる『ひののめぐみ』焼きカレーパン」を手にする小島一明さん

2015年8月19日     東京新聞


福井国体、県内17市町の競技会場 本番へ準備加速

2015年08月20日 01時47分01秒 | 障害者の自立

2018年福井国体、全国障害者スポーツ大会の正式開催決定を受け、17日に福井市で開かれた決起大会では、西川一誠知事が競技の会場地となる県内全17市町の首長ら一人一人に開催決定書を手渡し、固く握手を交わした。参加した競技団体の関係者は「競技人口を増やす」「障害者スポーツ振興の機会に」と決意。教育、経済界などあらゆる分野の団体が一丸となって、3年後の本番に向け準備を進めていくことをあらためて誓い合った。

 決起大会では、県内各地の競技場や観光地で総勢750人が参加し撮影された福井国体、全国障害者スポーツ大会の公式ダンス「はぴねすダンス」のプロモーションビデオを初披露。振り付けを担当した福井市出身のプロダンサー、藤田善宏さんと同市の日光保育園の園児、湊小児童ら約20人が踊り、会場を盛り上げた。

 県民運動を推進する団体を代表し、手話サークル「かめさん」と「ふくい若者チャレンジクラブ」が活動内容を発表。国体の競技力向上対策本部長を務める杉本達治副知事が「一つ一つ努力を積み上げ、男女総合優勝を目指す。新しいスポーツ文化を根付かせ、発展させていきたい」と決意表明した。5億円を目標としている募金・協賛金の募集も同日から始まった。

 決起大会に参加した県スポーツチャンバラ協会の木瀬備基(のぶもと)会長=福井市=は「スポーツチャンバラは知名度があまり高くないので、競技人口を増やしていきたい。福井国体ではデモンストレーション競技だが、正式種目に認められるよう福井国体で盛り上げていきたい」と意欲を示した。

 全国障害者スポーツ大会の会期決定を受け、県車椅子テニス協会の竹下輝政事務局長=坂井市=は「競技が行われる鯖江市の会場で事前に大会を開くなどして、本番への準備をしっかりと進めていく」と気を引き締めた。

競技会場地市町マップ