障害者雇用を促進するため、県総合文化センター(津市一身田上津部田)内の県男女共同参画センター「フレンテみえ」に整備される「ステップアップカフェ(仮称)」が12月をめどにオープンする。県は21日から、運営事業者の募集を始め、7月上旬に決定する方針だ。県内企業の障害者雇用率(昨年6月1日現在)は全国最下位(1・6%)だけに、県雇用対策課は「カフェを通じて障害者雇用の議論を喚起し、雇用率のアップにつなげたい」としている。
カフェは、フレンテみえ1階のふれあいコーナーを改修して設置。屋内スペース約90平方メートルのほか、屋外テラス(屋根なし)約50平方メートルを整備し、40席程度を設ける。事業費は約2500万円。
障害者を雇用し、接客などの働く姿を見てもらい、障害者に対する理解を深めてもらうとともに、県内の障害者就労支援事業所などで製作した商品の販売スペースも設ける。特別支援学校などからの実習生も受け入れ、就労に向けた中間支援機能も持たせるほか、障害者との交流イベントも開催する。総合文化センターの開館日に営業し、営業時間は原則として午前9時〜午後5時。
県は当分の間、障害者雇用を支援した経験がある人などを嘱託員として雇用してカフェに配置。実習生の受け入れや県内企業の障害者雇用に向けた調整を担当してもらう。
事業者の公募では、6月3、4両日、関心を持つ事業者に対する説明会を個別に開催。6月27日まで企画提案書を受け付ける。その後、提案者によるプレゼンテーションを行い、外部有識者を含む選定委員会で事業者を決定する。問い合わせと企画提案書の提出先は同課(059・224・2510)。
毎日新聞 2014年05月21日〔三重版〕
カフェは、フレンテみえ1階のふれあいコーナーを改修して設置。屋内スペース約90平方メートルのほか、屋外テラス(屋根なし)約50平方メートルを整備し、40席程度を設ける。事業費は約2500万円。
障害者を雇用し、接客などの働く姿を見てもらい、障害者に対する理解を深めてもらうとともに、県内の障害者就労支援事業所などで製作した商品の販売スペースも設ける。特別支援学校などからの実習生も受け入れ、就労に向けた中間支援機能も持たせるほか、障害者との交流イベントも開催する。総合文化センターの開館日に営業し、営業時間は原則として午前9時〜午後5時。
県は当分の間、障害者雇用を支援した経験がある人などを嘱託員として雇用してカフェに配置。実習生の受け入れや県内企業の障害者雇用に向けた調整を担当してもらう。
事業者の公募では、6月3、4両日、関心を持つ事業者に対する説明会を個別に開催。6月27日まで企画提案書を受け付ける。その後、提案者によるプレゼンテーションを行い、外部有識者を含む選定委員会で事業者を決定する。問い合わせと企画提案書の提出先は同課(059・224・2510)。
毎日新聞 2014年05月21日〔三重版〕