goo blog サービス終了のお知らせ 

ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

虐待保護者会で謝罪 障害者施設

2015年06月15日 01時26分06秒 | 障害者の自立

 下関市の知的障害者福祉施設「大藤園」で、利用者の頭を平手打ちしたなどとして、元職員の男が逮捕された事件を受け、同園で13日、保護者会が開かれた。会議は非公開で、同市福祉部の職員のほか保護者約45人が参加した。

 井上昌士施設長(53)によると、施設側は改善策として、各部屋と廊下に監視カメラの設置を検討していることなどを報告。井上施設長と、同園を運営する社会福祉法人「開成会」の木谷義孝理事長(79)が「利用者や保護者、関係機関の方々にご迷惑をおかけしました」と謝罪した。また、利用者に暴言を吐くなどしたとして、施設の支援員2人が謝罪したという。

 井上施設長は報道陣の取材に対し、「(保護者からは)信頼を裏切ったことにお叱りをいただいた。事件が起きた背景を分析し、二度と起きないようにする」と述べた。一方、市は利用者と保護者に調査への協力を依頼したという。

2015年06月14日 Copyright © The Yomiuri Shimbun



社説:障害者雇用 相互理解、一層進めよう

2015年06月15日 01時23分04秒 | 障害者の自立

 ハローワークを通じた2014年度の県内障害者の就職件数は692件で、4年連続で過去最多を更新した。ハローワークに初めて求職を申し込んだ人のうち実際に就職した人の割合を示す新規就職率も60・8%と、過去10年で最高だった。

 統合失調症、そううつ病など精神的な障害がある人の就職が大幅に増えたためだ。

 現行の障害者雇用促進法は、身体・知的障害者を雇用義務対象としている。改正により18年4月からは精神障害者も対象となる。これを見越し、企業が積極的に精神障害者を採用したとみられる。

 ハローワークに配置されたトータルサポーターの存在も、数字が伸びた要因と考えられる。

 サポーターは精神障害者のカウンセリングや企業の理解促進、就職後の支援を目的に、厚生労働省が11年に設置を決めた。県内でも6ハローワークに、精神保健福祉士や看護師などの資格を持つサポーターが1人ずつ配置されている。

 サポーターは来所する求職者の体調を把握し、必要に応じ採用試験の面接に同行する。企業には採用後に配慮すべき点などを説明する。求職者の希望や現状を時間をかけて理解し、企業との橋渡し役を担っている。

 とはいえ、法定の障害者雇用率が2・0%なのに対し、本県は1・77%で、都道府県別では39位と依然として低い。

 障害者の雇用促進には、障害者と企業の相互理解が最も大切だ。障害者に希望する仕事があっても、実際に対応できるかどうか測りかねる面がある。それだけに職場実習は欠かせない。どんな仕事を任せられるか、企業も積極的に探るべきだ。

 「障害者就業・生活支援センター」を窓口にした職場体験も行われている。センターは、県が指定した社会福祉法人などだ。雇用側は障害者雇用について理解を深めるため、こうした機会を利用したい。

 県内には障害者雇用に積極的な事業所もある。県内外で娯楽施設を展開する秋田市の会社は障害者を毎年2、3人採用しており、現在は15人が勤務する。

 同社では、障害者への対応に過敏になる必要はないことが分かったという。障害者が不安や悩みを抱えている場合も、ハローワークや就業・生活支援センターと連携して対処している。

 来年度は改正障害者雇用促進法の一部が先行して施行される。障害者への差別的対応を禁じるほか、事業主には障害に応じて勤務時間を柔軟にするといった配慮を義務付ける。企業の理解が一層重要になる。

 雇用率の向上には企業の理解に加え、国や自治体の後押しも欠かせない。自立訓練や就労支援の強化のほか、障害の特徴を周知して偏見をなくしていく努力も求められる。障害者雇用率は社会的弱者への寛容さを示す尺度と捉え、全ての人が関心を持ち続けたい。

(2015/06/14 付)   秋田魁新報

うなぎかば焼き、障害者らに無償提供 松阪の専門店「わかや」

2015年06月15日 01時17分16秒 | 障害者の自立

 うなぎ料理の魅力を伝えようと、松阪市西之庄町のうなぎ専門店「わかや」が十一日、市内の施設に通う障害者らを招いた。うなぎのかば焼きを実演して見せて、無償でふるまった。企画した店主の谷口享(すすむ)さん(43)は「表面はサクサクで、中はふわっとした食感に仕上がった。うなぎのおいしさを知ってほしい」と期待した。

◆店に招き実演

 知的障害者らの生活を支える介護施設「あゆか」=同市鎌田町=と、同「サニープレイス」=同市山室町=の利用者計三十四人が参加した。

 谷口さんとあゆかの施設長飯田あゆみさん(43)は中学時代の同級生。飯田さんから、施設利用者の多くは生きたウナギを見たり、そもそも、うなぎ料理を食べたりした経験がないと聞いた谷口さんが五月中旬、飯田さんに招待を提案。あゆかと交流があるサニープレイスにも声を掛けた。

 わかやは、備長炭を使った伝統的な炭火焼きにこだわっている。谷口さんはこの日のため、愛知県三河湾産の大ぶりのウナギを三十匹仕入れ、かば焼き六十人前を用意した。生きたウナギ二匹を、おけに入れ、間近で見て触れるようにした。

 利用者は、腹を開いて串を通したうなぎを炭火で焼き上げる行程を見学した。谷口さんがうちわであおぐと、うなぎの白い身に炭火の焦げ目が見る見るうちに付いていき、香ばしい香りが漂った。うなぎを裏返すと、身から滴り落ちた脂で炭火が「じゅわっ」と音を立て、利用者から歓声が上がった。開店以来、継ぎ足して使い込んでいるタレで仕上げた。かば焼きは施設に持ち帰って、味わった。

 飯田さんは「障害者は知らないことが多く、一つでも体験できるのはありがたい。楽しいと思えることが少しでも増えてくれたらうれしい」と谷口さんの計らいに感謝していた。

障害者らにうなぎの焼き方を教える店主の谷口享さん=松阪市西之庄町のわかやで

2015年6月14日    中日新聞


バリアフリー 議場から変えられる 障害ある議員ら意見交換

2015年06月15日 00時56分56秒 | 障害者の自立

 聴覚や視覚、下半身まひなどさまざまな障害がある議員と議員経験者が障害者の社会参加について意見を交わすイベントが13日、東京都北区で開かれた。聴力を失い言葉も不自由な「筆談ホステス」として知られ、4月の同区議選で当選した斉藤里恵さん(31)ら4人が足元の議会のバリアフリー状況などを話し合い、「障害者を排除する社会は、自分たちで変えられる」と訴えた。 

 他に、政令市初の「車いす議員」で現在6期目の名古屋市議、斎藤亮人(まこと)さん(55)、視覚障害者の元参院議員、堀利和さん(65)、日本で初めて議場に盲導犬を伴った新潟県長岡市の元市議、藤田芳雄さん(67)が参加した。

  斉藤里恵さんは、自身の当選後に北区議会に国内で初めて、音声を文字に変換表示するシステムが導入されたことを紹介。斎藤亮人さんは障害者が政治参加する意義を「障害者団体の声を行政に届けられる」と強調した。イベントは、障害者の就労支援などをするNPO法人「わくわくかん」(北区)が主催した。

                     

元参院議員・堀利和さん(上)と東京都北区議・斉藤里恵さん      車いすの名古屋市議・斎藤亮人さん(下)と新潟県元長岡市議・藤田 雄さん
2015年6月14日 朝刊     東京新聞

フライングディスク競技に200人参加 上富田で県障害者大会

2015年06月15日 00時51分01秒 | 障害者の自立

上富田スポーツセンターでこのほど、県障害者スポーツ大会フライングディスク競技があった。全国障害者スポーツ大会リハーサル大会の一つ。身体、知的の障害がある約200人が参加した。 

 投げた円盤を輪の中に入れ正確さを競うアキュラシー種目が27組、投げた円盤の飛距離を競うディスタンス種目が19組に分かれて競った。 

【5メートル先の的に向かって樹脂製の円盤を投げるアキュラシー種目の参加者(上富田町で)】 

2015年6月13日    紀伊民報