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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

聴覚障害者に音楽イベント 右京の手話研が企画

2011年07月29日 01時02分22秒 | 障害者の自立
 聴覚障害のある人にも音楽やダンスを楽しんでもらおうと、全国手話研修センター(京都市右京区)の職員らが31日、人と人とのつながりを深めるイベントを同センターで開く。音を振動として会場に流す工夫をし、「障害のある方に、今まで以上に社交的になってもらえる場にしたい」としている。

 企画したのは、同センター職員の青山好一さん(40)。イベントを開くきっかけは、聴覚障害のある知人と飲食店に行った時の体験。青山さんが隣席の初対面の客と雑談を始めると、知人は「自分は話ができないので、見知らぬ人と人間関係ができること自体が不思議」と話した。そこで「言葉によるコミュニケーションに頼らずに、人と人とのつながりを広げられる場を作りたい」と考えるようになった。

 具体的な方法がなかなか見つからなかったが、聴覚障害者がカラオケを楽しむ際、机や椅子に手を当てて「振動」を感じていることに気づいた。この振動を生かせば、音を聞くことは無理でも、音楽のリズムを楽しむことはできると思い至ったという。

 当日は、音の振動を体感しやすい「重低音」を強調する機材を使って曲をかけ、聴覚障害のある人は、この振動のリズムに合わせてダンスを楽しんでもらう。1970年代の懐かしの名曲も流す。また大道芸など視覚的なパフォーマンスも催す。青山さんは「障害のある人もない人も、堅苦しくならず、気軽に参加してほしい」と話す。

 会場はJR山陰線嵯峨嵐山駅前にある全国手話研修センター(ココミュニティ嵯峨野)。午後1時半~同5時半。参加費千円。収益は全額、東日本大震災の義援金として寄付する。問い合わせはメールアドレスsociaclub.reborn@gmail.com。

京都新聞

障害者駐車場必要な人に 府、9月から利用証制

2011年07月29日 00時56分44秒 | 障害者の自立
 身体障害者や高齢者らが商業施設などに設けられた障害者用駐車スペースを確実に利用できるようにするため、京都府は9月1日から、必要な人に利用証を発行する「京都おもいやり駐車場利用証制度」を始める。商業施設や公共施設にも協力を呼び掛け、2011年度中に専用スペース500カ所の確保を目指す。

 利用証の申請は8月22日から、府庁(京都市上京区)の府民総合案内・相談センターや府内の保健所などで受け付ける。身体障害者や要介護1~5の高齢者らには有効期間5年の長期利用証、妊産婦やけが人にはそれぞれの期間に応じた短期利用証を交付する。

 利用証は車のルームミラーに掛けて明示する。公安委員会発行の駐車禁止除外指定車標章も利用証として代用できる。

 協力する商業施設や公共施設にはステッカーや立て札で制度を周知してもらい、利用証がない車は専用スペースに止められないようにする。

 府は制度の普及に向け、身体障害者団体や経済団体などとつくる推進組織を28日に設立する。

 障害者用駐車スペースはバリアフリー新法などで商業施設や公共施設に設置が義務付けられているが、障害者や高齢者以外の人が駐車するケースもあり、対策が求められていた。府のほかには全国で19県が駐車場の利用証制度を導入している。


京都府が交付する障害者用駐車スペースの長期利用証

京都新聞

障害者支援企業がキャラノートを被災地に、売り上げ一部寄付も/海老名

2011年07月29日 00時54分28秒 | 障害者の自立
 被災地の子どもを長期的に支援しようと、海老名市の障害者100+ 件支援企業が市のイメージキャラクターを使ったノートを作製した。2冊1組で販売、1組売れると1冊は被災地の子どもに送られるシステム。企業は「長期的な『笑顔の復幸』のお手伝いをしたい」と話している。

 企業は地域作業所の営業や品質管理などを行っているECエンターテインメント(鈴木晶子社長、同市国分南)。同社は震災以来、人的、物的に復興支援を行ってきた。

 震災から時間がたち、「いつまでも忘れない支援とは」と考えた結果、商品購入により多くの人を復興支援に巻き込む方式を採用した。

 ノート2冊1組(300円)を買うと1冊を被災地の子どもたちに贈るうえ、売り上げから1組につき100円を寄付する仕組みだ。

 ノートはB5判でカラー。表紙に同市のイメージキャラクターである「えび~にゃ」をあしらっている。裏表紙には子どもたちに分かるように海老名市や被災県の説明もある。

 市役所や市内外の22社などから協力を得て5千冊(2500組)を作製。仕事上のつながりからノートの袋詰めなどは地域作業所に依頼、障害者100+ 件支援も併せて行う形とした。

 同社は「多くの自治体にはイメージキャラクターがある。これをきっかけにこうした運動が広がってくれれば」と話している。ノートは24日の「えびな市民まつり」でスタンプラリーの賞品として初登場。現在は販売する協力店を募っている。問い合わせは、同社電話046(207)7339。


被災地支援のノート。裏表紙に海老名の紹介が入っている

カナロコ(神奈川新聞)