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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

日常を漫画に 安城の団体が雑誌作製、4コマでユーモラスに紹介 /愛知

2014年05月03日 02時21分45秒 | 障害者の自立
 ◇「楽しんで生活していること知って」

 重度身体障害者の介護の充実を目指して活動している安城市東明町の「フィリアの会」(本田桂吾理事長)が、障害者の日常を4コマ漫画で表現した雑誌「わははハンディーズ」(A4判)を作製した。介護者の大変さもユーモアを交えて紹介している。【渡辺隆文】

 雑誌を作り始めたのは昨年1月から。「フィリアの会を知ってもらうのが当初の目的だったが、作っているうちに障害者のことも理解してもらえればと考えるようになって」と障害者に関わる漫画を描き始めた。

 雑誌は本多理事長ら障害者が原案を考え、地元の小学生や家族、友人に絵を描いてもらった。外出、日常生活、本田理事長の生い立ちの3部作で構成される。外出の部では、新幹線の切符を予約しようとした障害者が、名古屋駅に電話で問い合わせると、付き添いの人数や車いすの有無、切符の受取人などを聞かれたあげく、最後は「折り返し電話します」と言われて対応してもらえなかった事例などが題材にされている。

 生い立ちの部では、10歳から車いすで生活する本田理事長が、夜中に寝返りを打とうと家族に「おーい」と大声で呼びかけると、寝付いた家族の代わりに隣人が気付いて駆け付けたことなどがユーモラスに描かれている。

 本田さんは「日常生活で苦労することもあるが、楽しんで生活していることを知ってほしい。今後は重度の障害者だけでなく、いろんな障害者にまつわる漫画を描きたい」と話す。雑誌は各1000部を作製した。購読などの問い合わせは本田理事長(0566・77・7331)。


フィリアの会が作製した4コマ漫画「わははハンディーズ」

毎日新聞 2014年05月02日 地方版

障害者が配膳や接客、生き生きと 東員でカフェ開店

2014年05月03日 02時14分23秒 | 障害者の自立
 障害者が働くカフェレストラン「くろがねもーち」が一日、東員町山田に開店した。町内の社会福祉法人「いずみ」が運営する就労支援事業所の一つ。二人が早速、働き始め、配膳などを担当している。

 いずみはパンやみその製造など障害者の働く場づくりに取り組んできた。町内の農家とともに米や有機野菜の栽培も手掛ける。

 こうした食材を使った料理を提供し、障害者の仕事の幅を広げようと新たにレストランを設けた。店名は敷地に植わるクロガネモチの木にちなんだ。

 働く二人は、いずみの施設に通う二十人から希望を募って決まった。配膳や洗い物の補助などを担当する。これまで農作業や清掃作業をしてきた服部誠さん(36)は「お店が気に入って手を挙げた」。パン製造をしていた岡崎里奈さん(25)は「『いらっしゃいませ』と言って接客をしてみたかった」と新たな仕事に目を輝かせている。

 店舗は木造二階建て延べ百四十平方メートルで、オープンテラスを含めると約四十席。建設費は四千七百万円。町から千五百万円の補助を受け、残りは自己資金や保護者らの寄付で賄った。和食のランチやそば、丼物、スイーツを提供する。営業時間は午前九時~午後四時。定休日は月曜と祝日。いずみの工房で焼いたパンも販売している。


レストランのスタッフとして働く(左から)服部さんと岡崎さん=東員町山田で

2014年5月2日 中日新聞

身体障害者野球「神戸コスモス」12歳の最年少ルーキー

2014年05月03日 02時06分11秒 | 障害者の自立
 身体障害者野球の強豪、神戸コスモス(神戸市垂水区)に、中学生になったばかりの12歳の選手が入団した。日本身体障害者野球連盟(同区)によると、21年続く同連盟で史上最年少の選手とみられるという。17、18日に神戸である全国大会でベンチ入りすることが決まっており「チームの将来を担う存在に」と期待が高まる。(田中靖浩)


 柳学園中(兵庫県洲本市)1年の小浜素生(こはま・そうき)選手=南あわじ市。生後約3カ月のとき、右手のひらが開かないことに母安代さんが気付いた。はって進むようになっても右足が動かない。原因は不明だが、先天的に、右半身に障害があるのだろうと診断された。

 小学1年の冬、兄が入っていた地元の少年野球チーム「三原ジャガーズ」に入団。左投げ左打ちの選手として急速に上達した。小6だった昨年はチームの4番と投手を任され、三原少年野球リーグの最多勝を記録した。

 進学の際、中学校のチームに入ることも考えたが、小5のとき練習に参加したことのあるコスモスを選んだ。三原ジャガーズで野手の際、左手にはめたグラブで捕球した後、右脇にグラブを挟んで球を取り出し、送球していた。一方、コスモスでは「球を宙に浮かせてグラブを落とし、つかんで投げた方が動きが早い」と教わった。「やってみたら確かに早かった。よりレベルの高いプレーができるところで野球をしたいと思った」という。

 野球に取り組むうちに、ゼロに近かった右手の握力が10キロほどまで向上した。右足の動きも良くなり、塁間を全速力で駆け抜ける。コスモスの岩崎廣司監督は「野球経験は豊かで動きが良い。紅白戦などを見て守備位置を考える」と話す。

  全国身体障害者野球大会は17、18日、神戸市須磨区のほっともっとフィールド神戸で。16チームがトーナメント形式で争う。17日午前9時から開会式がある。入場無料。


あどけなさの残る表情で投球練習に励む小浜素生選手。「将来の夢は医師。そのためにも野球を通じて右腕がもっと動くようになれば」=神戸市西区

2014/5/2 07:00 神戸新聞 ホーム

身体障害者数の統計値ミス/高松市、過去10年間

2014年05月03日 02時01分09秒 | 障害者の自立
 高松市は1日、市在住の身体障害者数の統計値について、少なくとも過去10年間にわたり実数より約千~1500人多く公表していたと発表した。手作業によるカウントミスが原因。障害者福祉サービスなどへの影響はない。

 市障がい福祉課によると、障害者手帳を交付している障害者数の統計作業は、台帳に基づき2013年度まで手作業で算出してきた。本年度から統計作業を電算化するに当たり、04~13年度分のデータを電算処理したところ、すべての年度で差異が判明。2万1060人としていた13年度は、実際は1437人少ない1万9623人だった。

 統計処理を行う際、障害のある箇所の修正や死亡者を除いたりしていて、二重カウントした可能性が高いという。

 市の調査では、1992年度に障害者手帳のシステムを電算化した際、91年度の障害者数の統計値に差異が生じていたことが判明したが、「92年度から2003年度の実態は分からない」としている。

四国新聞 2014/05/02 09:42

知的障害者サッカー、市民体出場 健常者と初対戦へ

2014年05月03日 01時55分10秒 | 障害者の自立
 県内から選手が集まる県知的障がい者サッカーチーム(阿部史憲代表)が全国を目指して始動する。3日からの盛岡市民体育大会に出場し、健常者と初めて対戦。本県開催の2016年全国障害者スポーツ大会(希望郷いわて大会)に向けた強化育成を目的にエントリーを決めた。今年は全国大会初出場が目標。イレブンはこれまでの苦労をばねに、社会参加の推進につながる一歩を力強く踏み出す。

 チームは全国障害者スポーツ大会フットベースボールで04、05年、本県を優勝に導いた藤原清史監督(40)=盛岡杉生園サービス管理責任者=らが中心となり、障害者スポーツを普及させようと12年に結成。現在は盛岡、宮古、久慈、一関などから支援学校の生徒や福祉作業所の作業員ら10、20代の約20人が週1度練習する。

 大きな目標は希望郷いわて大会。地元開催の飛躍を期し、今年は盛岡市民体育大会(3日~)、同市社会人リーグ3部(25日~)に挑戦する。全国障害者スポーツ大会のブロック予選(6月)を突破して、11月の全国大会(長崎)出場を狙う。

 阿部代表(33)=三愛学舎勤務=は「楽しむのが第一だが、支援に応えたい。彼らの活躍が周囲の励みや目標にもなる。それが社会参加につながってほしい」と願う。二戸市福田の中村弘志主将(19)=三愛学舎=は「自分たちがどれぐらいできるか楽しみ。ボールに対するしつこさを大事にしたい」と本番を待つ。


【写真=仕上げの紅白戦に臨む選手。全国で活躍する目標に向かってスタートする】

岩手日報 (2014/05/02)