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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者の自立へ新たな制度創設を~国・民主党へ要望書提出~

2010年03月05日 00時32分38秒 | 障害者の自立
現在の障害者自立支援法では、障害者の就労は、ハードルの高い「一般就労」か、訓練的な要素が強く自立に至らない「福祉的就労」しかなく、「働いて、自立して生活したい」と願う障害者の行き場がありません。
箕面市では、この2つの中間的な就労の場「社会的雇用」制度を、新たに国の施策に位置付けていただくべく、市と障害者団体が手に手を取って関係者に働きかけていくこととし、このたび国及び民主党に要望書を提出しました。
.「社会的雇用」制度とは

 一般就労には至らないが「働きたい思い」を持った障害者が、たとえ重度の障害を持っていても自らの能力・適性に合わせて働くことができ、かつ自立して生活するに足る賃金を受け取ることができるようにする制度です。
 具体的には、中度~重度の障害者が働ける職種開拓を行い、障害者を雇用する事業所に対し、企業としての経営努力や障害者自身の経営参画などを求める一方で、公的資金で障害者の賃金を補填する仕組みです。

●滋賀県、箕面市などで先行実施しています

 滋賀県では県と県内3市の事業として、箕面市では市の単独事業として、すでにこの「社会的雇用」制度を実施しており、障害者・支援者から高い支持を得ています。

●制度創設で社会的コストを削減できます

 この「社会的雇用」制度の創設により非就労の障害者10万人が新たに就労できれば、社会的コストを年間約430億円※削減することが可能です。

(※本市在住、身体障害者手帳1級所持者をモデルに試算した場合)

箕面市では、この優れた制度を全国に拡げたいと考えています。
国が障害者自立支援法の廃止に向け障害者制度の改革作業に着手したこの機会を捉え、「障がい者総合福祉法(仮称)」に取り入れられるべく、総理大臣、厚生労働大臣及び民主党代表に対し、要望書を提出しました。

(問い合わせ先)
担 当 課 健康福祉部 障害福祉課
電  話 072-727-9514 /ファクス 072-727-3539 

箕面市役所

福祉ナビ:千葉県で、視覚障害者が利用しやすい銀行づくりが進められています。

2010年03月05日 00時29分27秒 | 障害者の自立
 ◆千葉県で、視覚障害者が利用しやすい銀行づくりが進められています。

 ◇窓口の振込手数料減額 3銀行、ATMと同額に 県条例に基づき不利益解消へ
 「窓口で印鑑の提出を求める時、何のために必要かを言ってもらうと安心する」「通帳を渡してくれる時は『こちらです』と言うだけでなく、ちゃんと手渡ししてほしい」

 2月中旬、千葉銀行真砂支店(千葉市美浜区)で、視覚障害者が窓口や現金自動受払機(ATM)の使い勝手を確認する「実地確認」が行われた。その後開いた反省会では、参加した視覚障害者団体の代表たちから、銀行へのさまざまな要望が出た。

 この取り組みは、千葉県が07年に施行した「障害のある人もない人も共に暮らしやすい千葉県づくり条例」に基づき、県と千葉銀行、千葉興業銀行、京葉銀行が進める視覚障害者が利用しやすい店舗づくりの一環だ。自治体と障害者、銀行の連携は全国でも珍しく、既に成果も表れている。

 その一つが、視覚障害者が銀行窓口を利用する際の振込手数料を、ATMと同額にしたことだ。千葉銀行は2月19日、千葉興業銀行と京葉銀行は3月1日からスタートした。当事者のかねての要望で、日本盲人会連合は「全国で初めてではないか」と言う。

 一部の銀行のATMは、視覚障害者が備え付けの受話器で操作案内を聞くことのできる「ハンドセット」を設置している。受話器に付いた数字のキーで暗証番号や金額を押して操作するが、振込先の銀行名や受取人名などを押すことができない。このため視覚障害者は振り込みの際には窓口を利用せざるを得ないが、窓口の手数料はATMより割高だ。例えば、千葉銀行で同行の本・支店に3万円未満を振り込む場合、ATMならば手数料は105円だが、窓口だと315円かかる。

 千葉銀行広報部は「これまで支店長の裁量で支店ごとに減額していたが、全店の統一ルールにした」と説明する。先天性全盲で、千葉市視覚障害者協会の岡田正平会長は「手数料の不平等問題は、障害者の間で不満が大きかっただけに、ありがたい。他行にも広がってもらえれば」と話す。

 こうした取り組みについて、県障害者計画推進室の田畑英典副主幹は「障害者だから手厚く対応したのではなく、ATMの普及が視覚障害者にもたらした不利益を、銀行の協力を得て解消した」と説明する。視覚障害者については、ほかにもサインを書けない人が住宅ローンを組みにくかったり、国債を買えないなどの課題もあり、「改善すべき不利益は多い」と指摘する。

 NPO視覚障害者サポートゆいの織田洋理事長によると、障害者が銀行窓口で代筆を依頼した際は、行員が代行することができると決められているが、いまだに店舗の窓口で「字を書けないのか」「家族を連れてこないとだめだ」などと言われ、手続きを拒否されることがあるという。

 織田さんは「お金は生きるためにとても大事なもの。ATMで人の手を借りなければ振り込みや通帳記入もできないという現状は悲しい。千葉県のような柔軟な取り組みがさらに広がってほしい」と期待している。【毎日新聞 2010年3月4日 東京朝刊

エスコートゾーン:視覚障害者の横断サポート、さいたまで初設置 /埼玉

2010年03月05日 00時27分28秒 | 障害者の自立
 さいたま市と県警は、JR大宮駅から大宮区役所までの横断歩道に視覚障害者がスムーズに渡れるよう、凹凸をつけたエスコートゾーンを5カ所新設した。うち2カ所には歩行者等支援情報システム(PICS)も設け、2日から運用を始めた。同市内でのエスコートゾーン設置は初めてで、PICSは7カ所目。

 エスコートゾーンは横断歩道内に凹凸をつけることで、視覚障害者が方向を間違えずに渡ることを手助けする。県内9市の主要交差点で設置が進んでいる。PICSは視覚障害者が利用する白杖(はくじょう)に巻き付けられた反射材にセンサーが反応し、横断歩道の名称や長さ、信号の赤青の区別を音声で伝える。県内ではさいたま、熊谷、川越市や長瀞町に計15カ所整備されている。

 この日は視覚障害者4人が新設区間で渡り初めに参加した。市視覚障害者福祉協会の長根清平理事長(69)は「安心して歩けた。繁華街のある大宮は人が多く、歩きにくい場所もある。街の雑音で音声が聞こえづらいなどの課題を解決しながら、設置場所を増やしてほしい」と話していた。【毎日新聞 2010年3月3日 地方版



グランプリ受賞

2010年03月05日 00時25分37秒 | 障害者の自立
 兵庫県豊岡市の知的障害者施設・とよおか作業所の製菓「コウノトリ コーちゃんのミニカステラ コウノトリを見つけてきました」が、神戸市での製菓のコンテスト・第1回スイーツ甲子園で最優秀のグランプリに輝いた。

 障害者の就労支援にと、NPO法人兵庫セルプセンターなどが企画。県内19作業所の37点から選ばれた7点が最終審査された。

 コウノトリ育む農法による米粉を原料にコウノトリの姿をデザインして焼き、会場でも売れ行きは好調。砂田利正施設長は「コウノトリをテーマに安心、安全な米粉を使って評価された」。4月から同県庁などでも販売される。

読売新聞

車椅子利用者のゴスペルグループがコンサート出演 大阪・淀川栄光教会

2010年03月05日 00時22分53秒 | 障害者の自立
 車椅子利用者のメンバーらで構成されるゴスペルグループ「コールベテスダ」が28日、健常者と障害者によるバリアフリー・オーケストラ「響(ゆら)」とともに淀川栄光教会(大阪市東淀川区)で開かれるコンサートに出演する。



 コールベテスダは十数年前、同教会牧師の山中一正氏が理事長を務める社会福祉法人「身体障害者自立協会」に通う車椅子利用者らがメンバーとなり結成。その後、指導者不在で休眠状態になっていたが、昨年教会で開かれたクリスマスイベントで歌う楽しさを再確認した旧メンバーらが新たな仲間を集め、10代から50代の約20人で再び活動を始めた。



 コールベテスダのコンサート出演について報じた産経関西によると、今回のコンサートは身体障害者自立協会職員で響の団長である仲川一昭氏が、日頃の練習の成果を披露してもらおうとコールベテスダに共演を呼び掛けて実現。当日は「きみは愛されるために生まれた」など2曲を披露する。



 午後2時開演で参加無料。問い合わせは、同教会(電話:06・6327・5805)まで。
クリスチャントゥデイ