ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

熊本のスタジオジブリ展、1万人突破

2011年07月26日 02時09分53秒 | 障害者の自立
 県立美術館・本館(熊本市二の丸)で開催中の「スタジオジブリ・レイアウト展」(読売新聞社、KKTくまもと県民テレビなど主催)は23日、入場者数が1万人を突破した。

 1万人目には熊本市国府3の会社員荒木真吾さん(35)、妻香織さん(33)、長女春香ちゃん(5)、次女真咲(みさき)ちゃん(3)の家族連れが認定された。

 会場入り口では記念セレモニーが開かれ、KKTの位寄(いき)雅雄専務から荒木さんに同展の図録と「となりのトトロ」のぬいぐるみが贈られた。荒木さんは「びっくりしました。子供たちがトトロと『崖の上のポニョ』が大好きなので来ました」と笑顔で話していた。

 この日、本館講堂では「ミュージアム・セミナー」が開かれ、同美術館学芸課の村上哲主幹が「スタジオジブリの創作を探る」と題して講演。「かわいらしさと不気味さ、平和と戦争など二律背反の世界を提示し、破壊の中から新しいものを作り出すのが特徴」などと話した。

 同展は今月15日に開幕し、高畑勲、宮崎駿の両監督らが制作したアニメ「風の谷のナウシカ」「となりのトトロ」「火垂るの墓」を始め、公開中の最新作「コクリコ坂から」などのレイアウト(設計図)約1300点を展示している。

 9月4日まで。期間中の月曜(8月15日を除く)は休館。8月8日は障害者向けの鑑賞デーとし、同21日午前10時半からは小中学生を対象に展示品を解説する「こども美術館」がある。問い合わせは県立美術館(096・352・2111)へ。

(2011年7月24日 読売新聞)

障がい者に優しい海水浴場「ユニバーサルビーチ」とは?

2011年07月26日 02時07分32秒 | 障害者の自立
大洗サンビーチが海開き
7月に入り、各地の海水浴場が海開きのシーズンを迎えている。茨城県大洗町の「大洗サンビーチ」も、今年の夏季の営業を開始した。

大洗サンビーチは、障がい者やお年寄りに優しい「ユニバーサルビーチ」として全国的に有名な海水浴場。茨城県内だけでなく、他県からの利用者も多い。

海に入れる車椅子も貸出
大洗サンビーチに、日本で初めてのユニバーサルビーチがオープンしたのは、1997年。ビーチは駐車場から砂浜までの段差や溝をなくし、車椅子でビーチに入れるように設計されている。

また、駐車場は、障害者手帳を提示すれば駐車料金が無料になるほか、車椅子で利用できる更衣室やトイレも設置されている。

そのほか、水陸両用特殊車椅子「ランディーズ」も、利用者からの支持を集めている。「ランディーズ」は、砂浜を移動しやすいよう、車輪が特殊なゴムタイヤで作られており、乗ったまま海の中に入ることも可能。「泳いでいる気分が味わえる」といった利用者からの声もあるという。貸し出しは無料。希望者には、一般の海水浴客が立ち入らないエリアの開放も行っており、安全に対する配慮も行われている。

大洗サンビーチについての問い合わせは、大洗町商工観光課商工観光振興係で受け付けている。


大洗町商工観光課商工観光振興係
電話:029-267-5111




大洗サンビーチホームページ
http://www.town.oarai.lg.jp/~kankouka/asobu/info_g_6_363.html

仮設入居者サポート

2011年07月26日 02時05分29秒 | 障害者の自立
 石巻市の亀山紘市長は、25日の会見で、仮設住宅の入居者支援策として「見守り隊」による事業や、孤立化や引きこもりを防ぐ「仮設住宅サポートセンター」を設置する方針を明らかにした。現在地で再建を図る市立病院の安全対策について、亀山市長は「8月末までに高さ3・1メートルの仮堤防が建設される。防潮堤の整備を県に急いでもらう」と強調。病院施設の復旧に1年かかるが、「早い時期に病床を使って2次医療、救急救命を再開したい。本年度中に部分的には稼働できる」との見通しを示した。

 市によると、見守り隊の支援事業は、石巻市社会福祉協議会に委託し、180人を臨時職員として雇用。仮設住宅の巡回や入居者の生活相談、関係機関との連絡調整を行う。事業は今月中にスタートする。

 仮設住宅サポートセンターは、高齢者や障害者、子どもを対象にしたデイ・サービスや子育て支援事業の拠点施設として南境、大橋、渡波・万石浦、蛇田・青葉、河北、雄勝の6エリアに開設する。センターを基点に、孤立化や引きこもり予防のための総合的な事業を展開する。今後、開設時期や委託先を決める。

 大津波で水没した市立病院1階の活用について、市は「1階にあった電気等の設備関係や医療機器を2階以上の階に設置し、1階は会議室を考えている」と説明。

 市立病院は14診療科で、医師は震災後、13人に半減した。亀山市長は「医師確保の問題もあり、診療科はある程度限定されるのではないか。できるだけ従来の体制を維持できるよう、医師確保に努めていく」と強調した。

 市によると、24日現在の避難所数は75カ所、避難者は3668人。避難所の閉鎖時期について、亀山市長は「8月末には仮設住宅の目標戸数(7500戸)を確保できる。9月中には集約して、学校に避難者が残っていたとしても他の場所に移ってもらい、学校の機能を回復したい。体育館は子どもたちに返したい」と語った。

三陸河北新報

地デジに完全移行 「新たな難視地区」から不満の声

2011年07月26日 01時58分34秒 | 障害者の自立
 県内でも対応が遅れた高齢者やデジタル電波が受信できない「新たな難視地区」と呼ばれる地域の住民からは不満の声が漏れた。総務省の県テレビ受信者支援センター(デジサポ長崎)やテレビ局には視聴者からの問い合わせが相次ぎ、家電量販店では駆け込み客の姿が目立った。

 「天気予報やニュースが見られないのは困るねえ」。五島市増田町の女性(75)はアナログ放送終了を知らせる画面を困惑した表情で見つめた。女性は夫(81)と2人で月7万円の年金暮らし。デジサポ長崎からチューナーの支給は受けたが、アンテナなどの設備が不調で、デジタル放送は受信できないままだ。

 担当者からは電器店への相談を勧められたが、修理代が必要なため「もうテレビを見るのは諦める」と対応できずにいる。

 佐世保市江迎町の主婦、岡妙子さん(38)は半年前に地デジ対応テレビに買い替えたが、山に囲まれた地形のため、デジタル放送では2局しか視聴できない。「毎週楽しみにしていた番組が見られないのは困るけど、しばらくは我慢しないと」とつぶやいた。

 大村市富の原1丁目の視覚障害者、竹尾繁美さん(64)は20年間愛用するラジカセでテレビ放送のニュースや情報番組の音声を聴いていたが、それもできなくなった。「困っている視覚障害者は多いはず。技術は発達したようだが、私たちは世間から忘れられていないか」

 一方、デジサポ長崎には「チューナーが手に入らない」「画面が映らない」などの問い合わせがあり、相談員らが奔走。松浦市などでは他地域の電波に干渉されてテレビ映像が途絶える「混信」が一部地域で起き、関係者が対応に追われた。

 長崎市浜町のベスト電器長崎本店にはチューナーやテレビの在庫問い合わせが相次いだ。BSが受信できる1万円程度のチューナーは数台残っているが、地上デジタル放送だけを受信する5千円程度の商品は品薄状態となっている。

 カー用品店のSANJYO城栄店(長崎市城栄町)では従来ほとんどなかったカーナビの地デジチューナーへの問い合わせが、7月に入ってからは1日10~20件に急増。カーナビの地デジチューナー商戦を「これから」と見据えている。


アナログ放送終了を告げる静止画に切り替わった女性方のテレビ=五島市増田町

長崎新聞

支局長評論:山口 歩く走る歩く /山口

2011年07月26日 01時56分16秒 | 障害者の自立
 週末は近くの公園を走っている。なんて書くと気力、体力共に充実し、まだまだやれる中年のようだが、そんなに格好良くない。尿酸値、肝機能の数値がグングンと伸びている。医者に「適度な運動をしなさい」と言われたのだ。

 近くには維新百年記念公園がある。走ることにした。小中学生の時分は、走るのだけは得意だった。40年ぶりに走るのである。ジョギングシューズを買った。ところが、うまく走れない。つまずくのだ。足がうまく回らない。えーっ。高校生ランナーが風のように抜いていく。

 ここはひとつ冷静になって、歩くことにした。速足だ。背筋を伸ばして、手を大きく振る。いい大人がちょっと照れくさい。知り合いの医者の言葉を思い出した。「人間、ある程度のスピードで歩いていると、走りたくなるものです」。本当だ。しばらく歩くと、走りたくなった。つまずかないように、ゆっくり走り出した。と言ってもわずか100メートルだ。そこで息が切れる。

 その維新公園は、国体の準備が進んでいる。1番にこだわらなくていいと何度も書いた。順位よりも、48年前の国体イベントに参加して、再び国体を迎える県民の高揚感がいい。山口市の大来静枝さん(62)もその一人だ。中学生だった48年前、開会式に合唱団の一員として参加した大来さんは、今回はボランティアで参加する。長い間、身障者ボランティアをしているので、障害者スポーツ大会に参加する選手との出会いを楽しみにしているという。

 東日本大震災の被災者を元気づけようという山口国体は、優勝争いよりも重要な責務を負い、日本中から注目されることになった。ボランティア活動にも期待がかかる。そんなことを思いながら維新公園を歩いたり走ったりしている。国体が始まる10月には、別人のようにさっそうと走っているぞ。<山口・堀信一郎>

〔山口版〕毎日新聞 2011年7月25日 地方版