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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者自立支援 奈良地裁でも和解

2010年03月30日 01時00分52秒 | 障害者の自立
 国と原告側が終結に合意した障害者自立支援法をめぐる違憲訴訟のうち、奈良市の小山冨士夫さん(53)が、国と市に負担の免除などを求めた訴訟の口頭弁論が29日、奈良地裁(一谷好文裁判長)であり、小山さんと国、市側の和解が成立した。支援法をめぐる訴訟の和解成立は、さいたま地裁に続き2例目。

 和解条項では、今年1月、長妻昭厚生労働相が調印した基本合意文書に原告、被告双方が合意することなどが確認された。原告側弁護団は「国の障害者制度を転換させたという意味で勝訴的な和解」とした。

 平成18年施行の支援法は、障害福祉サービスの利用を原則1割自己負担としたため「生存権を保障した憲法違反」として、障害者らが全国で提訴。今年1月、国と原告団、弁護団が、自己負担の廃止や25年8月までの新制度実施などを約束した基本合意文書に調印した。

MSN産経ニュース

脳波で「靴下脱ぎたい」 運動障害者向けに装置開発

2010年03月30日 00時56分00秒 | 障害者の自立
 産業技術総合研究所(茨城県つくば市)は29日、コミュニケーションが困難な重度運動障害者向けに、頭皮の上から脳波を測定した結果を利用し意思を伝える装置「ニューロコミュニケーター」を開発したと発表した。

 パソコン画面上にまず「飲食する」「移動する」「体のケア」「気持ち」など日常生活にかかわる八つの選択肢をイラストと文字で表示。選択肢を点滅させ、脳波の変化が大きかった選択肢を、本人が希望する行動とみなす。

 選択は3段階に分け、「体のケア」の後に「服を脱ぐ」、さらに「靴下」の順に選ぶと、画面に表示される分身(アバター)が「靴下を脱ぎたいです」と音声で周囲の人に伝える。入浴やトイレなど日常生活の行動のほか「好き」「怖い」といった感情表現など計512種類の意思表示ができる。

 脳波は個人差があり体調によっても違い、健康な人に実験してもらうと、正しい意思表示ができる確率は現段階では60~90%程度。実証実験を続け2~3年後の実用化を目指す。10万円以下にしたいという。

47NEWS

皇后さま、知的障害者の工芸展に はし置きや染め紙を購入

2010年03月30日 00時53分22秒 | 障害者の自立
 皇后さまは29日、東京都中央区の日本橋三越本店で開催中の、知的障害のある人による作品展「旭出学園工芸展」を見て回られた。

 工芸展では「旭出養護学校」(東京都練馬区)や、関連する福祉施設で製作された木や紙の工芸品、染め織物などが並んだ。販売もしており、皇后さまは陶器のはし置きや染め紙を購入。出迎えた生徒らに「どうもありがとう」と話し掛けた。

 天皇、皇后両陛下は皇太子時代の1977年に同校を訪れたことがあり、皇后さまはこれまでにも、2年に1回開かれるこの工芸展に足を運んでいる。

共同通信

社会とふれあう拠点に 障害者通所施設の開所式 野々市‎

2010年03月30日 00時51分44秒 | 障害者の自立
カフェスペースも
 社会福祉法人「あおぞら福祉会」は二十八日、野々市町稲荷一の新施設「フォルム ののシティ」の開所式を開いた。

 「フォルム ののシティ」は身体、知的障害者対象の通所型生活介護施設。鉄骨平屋建て約四百五十平方メートルで、旧ゲーム機メーカーの事務所、倉庫を改修した。利用者の作業スペースと、地域住民とのふれあいを目的にしたカフェがある。当面は職員四人、利用者六人で活動する。

 同施設ではクッキー作りやアルミ缶回収・圧縮などの作業や、リハビリ、手芸、音楽療法、趣味活動などの生活支援活動をする。カフェは五月の大型連休明け後にオープン予定で、コーヒーなどの飲み物や、利用者が作ったお菓子などを出すほか、同福祉会の他事業所の商品販売などもする。

 開所式には近隣の特別支援学校、福祉、地域住民ら約百人が出席し、新施設の門出を祝った。林律子理事長は「この施設を利用する人は支援や介助を必要としているが、他人と共感する力は強い。社会とふれあう拠点にしていきたい」と話した。

 式後は交流会が開かれ、風船バレーやミニコンサートなどを楽しんだ。

中日新聞

府職員表彰:視覚障害者、蔵書検索便利に 杉田正幸さん、HP製作で /大阪

2010年03月30日 00時48分45秒 | 障害者の自立
 ◇全盲の司書・杉田正幸さん
 府政に貢献した職員をたたえる今年度の職員表彰に、府立中央図書館(東大阪市)の司書で全盲の杉田正幸さん(39)が選ばれた。視覚障害者が蔵書検索しやすいホームページ(HP)を同僚と作ったことが評価された。杉田さんは「視覚障害者が活躍できることを証明できた。利用者へのサービスをさらに充実させたい」と話している。

 杉田さんは、先天性緑内障で徐々に視力が落ち、中学のとき強い光以外は見えなくなった。

 盲学校を卒業後、マッサージ師を経て99年に図書館司書の資格を取得。00年の採用試験で61・3倍の競争率を突破、中央図書館に配属された。視聴覚に重複障害がある利用者らに向けたIT講習会などを開く「対面朗読室」に勤めている。

 昨年8月、視覚障害者の男性から「目当てのCDを探すのに検索がわずらわしい」との声が寄せられた。音声を読み上げるソフトに対応する蔵書検索はあったが、CDの場合、30回近くのキー操作が必要だった。

 杉田さんらは、視覚障害者の利用頻度が高いCDや点字本などの項目がHP上ですぐ分かるよう改善。さらに特定のキーを押せば、時間を短縮して目的の項目にたどりつけるようリニューアル。同11月に公開した。

 杉田さんは29日、府庁である表彰式に出席する。

【毎日新聞 2010年3月29日 地方版