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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

下関の障害者暴行事件、別の支援員を書類送検

2015年06月26日 21時29分19秒 | 障害者の自立

 山口県下関市の知的障害者福祉施設「大藤園」の元職員が利用者への暴行容疑で逮捕された事件で、県警長府署は24日、別の職員の男(55)を暴行容疑で地検下関支部に書類送検した。

  送検容疑は2014年1月27日午前10時20分ごろ、大藤園の訓練作業室内で、作業中だった40代の男性利用者の頭を、長さ約30センチのシールの束で1回たたき、翌28日午前11時半ごろにも3回たたいた上、頭を1回小突いたとしている。

 事件を巡っては先月末、職員による暴行の様子を撮影した映像が内部告発によって流出。男性利用者は被害を受けた認識が明確でないが、男がたたいている様子が映像に映っていた。同署は指導する側による行為は悪質と判断した。男は「コミュニケーションを取ったり、励ましたりするつもりでたたいた」と容疑を認めているという。

 流出した映像には、大藤園から懲戒解雇処分を受けた元職員の柳信介容疑者(35)の暴行シーンもあり、同署は柳容疑者を暴行容疑で既に逮捕している。映像や証言などから、柳容疑者と書類送検した男の他に、同施設の少なくとも3人の職員が利用者に暴言を吐くなどの虐待を繰り返していたことが明らかになっている。同署は日常的に虐待が行われていた可能性があるとみて、今後も捜査を進める。

 書類送検を受け、大藤園を運営する社会福祉法人「開成会」の木谷義孝理事長は「非常に残念だ。就業規則に照らし、近いうちに処分を出す」と述べた。

毎日新聞 2015年06月24日


障害者スポーツ:全国大会、福岡県が出場制限撤廃へ

2015年06月26日 21時26分12秒 | 障害者の自立

 福岡県の小川洋知事は24日の県議会で、全国障害者スポーツ大会の団体種目に参加するチーム数を2団体に制限している県独自の制度について、撤廃する考えを明らかにした。制度は2009年度に設けられ、九州地区予選で3チーム以上が優勝した場合、県が2チームを選考し、それ以外は全国大会への出場を辞退させていた。関係者からの批判が根強かったが、これまで県は制度を維持していた。

 全国大会の開催基準要綱は、出場資格について原則「予選会で決定」と定めている。県障害者福祉課によると、全国大会参加者の宿泊・交通費は全額県が助成しており、予算不足のため出場制限枠を設けた。3チーム以上が地区予選で優勝した場合、過去に出場歴のあるチームなどを辞退させていた。

 09年に2チーム、14年にも1チームが辞退させられるなど、過去3回辞退チームが出ている。関係者からの批判に対し、県は「大会の趣旨は競技で勝つことでなく、障害者の社会参加」などと説明していた。

 小川知事は県議会で「20年東京五輪・パラリンピックを控え、障害者スポーツが競技として広く認知された」などと方針転換の理由を述べた。今年度一般会計当初予算案の事業費も昨年度より450万円増の約1730万円を計上している。

 09、10年大会の出場を辞退させられた知的障害男子バスケットボールチームの山下尚子ヘッドコーチ(48)は「勝っても全国に行けないかもと思い、力が入らない選手もいた。活動が認められうれしい」と歓迎している。

毎日新聞 2015年06月24日



障害者用バス地下鉄カードをIC化へ

2015年06月26日 21時23分39秒 | 障害者の自立

 仙台市は24日、一定の条件を満たした障害者がバスや地下鉄を無料で利用できる磁気カード「ふれあい乗車証」に関し、来年2月からICカード化すると明らかにした。
 市障害企画課によると、ICカードを読み取り機にかざすだけで済むため、磁気カードを機械に挿入するのが困難だった人の負担を軽減できる。市内を走る市バスと宮城交通バス、地下鉄南北、東西両線で利用可能になる。
 新カードは来年2~9月、各区役所や総合支所で現行の磁気カードと交換する形で配布する。同課によると、ふれあい乗車証は3月末現在で1万2737人が使っている。

2015年06月25日     河北新報


障害者スポーツ選手強化へ

2015年06月26日 21時21分14秒 | 障害者の自立

 県教委などは今年度、東京パラリンピックに向け、県内の障害者スポーツ選手を対象にした強化、支援の事業を始める。競技人口の少なさや競技団体の組織が整備されていない現状を踏まえ、選手の「掘り起こし」にも取り組む。

 事業は五輪に向けた選手強化と併せ、県競技力向上推進本部と県障害者スポーツ・レクリエーション協会が主催。パラリンピック全22競技で強化を図るため、各競技団体などから推薦された12歳以上の選手と団体を対象とする。国内外への遠征や合宿の費用などの支援が受けられる。同協会は「トップ選手になるには、海外遠征が必要。支援があれば挑戦しやすくなるのではないか」とみている。

 掘り起こしに向けては、トップ選手が参加する競技体験会や練習会を積極的に開き、障害者に自分の能力に合ったスポーツを見つけてもらう。

2015年06月25日 Copyright © The Yomiuri Shimbun



躍動する姿、表情見て 障害者主役のミュージカル

2015年06月26日 21時14分38秒 | 障害者の自立

 障害者が主役のミュージカル「大きな古時計」が27日午後2時から、大阪市中央区大手前1丁目のドーンセンターで上演される。歌って、踊って、環境問題の大切さも訴える。生きることの素晴らしさを障害者が全身で表現する舞台。関係者は「彼ら、彼女たちの生き生きした姿を見てほしい」と話している。

 公演を行うのはNPO法人まんぼう(大阪市中央区法円坂)。障害者の生活向上や自立支援などに取り組む生活介護事業所を運営しており、ミュージカルにも事業所の利用者らが出演する。

 音楽を聞き、歌いながら踊るミュージカルには、五感を活性化する働きがあるとされ、まんぼうの利用者も、仕事の前の時間を利用して、柔軟体操や歌、ダンスの練習に取り組んでいる。

 公演は、日々の活動の成果を多くの人に知ってもらうためのもので、学校や地域のイベントなどにも参加。今回が55回目の公演で、大阪市中央公会堂やNHK大阪ホール、沖縄県や岩手県での単独公演も経験している。

 「おおきな古時計」は、ある男の生涯を通じて、命の輝きや生きることの素晴らしさを表現する、まんぼうオリジナルのストーリー。20~50歳の利用者10人をはじめ、一般の支援者約20人もダンサーとして出演する。

 事業所近くの公園で清掃活動を行うなど、環境問題にも積極的に取り組んでいる。今回の舞台でも、ペットボトルやふた、缶ジュースのプルトップなどの廃材を利用した舞台衣装や大道具も使い、資源の大切さを訴える。

 まんぼうの西村マコト施設長は「ミュージカルに取り組むことで、みんなが大きく変わった。いろいろなことに積極的になり、笑顔や会話が増えた。今回の舞台でも、それぞれに個性的なメンバーが、生き生きと歌い、踊る姿を見てほしい」と話している。

 入場無料だが、満席で入場できない場合がないよう、事前にホームページかメール(n-manbow@sea.plala.or.jp)、ファクス(06-6943-6943)で申し込んでほしいという。

生きることの素晴らしさを全身で表現するまんぼうの舞台=昨年2月、大阪市中央区

2015年6月25日    大阪日日新聞