Sinks in Alcohol

節操なくお酒に沈む、ある酒飲みの半生

味が落ちる恐怖

2007年02月13日 | 日本酒
やばい、やばい、「醸し人九平次 純米大吟醸 別誂」の味が落ちてきた!
開栓時より、甘みが消えて、酸が少し強くなってきた感じ。

もちろん、それでも今はまだ旨いけど・・・。
お気に入りの純米大吟醸だけに、寂しい。

来週、別の純米大吟醸が届くので、それまで保つかどうか・・・。
飲み比べしたいんです!がんばって、九平次さん!!

誰が食べるの?

2007年02月11日 | 日本酒


作り過ぎました。

今日の夕飯は味噌鍋。
中身は、能登鶏のつみれ、白菜、長ネギ、焼き豆腐、しらたき、えのき。
材料を適当に入れたら、大変な量に。

そして、まだ鍋に収まってない具材がたくさん。
明日も鍋、あさっても鍋・・・?

写真後ろは、「外ヶ濱 特別純米 生原酒 にごり」。
今夜のお酒。

特別本醸造って何?

2007年02月09日 | 日本酒
本醸造とは、アル添、つまり醸造アルコールを添加した純米酒です。
一般的には、精米歩合70%以下で、醸造アルコール添加している日本酒が、本醸造酒と呼ばれます。

ここで言われる「醸造アルコール」とは、科学的に生成されたアルコールではなく、焼酎が使われています。
日本酒に少量の焼酎を混ぜると、味がきりっと引き締まって美味しくなるということは昔からわかっていて、古い文献などにも載っているようです。

さて、「特別本醸造」は、上記の本醸造酒の中でも、精米歩合が60%以下のものを言います。
ただし、酒造好適米を全体の半分以上使った日本酒の場合は、精米が70%以下でも「特別本醸造」を名乗れます。


今日のお酒は「裏・雅山流 香華」。
特別本醸造、無濾過生原酒です。
スペックを見ると、精米歩合65%。
でも、お米が美山錦100%だから、「特別本醸造」なのですね。

食中酒に最適なこのお酒。
1升2000円と言う、味からは考えられない破格の安さ。

こういうお酒が、これからもどんどん作られることを期待しています。

渋谷 本郷

2007年02月07日 | 日本酒
渋谷の「本郷」という居酒屋で夕食。
2階は焼肉酒家なのですが、今日は1階の串焼きでおとなしく。

食べたもの

肉じゃが

牛肉たたき
鶏と胡瓜のからしあえ

飲んだもの
鳥海山 おおっにごり
磯自慢 特別本醸造
〆張鶴 しぼりたて生原酒

鳥海山の「おおっにごり」は飲みたかったものだったので、今日飲めてよかったです。
にごりなのにさっぱりとして、とても飲みやすい。
これは良いお酒。
磯自慢の特別本醸造は、本醸造とは思えない爽やかさ。
これも良いお酒。
〆張鶴のしぼりたては、酸味が少し強い辛口。
誰にでも飲める。
これも良いお酒!

飲んだものに軍配を上げろと言われたら、鳥海山を押します。

あんまり食べていないので、寝るまでの間になんか食べそう。そして飲みそう。ていうか串焼き食ってねえし!

而今 八反錦 おりがらみ

2007年02月06日 | 日本酒
小山商店で購入したお酒の最終弾です。

「而今 純米吟醸 八反錦 無濾過生原酒おりがらみ」

五百万石の而今に比べると、ずいぶんとおとなしい香り。
味わいも、五百万石のような鮮烈さは無い。
しかし、口に含んだとき舌の先に感じる甘酸っぱい果実のような味わいは、而今そのものだ。
おりがらみのせいか、含み香もなかなかどっしりしている。

うーん、やっぱり、非常に旨い。
五百万石を飲んだときに、「十四代によく似ている!」と思ったけど、それは八反錦でも同じ。
しかも、十四代の純米吟醸クラスの味わいがある。
香りや味わいが鮮烈でない分、飲み飽きないのでずっと飲んでいられる。

まいりました。

◆スペック◆
而今 純米吟醸 
無濾過生原酒 八反錦 おりがらみ
使用米 八反錦
精米歩合55%
日本酒度+2
酸度1.7

くどき上手 純米吟醸にごり 亀の尾

2007年02月05日 | 日本酒
先日の小山商店で友人が買っていた、
「くどき上手 純米吟醸にごり 亀の尾」を分けてもらいました。
「くどき上手」は僕の好きな銘柄の一つですので、今回も期待大。

香りはおとなしめの吟醸香で、亀の尾らしくシャープな印象。
しかし口に含むと、一転して素晴らしい甘さと酸味が広がります。
ブドウみたい!これは美味しいなあ。
後口も爽やかで、くどくないので飲み飽きることはありません。
「ポスト十四代」と騒がれることはあります。

◆スペック◆
くどき上手
純米吟醸にごり 亀の尾 生酒

亀の尾100%
精米歩合50%
日本酒度-5
酸度1.2

王禄&山形正宗

2007年02月04日 | 日本酒
今日は東京屈指の酒屋「小山商店」に行ってきました。
で、そこで買ってきた銘柄・・・
「王禄 超辛純米」
「山形正宗 純米 袋絞り直汲み」
王禄は300ml、山形正宗は1升瓶です。

両方初めての銘柄なのでつまみ無しでいただきます。

王禄は、香りは純米だけあっておとなしい。
含むと、非常にすっきりした旨味が出てきます。
しかし、後口に辛口の味わいがどっと押し寄せる。
そのとき少しの酸味と苦みが現れるが、全然残らない。

後口の味わいが、梨によく似ています。
なるほど、これは人気が出るわけだ。
端麗辛口の日本酒として、非常によくできている。
旨いです。


次に、山形正宗。
小山商店の店員さんが、「これのお米は出羽燦々(でわさんざん)ですよ」と教えてくれました。
というか、「山形正宗で出羽燦々使ってるやつ」というリクエストで出してもらったので。
出羽燦々の日本酒を飲むのは、実は初めて。

香りは、当然ですが吟醸香などは無く、おとなしい。
口に含むと、リンゴのような甘みと酸味が口いっぱいに広がって、後口ですうっと消えていく。
あーーー、こいつー。すっごい好みだ。
旨いです!

村祐の真価

2007年02月03日 | 日本酒
家にある「村祐 特別純米」をきちんと飲もうと思い、企画。

去年TVで紹介されてから人気沸騰の「村祐」。
しかし、どうも甘口の味わいに、それほど驚きは無く。
なんというか、食中酒としては少なくとも向いていないように思い。
食中に「村祐」を飲んでみたらどうなるかを実験してみたドキュメンタリィ。


まずは前菜として、「しめじと沢庵の和え物」。
ごま油でしめじを炒めて、千切りの沢庵に醤油で和えてみた。
村祐との相性は・・・うーん、イマイチ。
というか、しめじが村祐の最大の特徴である「甘い含み香」をスポイルしている気がする。


次にメインの煮付け。魚はきんき。
おっ、これは悪くない。きんきの甘みと村祐の甘みはぶつからないので、村祐の酸味が両方を引き立てます。
意外に相性が良い。


さて、今日はこれで終わりの予定だったのだが。
なんだか飲み足りないのでブルーチーズを出すことに。
食べたのは、フロマージュ・ブランのブルーチーズ。

・・・村祐とすごく合う気がする。
一緒に口に含んでも、何ら嫌な感じがしない。
しかも、甘みを増して高めあっている。
これは・・・。

村祐の真価は、チーズと一緒において発揮されるのかもしれません。

友人を呼んで

2007年02月02日 | 日本酒
今日の夕飯は以下の通り。

・せせりとつくねの焼き鳥串
・イカと里芋の煮付け
・鶏飯

ということで、ものすごく豪華になりました・・・。
合わせたお酒は、
みそのたけ どぶろく
ビール(モルツ)
醸し人九平次 純米大吟醸 別誂
獺祭 純米吟醸 発泡にごり
田酒 純米吟醸 山廃
鳳凰美田 純米吟醸 亀の尾 無濾過生原酒
村祐 特別純米
而今 純米吟醸 五百万石
裏・雅山流 香華
飛露喜 特別純米 無濾過生原酒
外ヶ濱 特別純米 無濾過生にごり
富乃宝山

というわけで、オンパレードという感じでした。
これというのも、友人から「而今 八反錦 おりがらみ」が手に入るという連絡を受けたことが原因!
いやー、楽しみだなあ。
こんだけ飲んだのに、まだ飲み足りない笑
うれしいなあ。