身体障害者による第13回九州チャレンジ陸上競技選手権大会が21日、熊本市の県民総合運動公園陸上競技場であった。全国各地から肢体・視覚・聴覚に障害がある約90人が出場し、視覚障害者の男子1万メートルなどで6個の日本新記録が出た。
同大会は第10回まで九州パラリンピック陸上競技選手権と呼ばれており、パラリンピック選手選考にもつながる全国大会。今回は、12月に中国・広州で開かれるアジアパラゲームス広州大会と、2011年にニュージーランドである世界選手権出場に向けた標準記録突破大会への選手選考の機会となった。
競技は障害の程度によってクラスが分かれており、選手はレース仕様の車いすや義足で参加。視覚障害者のトラック競技ではそれぞれに伴走者が付いた。
県内からは11人が出場。男子走り幅跳びに義足で挑んだ藤嶋大輔選手(熊本DFIA)が5メートル17の大会新を記録した。
開会式で選手宣誓を務めた園田義和選手(県視覚障害者陸上競技協会)は初出場だった前回大会の男子1万メートルから種目変更し、視覚障害者による砲丸投げに挑戦。記録はふるわなかったが、「他の選手の競技力の素晴らしさは心の支えになる。楽しかった」と話した。(熊本日日新聞
同大会は第10回まで九州パラリンピック陸上競技選手権と呼ばれており、パラリンピック選手選考にもつながる全国大会。今回は、12月に中国・広州で開かれるアジアパラゲームス広州大会と、2011年にニュージーランドである世界選手権出場に向けた標準記録突破大会への選手選考の機会となった。
競技は障害の程度によってクラスが分かれており、選手はレース仕様の車いすや義足で参加。視覚障害者のトラック競技ではそれぞれに伴走者が付いた。
県内からは11人が出場。男子走り幅跳びに義足で挑んだ藤嶋大輔選手(熊本DFIA)が5メートル17の大会新を記録した。
開会式で選手宣誓を務めた園田義和選手(県視覚障害者陸上競技協会)は初出場だった前回大会の男子1万メートルから種目変更し、視覚障害者による砲丸投げに挑戦。記録はふるわなかったが、「他の選手の競技力の素晴らしさは心の支えになる。楽しかった」と話した。(熊本日日新聞