高齢者や障害者らも含め、すべての人に分かりやすい印刷物を作る際の参考にしてもらおうと、宇都宮市は「ユニバーサルデザイン文書マニュアル」を作成した。今後、市のホームページ(HP)に掲載するほか、冊子にして市内の学校などに配布する予定だ。
マニュアルは、障壁の少ない社会を目指す「ユニバーサルデザイン」の考えを広めることなどを目的に、障害者団体などの意見を聞いて作った。多くの人が読みやすい文字の大きさや色の使い方を、具体例を挙げて解説しているほか、障害者や高齢者、外国人など読む人の特徴ごとに配慮すべき点などを示している。
また、各ページごとに、文書の内容を音声で伝えることができる「SPコード」を掲載。読み取り装置を市役所や市社会福祉協議会に設置するという。3月にHPに掲載し、さらに42ページの冊子にまとめて、市内の小中高校に配布したり、職員研修や出前保健福祉講座で活用したりする。
市保健福祉総務課では「このマニュアルをきっかけに、より多くの人が福祉の心をもってもらえれば」と期待している。
(2011年2月28日 読売新聞)
マニュアルは、障壁の少ない社会を目指す「ユニバーサルデザイン」の考えを広めることなどを目的に、障害者団体などの意見を聞いて作った。多くの人が読みやすい文字の大きさや色の使い方を、具体例を挙げて解説しているほか、障害者や高齢者、外国人など読む人の特徴ごとに配慮すべき点などを示している。
また、各ページごとに、文書の内容を音声で伝えることができる「SPコード」を掲載。読み取り装置を市役所や市社会福祉協議会に設置するという。3月にHPに掲載し、さらに42ページの冊子にまとめて、市内の小中高校に配布したり、職員研修や出前保健福祉講座で活用したりする。
市保健福祉総務課では「このマニュアルをきっかけに、より多くの人が福祉の心をもってもらえれば」と期待している。
(2011年2月28日 読売新聞)