ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

不用になったパソコンで障害者の就労支援・群馬

2014年05月24日 02時17分18秒 | 障害者の自立
トラック一杯の不用家電を寄付
群馬県桐生市で障害者の経済的自立をめざして家電リサイクル事業を行うNPO法人「equ―alle(エクアル)」では、5月16日にトラック一台分に積み込まれた不用になったパソコンや携帯電話などの小型家電を社員総出で引き取りを行った。

エクアルの活動に賛同した前橋にあるシステム開発会社「ジーシーシー」が、約600人の全社員に呼びかけて、今回187台の不用になったパソコンや携帯電話の寄付を行ったもの。

同法人では、ジーシーシーと不要になったパソコンや携帯電話などの提供を受ける契約を結び、この日が初めての取り引きとなった。積み込み作業に立ち会ったジーシーシーの担当者は「廃棄される物が価値を生みことは、社会貢献のお手伝いになる」と話す。

家電に使われるレアメタルをリサイクル
NPO法人「エクアル」は、2013年12月3日付でNPO法人としての認証を受け、知的障害がある従業員2人を雇用。群馬県桐生市でパソコンなどの小型家電で使われているレアメタル(希少金属)を取り出して換金するリサイクル事業を展開している。

同法人の高橋理事長は、「初の事例で感謝しています。さらに輪を広げていければ」と、今後の支援の広がりに期待を寄せた。

同法人では、Facebookページを使って日頃の活動のPR活動を行い、不用になった小型家電を譲って頂ける個人や団体を募集している。お問い合わせは下記外部リンク先を参照のこと。

NPO法人 equ-alle(エクアル)
http://equ-alle.org/

NPO法人 equ-alle(エクアル)Facebookページ
https://www.facebook.com/npo.equalle

2014年5月22日 19:00 障害者雇用インフォメーション

『累犯障がい者』…自立への道」

2014年05月24日 02時06分35秒 | 障害者の自立

 特集です。

 全国の刑務所に新たに服役した人の9.6パーセントが障がい者(2012年法務省調べ・身体障がいは除く)です。

 服役中の知的障がい者の7割は再犯者(労務省調べ)であるというデータもあります。

 つまり、刑務所での服役を繰り返す障がい者が多いということがわかります。

 今回、こうした「累犯障がい者」と呼ばれる、ひとりの男性を取材しました。

 その自立の道から見えてきた、問題と希望の光を取材しました。

 機械の音が鳴り響く部屋。

 ここは神戸市にある障がい者が働く作業場。

 通販などで販売されるドッグフードをつくっています。

 <山田さん(仮名)>
 「これ、持っといてくれるか?」

 山田さん(仮名)、26歳。

 「アスペルガー症候群」と呼ばれる発達障害です。

 この障がいがある人は、一般的に自分の意思をうまく伝えることが苦手です。

 山田さんは作業場で働き出して2年、その前は刑務所で服役していました。

 <山田さん>
 「要は窃盗ですね、行き詰まって盗んでものを売ったりとか色んな事をしてたんですけど」

 山田さんは10代のころから万引きを繰り返し、ついには実刑判決を受けました。

 これまでに、あわせて5年、少年院や刑務所で過ごしてきました。

 <山田さん>
 「繰り返し繰り返しですね」
 (Q.どんな気持ちでやっていました?)
 「食うに困っていたことが多かったですね」

 両親が生まれてまもなく育児を放棄したため、山田さんには両親の記憶はありません。

 祖父母に育てられましたが、小学校では障がいが原因でうまくコミュニケーションがとれずに、いじめを受けました。

 親代わりだった祖父母とも折り合いが悪く、18歳で家出。

 しかし頼れる友達はおらず、1人、路上での生活を余儀なくされました。

 (Q.頼れる人はあまりいなかった?)
 <山田さん>
 「全然いなかった。いじめも多かったし、ほんまの親でもなかったですし、捨てられて。そういうのもあって、人を信じないっていうのが強かったです」

 そんな中、食べていくために手を染めたのが、窃盗や万引きの常習でした。

 「累犯障がい者」。 

 山田さんのように何らかの障害があって、犯罪を繰り返す人をこう呼びます。

 今、刑務所に新たに服役する人の1割は、障がい者。

 また、服役中の知的障がい者のうち、7割は再犯者というデータもあります。

 その3人に1人は、出所後3か月以内に再び罪を犯し、刑務所に戻ってきています。

 山田さんをはじめ、「累犯障がい者」の支援を行っている森さんは、こう話します。

 <兵庫県地域生活定着支援センター 森 喜久男所長>
 「(犯罪を)したくてしている人は本当に数少ない。せざるを得ない生きづらさがあって、そこまでいってしまったという人が大半です。どこかで誰かが手を差し伸べていれば、そこまでいかなかったん違うかな」

 大阪府泉南市の厚生福祉センター「つばさ」。

 「累犯障がい者」などが、自立のための訓練を受けています。

 この日は、自分が他の人から何かをしてもらったときに「お礼を言う練習」がありました。

 <利用者の男性>
 「ペン、ありがとうございました」
 <職員>
 「どうも」
 <利用者の男性>
 「…」
 「ありがとうございました」

 コミニュケーションに問題を抱える人が多く、施設では、こうした基本的な挨拶や振る舞いから練習していきます。

 この活動を始めて5年になりますが、地域に戻った人の中で再犯者は出ていません。

 2年前に出所し、ペットフードの作業場で働き出した神戸の山田さん。

 ここでは、山田さんのような過去に犯罪を犯した障がい者を積極的に受け入れています。

 今では、なんでも相談できる仲間もできました。

 <同僚の女性>
 「優しいっちゃ優しいですけど」
 <山田さん>
 「やさしいっちゃ?」
 <同僚の女性>
 「そんなやさしくない」
 <山田さん>
 「どうやねん(笑)」
 <同僚の女性>
 「なによー、文句あるの?」
 <山田さん>
 「ごめん、いつもこういう感じなんです」

 作業場の代表理事、竹内さんは、この2年で山田さんはすっかり変わったと話します。

 <代表理事 竹内さん>
 「来た当初は毎日キレて、途中でおらへんよな(笑)。ブチってきれて。それは、自分ではどうやったと思う?なんで、あんなに怒ってたんやろ?」
 <山田さん>
 「あほらしいですね」
 <代表理事 竹内さん>
 「今考えたらそうやろ、何でやろ?何が変わったと思う?」
 <山田さん>
 「気長になれたこととちゃいますかね」
 <代表理事 竹内さん>
 「きもちがな」
 <山田さん>
 「そうそうそう」
(Q.変わりましたか?)
 <代表理事 竹内さん>
 「変わったなー、やっぱり友達って大事ですよね。ここでの友達ができていて、それが良い関係になってる」

 山田さんは今、作業場でもらう工賃、月6万円と残りは生活保護を受けながら、アパートで独り暮らしをしています。

 休日になると、部屋には作業場の仲間も集まります。

 <山田さん>
 「しんどいときこそ分かりあえる、同じ障がい者なので。元気づけることもあれば、元気づけられることもあるし、いっぱいあるかも知れないですね、たぶん。同じ立場で話ができるし」

 刑務所を出て2年。

 1人暮らしも、徐々に慣れてきました。

 仲間ができたことで、苦しいことがあっても、再び犯罪を犯そうとはもう思わないといいます。

 
この日は半年に1回、開かれる作業場でのバーベキューパーティー。
 
 山田さんも参加しました。

 
 2年前まで頼れる人はおらず、孤独だった山田さん。

 今は、この生活を大事にしたい、そう考えるようになりました。

 <山田さん>
 「だいぶ変わりましたね。180度変わりました。こうやってドンちゃん騒ぎしたりとか、みんなで飲んだりすることが、今まではなかったので。そう考えたら、そういう面では幸せかな。こうやってみんなの笑顔見て、みんなで楽しんでいるのが幸せですね」


気軽に相談して 視覚障害者・家族、心の負担を軽く 25日の総会参加者募集 /秋田

2014年05月24日 02時05分18秒 | 障害者の自立
 湯沢市雄勝郡視覚障害者福祉協会(柿崎妙子会長)は25日開催の定期総会への一般の視覚障害者やその家族の参加を募集している。

 活動内容の紹介や情報交換を目的に毎年開いている。特に情報交換は、悩みなど気軽に会話することで精神的負担を緩和する効果があることから、一般の人たちへも参加を呼びかけている。

 協会は今後、音声を利用したパソコンや携帯電話の操作に関する講座も予定している。柿崎会長は「10代から90代まで協会員の年齢層は幅広いので、何かの役に立てると思う。気軽に参加してほしい」と話している。

 総会は25日午前10時〜正午、湯沢市田町2の湯沢ロイヤルホテルで。懇親会は正午〜午後2時で、費用は3000円(総会のみ参加は無料)。

 問い合わせは柿崎会長(0183・72・4666)、高橋義昭さん(0183・73・1869)。

毎日新聞 2014年05月22日 地方版

障害者と地域住民ふれあい/観音寺でフェスタ

2014年05月24日 01時57分36秒 | 障害者の自立
 三豊広域福祉会・地域支援センターまるやまの「ふれあいフェスタ2014」がこのほど、香川県観音寺市流岡町の同センターであり、施設利用者が育てた花や野菜の苗の即売のほか、日ごろから交流のある団体のステージイベント、飲食バザーなどで終日にぎわった。

 フェスタは障害者と地域住民、友好団体が交流を深めようと始まり、今年で16回目。ステージでは笠田高吹奏楽部や香川短大ダンスゼミ、みなみかじエイサー団が演奏や演舞を披露。爽郷(さっさ)やまもと連のよさこい踊りには、軽快な音楽に合わせて思わず踊りだす施設利用者も飛び出し、和やかな交流が繰り広げられた。

 ペチュニアやマリーゴールド、サルビアなどの花や野菜の苗の即売は人気コーナーで飛ぶように売れ、地元の常磐小児童10人もボランティアとして販売をサポート。ゲームコーナー、飲食バザーにも長い列ができていた。

 同福祉会は、知的障害者の授産施設として、1984年に観音寺・三豊の旧1市9町で設立し、昨年、30周年を迎えた。


大勢の人でにぎわった花や野菜の苗の即売コーナー=香川県観音寺市流岡町

2014/05/22 09:35 四国新聞

福岡)水耕栽培で無農薬野菜を生産 直方市の障害者施設

2014年05月24日 01時47分02秒 | 障害者の自立
 直方市上境の障害者福祉サービス事業所「たかみ学園」が水耕栽培に取り組んで4年目になる。発光ダイオード(LED)で栽培される完全無農薬の野菜は「安全」「おいしい」と、地元で人気を呼んでいる。

 野菜工場は知的障害者を支援しようと3年前に建てられ、プレハブ平屋建ての190平方メートル。照明にはLEDを使い、外部と隔離されて無菌状態に近いため、完全無農薬で水耕栽培をしている。

 水耕栽培の研究者によると、LEDを使った水耕栽培は露地栽培よりも栄養価が高く、高品質の野菜が作れるという。

2014年5月23日03時00分 朝日新聞