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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

首都直下地震:報告書案 震災障害者支援を課題として明記

2010年03月18日 00時54分26秒 | 障害者の自立
 阪神大震災(95年)で心身に後遺症を負った震災障害者の問題に関連し、内閣府の「首都直下地震の復興対策のあり方に関する検討会」(座長=沢井安勇・日本防炎協会理事長)は、17日公表した報告書案で、首都直下地震で生まれる震災障害者への支援の必要性を課題として明記した。国が震災障害者について、今後の災害で取り組むべき問題との認識を示したのは初めて。

 報告書案では、首都地域は地域のつながりが希薄で、高齢者ら要援護者の孤立や孤独死を防ぐために行政や自治会、非営利組織(NPO)の連携が必要と指摘。その中で「震災により障害を負った被災者(震災障害者)への支援も必要だ」と明記した。近く最終報告書をまとめる。

 中央防災会議の専門調査会は、首都直下地震が東京湾北部で発生した場合、最大で死者約1万1000人、重傷者約3万7000人と算出している。【毎日新聞

障害者のエコ事業:倒木や間伐材使用の燃料を製造 秋にも作業所開設--名張 /三重

2010年03月18日 00時48分45秒 | 障害者の自立
 ◇2NPO、市に協力要請
 倒木や間伐材を加工した燃料、ペレットを製造する作業所の建設計画が名張市で進んでいる。「赤目の里山を育てる会」(伊井野雄二理事長)と、障害者の保護者でつくる「市手をつなぐ育成会」(寺田伊三男理事長)の二つのNPO法人の協働事業。障害者の就労の選択肢が広がるほか、市が推進するバイオマスタウン構想にも合致する点に着目した。両理事長は16日、市役所に亀井利克市長を訪ね、事業への協力を要請した。

 「赤目」はエコリゾート赤目の森(上三谷)の倒木などを細かく砕き、錠剤状のペレットに成型する機械を導入。年間40トンを製造し、施設のストーブの燃料としている。

 「育成会」は市内の障害者の保護者170人で組織。障害者の多くは市内や近郊の作業所などで働いているが、個々の障害者の能力、適性に合った就労先の確保が課題となっている。

 計画では、作業所は赤目の森内に置き、大型の成型機を導入して年間100トンの製造、販売を目指す。開所は早ければ今年秋の見込み。

 申し入れで両理事長は、障害者が作るペレットを市として購入する▽公的施設にペレットストーブ・ボイラーを導入する▽一般市民や事業所への普及を支援する--などを求めた。【毎日新聞 2010年3月17日 地方版



住民と障害者に“きずな” 3人雇用の店 高崎に19日開店

2010年03月18日 00時46分11秒 | 障害者の自立
 不況を背景に障害者の就職が難しい中、障害者を3人雇用し、ほかの障害者の職業訓練の場も提供する障害者の手作り商品販売店が19日、高崎市高関町の商業施設「ヤオコー高崎高関店」敷地内に開業する。店名は、きずなの意味を込めた「Link(リンク)」。店内には喫茶コーナーも設け、住民との交流や中心部活性化の役割も期待されている。 

 開業する店は社会福祉活動などのNPO法人「タウン群馬」(前橋市)が運営。法人職員として、障害者の男女三人と店員三人を新規雇用した。

 店内では障害者の手作りの布製品、アクセサリーなどを販売するほか、障害者を月に数人程度受け入れ、就職訓練にも取り組む。

 喫茶スペースには、法人の理事長を務める高橋康昌・群馬大名誉教授が随時店員として訪れ、障害者と住民の橋渡し役を担う見通し。障害者や住民が触れ合える約三十席のカルチャー教室の開催スペースも設けた。

 事業は高崎市が仲介し、ヤオコーが約四百五十平方メートルの店舗を無償貸与。「県ふるさと雇用再生特別基金」から約二年間で計約三千百万円が支給される予定。営業時間は午前十時~午後九時で当面無休。

 一方、同市中心部の通町でも、市農業協同組合が運営し、同基金を活用した農産物直売所「フレッシュ ベジたか」が二十八日に開業する。営業時間は午前九時半~午後六時半(水曜定休)。
東京新聞 -

妊婦、高齢者に専用駐車区間(北海道)

2010年03月18日 00時44分06秒 | 障害者の自立
妊婦や高齢者などを対象にした専用駐車区間制度が、来月19日からスタートします。専用の駐車スペースは、病院や公共施設の近くにある道路に設けられ、対象の人は、無料で停められます。

来月から導入される高齢運転者等専用駐車区間制度。札幌市北区の区民センター前の道路には新たな標識が設置されました。この制度は、車で公共施設などを訪れた際に、駐車場を探す苦労や、脇見などの危険運転を減らす目的があります。専用駐車区間を利用できるのは、70歳以上の高齢者、身体障害者と聴覚障害者マークの対象者。そして、妊娠中または出産後8週間以内の女性です。利用する場合は、運転免許証のほか、妊娠中であることや出産日を証明できる書類などを警察署に申請し、こちらの「専用場所駐車標章」の交付を受けなければなりません。
(磯田記者)「この専用場所駐車標章の交付を受け、掲示している車に限り、こちらの標識が設置されている区間に駐車が可能です」
駐車標章を掲示した人は無料で停められますが、一般の人が駐車した場合は違反となり、他の場所より2000円高い反則金が課せられます。専用区間が設けられるのは官公庁や病院、金融機関の近くにある道路で、道内では、26区間にあわせて78台分のスペースが用意されます。駐車できる台数や時間帯は場所によって異なります。
(道警交通規制課・酒井智雄調査官)「まだまだ必要な場所をこれから影響を考えながら、必要に応じて検討していきたい」
病院などを訪れる機会の多い妊婦や高齢者などを対象にした専用駐車区間の利用申請は、来月19日から始まります。
[ 3/17 20:33 札幌テレビ]

「舌で見る」盲目の英兵、視覚障害者向けの画期的な装置

2010年03月18日 00時42分12秒 | 障害者の自立
イラクで攻撃に遭い、失明したある英兵が、「舌で見る」ことを可能にする画期的な技術により、新たな人生を手に入れた。

 この兵士は、英北西部リバプール(Liverpool)出身のクレイグ・ランドバーグ(Craig Lundberg)上等兵(24)。2007年、バスラ(Basra)で任務中に携行式ロケット弾による攻撃を受け、両目の視力を完全に失った。 

 盲導犬に頼る生活を送り始めたころ、英国防省により、米国で開発された「BrainPort」なる装置の英国初の試用者に選ばれた。

 ユーザーは、小型ビデオカメラのついたサングラスをかけ、このカメラに接続された棒状の物体をくわえて使用する。装置は、画像を電気パルスに変換し、これを棒つきキャンディー状のプラスチック製の物体を乗せた舌に伝える。このとき、チクチクした感覚を味わうが、その強度により画像を解釈し、頭の中で周囲の様子を視覚化できる。ただし、画像を解釈できるまでには相当の訓練が必要だという。

 ルンドバーグ氏は今や、装置のおかげで、線や形を理解し、物をすぐに拾い上げることができるという。

 しかし、ルンドバーグ氏には、ヒューゴと名付けた忠実な盲導犬を手放す気持ちはないようだ。「ヒューゴをお役ご免にするなど、考えられない。僕は彼を愛しているから。これ(BrainPort)はもう1つの移動用機械に過ぎないよ」

 元米軍少将らが開発したこの装置はまだ試作の段階で、改良を加えたのち、視力を失ったほかの英兵たちにも導入されることが期待されている。(AFPBB News