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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者団体発起人、偽証明書提出認める

2010年03月16日 00時55分33秒 | 障害者の自立
 障害者団体向け割引郵便制度をめぐり、厚生労働省に偽の証明書を発行させたとして、虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた障害者団体「凛(りん)の会」発起人、河野克史被告(69)の初公判が15日、大阪地裁(横田信之裁判長)で開かれた。河野被告は「凛の会は障害者の福祉を目的としたものだったが、証明書を提出したのはその通り」として起訴内容を大筋で認めた。

 検察側は冒頭陳述で、「国会議員への口添え依頼を凛の会元会長に指示した上、証明書を至急発行するように厚労省側に要請した」と指摘。弁護側は「以前から障害者支援をしており、少しでも障害者団体の資金集めのためになると考えた。犯行後も利得はほとんど得ていない」と訴え、執行猶予を求めた。

 河野被告は2月、厚労省元局長、村木厚子被告(54)の公判に証人として出廷し、偽造証明書を厚労省元係長、上村勉被告(40)=起訴=から受け取ったとする村木被告側の主張について「自分は受け取っていない」と否定した。

 起訴状によると、河野被告は平成16年6月、村木被告や上村被告と共謀し、凛の会の定期刊行物が障害者の福祉ではなく郵便料金を不正に免れる目的であるにもかかわらず、割引郵便制度の適用を受けるために必要な厚労省の証明書を偽造、郵便局に提出したとされる。
MSN産経ニュース

大日方、雪のない舞台でも活躍 障害者スキーの伝道者

2010年03月16日 00時52分51秒 | 障害者の自立
 14日(日本時間15日)にバンクーバー冬季パラリンピックのアルペンスキー女子回転座位で、今大会の日本勢初メダルを獲得した大日方邦子選手(37)=電通PR=は障害者や女子のスポーツ環境整備にも尽力している。持ち前の穏やかな笑顔を振りまく、雪のない舞台での活躍も見逃せない。

 パラリンピック選手の日常は過酷といっていい。日本代表クラスになると年に5、6回の海外遠征を行い、雪上で滑走するのは年間100日を超える。一部でプロ化もある欧州勢と比べて、日本勢は資金の捻出に苦しむ選手が多い。

 大日方選手は講演活動に熱心で、チェアスキーの説明や遠征で訪れた各国のバリアフリーの状況を学校などで解説。執筆活動もこなし、著作で障害者スキーへの理解を訴えてきた。アジア・パラリンピック委員会の女子スポーツに関する委員も務めている。

 大日方選手の活動もあって、近年は少しずつ支援企業やスポンサーが現れている。持論は「障害は乗り越えられる」。チェアスキーの日本の第一人者は身をもって理念を体現している。

MSN産経ニュース

身体器官の大切さや障害への理解訴え 日本縦断駅伝の一行が磐田入り

2010年03月16日 00時50分56秒 | 障害者の自立
 世界保健機関(WHO)の「運動器の10年」世界運動の一環として、同日本委員会が実施している「障害者100人による日本縦断駅伝」の一行が県内入りし、9日、磐田市新貝のヤマハ発動機コミュニケーションプラザで歓迎セレモニーが開かれた。

 同駅伝は、骨や関節などの運動器に障害のある各地域の人たちが、障害の程度に応じて電動アシスト自転車や車いすなどに乗り、沖縄から北海道まで約2300キロを駅伝形式でつなぐ。身体器官の大切さや障害に対しての理解を訴えるキャンペーンで、ヤマハ発動機は電動アシスト自転車「PAS Brace-L」5台を提供するなどキャンペーンをサポートしており、この日の訪問となった。

 歓迎セレモニーには、前日県内入りした「運動器の10年」国際親善大使で冒険家の風間深志さん(59)=東京都小平市=や、県内メンバーの坂本紗司斗さん(36)=静岡市葵区、サポートメンバーらが出席。出迎えたヤマハ発動機社員の拍手の中、風間さんらに女性職員から花束が贈られた。風間さんは「多くの人たちに運動の意義を伝えていきたい」とあいさつ。小林正典SP事業推進統括部長が「あと残り半分。これから先も素晴らしい旅を続けていただきたい」と励ました。

 一行は2月21日に那覇市を出発、4月16日に札幌市に到着する予定。
中日新聞

障害者の就労支援施設と企業仲介 静岡でNPO結成

2010年03月16日 00時49分06秒 | 障害者の自立
地域の総合窓口に
浜松特産の遠州綿紬を使った布製品が並ぶブース=静岡市清水区の日本平ホテルで


 福祉と企業をつなぐNPO法人「オールしずおかベストコミュニティ」(静岡市葵区)の発足を祝うオープニングセレモニーが14日、清水区の日本平ホテルで開かれた。

 障害者の就労支援施設と企業の仲介役を目指し発足。両者をつなぐことによって施設で作った製品の販売促進や新製品開発などを進める。式典で坂本光司理事長は「縦割りだった福祉と企業、地域の総合窓口の必要性を感じていた」と発足の経緯を述べた。

 会場には約30の作業所のブースが並び、三島市の「さわじ作業所」ではクマやウサギをかたどった木製のキーホルダーを販売。職員の山本絵美さん(31)は「ライトを備えた光るキーホルダーなど、企業と共同して新製品を作りたい」と期待を寄せた。

 布製品の素材として、浜松の名産・遠州綿紬(つむぎ)を施設に販売する企業「ぬくもり工房」(東区)の大高旭さん(31)は「高品質の製品を作ってもらい、障害者の自立につながれば」と話していた。
中日新聞

障害者の振り込み手数料引き下げ 千葉、地銀3行が共同で

2010年03月16日 00時47分28秒 | 障害者の自立
 千葉県内に本店を置く千葉銀行、京葉銀行、千葉興業銀行の地銀3行は15日までに、視覚障害者が窓口で振り込みをする際の手数料を、現金自動預払機(ATM)と同額に引き下げる取り組みを共同で始めた。千葉県によると、全国的にも珍しいという。

 県は2007年7月から障害者差別をなくすことを目指す全国初の条例を施行している。視覚障害者は窓口で振り込みをせざるを得ないため、ATMより数百円高い手数料の引き下げを求める要望が寄せられていた。

 3行は県や障害者団体と検討の上、2月から順次、手数料引き下げを開始。自書が困難な障害者には、身体障害者手帳で本人確認することなどを条件に代筆も認めた。

 千葉県視覚障害者福祉協会は「以前より利用しやすくなり、銀行の配慮をありがたく思っている」としている。