Sinks in Alcohol

節操なくお酒に沈む、ある酒飲みの半生

十四代 新本丸 生酒

2008年01月30日 | 日本酒
【十四代 新本丸 生酒】です。
生まれてから、初めて飲むことができました。



香りは、十四代に期待される通りのフルーティなもの。
瓶の口からも漂い、本醸造とは思えない期待感が膨らみます。

口に含むと、舌先から柔らかな甘味、果物系の酸味。
それが中盤から後口まで、だれることなく伸びていきます。
本丸より断然、味が濃く、余韻もべたつかず、自然と杯が進みます。
旨いですね~。
肴?いりません。ええ、お酒だけでそのままいけてしまいます。

これが・・・1升瓶2600円?
ありえない。
先日の【村祐 亀口取り】もありえないと思いましたが、こいつもありえないですね。
まぁ、含んだ時の雑味分を考えると、値段不相応なのは【村祐 亀口取り】ですが(純米大吟醸なので)。
でも、こいつもひどく旨いです。

いや~、やっばいなぁ・・・。


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爆発、小左衛門

2008年01月29日 | 日本酒
先日の日曜日、今年最後の新年会を催しまして。
拙宅で楽しい時間を過ごすことができました。
お酒だけではなく食材までいろいろ用意してもらってしまって。

で、食材が余って一人では片付けられそーになかったので、昨夜は近くに住む友人を誘って、残飯処理を手伝ってもらいました(笑)

で、作ったものがこちら。

・菜の花のナムル


頂き物の、「石垣島ラー油」を使って作りました。

・かぼちゃの煮物


これはいつも作ってるやつ。レシピはこちら

・鰤の塩焼き


これも定番でよく作る。
塩焼きの時は腹側、照焼きの時は背側の切り身を使う。


さて、かの新年会でいただいたお酒。
【小左衛門 純米吟醸 山田錦 汲みたてにごり】。
汲みたての生生を瓶詰めしたもの。
ええ、酵母が超生きてます。
これがまた非常にウマイ。
これは、友人が持ってきていたのを300ml瓶に移して、いただくことができました。多謝。

それが。
昨夜、食事中に、一つのアクションを起こしまして。

冷蔵庫に入れておいたら、突然「ポンッ!!」という音が鳴り、見ると、その瓶の栓が宙を舞っているではありませんか。
そして、瓶の中身がみるみる上昇。
あわてて冷蔵庫から取り出し、テーブルの上においたところで吹きこぼれました。

いや~、酵母、恐るべし。栓を抜くとは。
夜中じゃなくてよかったです。

とりあえず今日はお酒の写真は無し。
次回予告「十四代 新本丸」!!
乞うご期待(?)


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村祐 亀口取り 無濾過生

2008年01月26日 | 日本酒
【村祐 亀口取り 無濾過生】です。
昨日の【小左衛門】と一緒に買ったお酒。



開封直後に、瓶の口から香るマスカットのような果実香!
口に含むと、瑞々しいフレッシュな酸味と甘味で、至福の一瞬を味わえる。
後口まで続くこの新鮮な果物のような味わいは、子供の頃に夢見た白ワインに通じるものがあります。
ううむ、素晴らしく旨いですね。
これが1升瓶3500円ですか。ありえません。

村祐の真骨頂ここにありと言った味わいでした。

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小左衛門 純米大吟醸 備前雄町

2008年01月25日 | 日本酒
多摩の小○商店にて本日(昨夜?)買ったお酒の1本。
【小左衛門 純米大吟醸 備前雄町】です。



【小左衛門】は去年初めて飲んでうまかったお酒。
現在、人気急上昇中らしい。
僕は備前雄町が大好きなので、【小左衛門】で備前雄町を使った純米大吟醸を買ってみた、というわけです。

香りはリンゴ系の果実香。
まず口に含むとリンゴ系の酸味と苦みがそこはかとなく舌を撫で、その後すぐに柔らかな甘味がぶわっと広がります。
後口も甘味が余韻を持って消えていき、キレるときに若干ピリッとする。
この、最後の「ピリッ」のせいで、また飲んじゃうんです。
旨いわ~。

どっちかというと、フルーティな印象よりも、和な感じ。コメな感じ。
でもそんなの関係ねぇ。
ただただ、旨い。

小○さんとこで買った後、近くに住んでいる友人に電話して家に上がらせてももらい、コイツを試飲しました。
証くん、浜焼き鯖美味しかったです、ごちそうさまでした(←私信)。
そのとき写真も撮ったのだけど、ちょっとピントがずれていてどうにも補正できなかったので諦めました><

もう1本買ったのだけど、それは次の日記にて。


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一白水成 にごり純米

2008年01月21日 | 日本酒
【一白水成 にごり純米】です。
山田錦を70%残して醸した、低精米のにごり。



写真を見てもらうとわかると思いますが、ものすごいにごりっぷり。
そして、「生酒にごりです。開封には、十分ご注意ください。」のレッテル。

そう、ばっちり発泡。
シュワシュワにごりです。
僕はにごり好き、シュワシュワも好き。
なので、つい買ってしまいました。

で、味わいは。
シュワシュワで口当たりは予想以上にあっさり。
でも、米の舌触りもしっかりあって、キレもとても良い。
こういうの好きですねぇ~。
4合で買ったので、あっという間になくなりました。

いやいや、【一白水成】旨いっ!


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鬼兜の飲み方

2008年01月17日 | 焼酎
【十四代蘭引酒 鬼兜】。
高木酒造が出している、最高峰の米焼酎です。
オーク樽で寝かせて味に深みを出したもの。

正直、最初にロックで飲んだとき、ピンと来ませんでした。
でも、先日久しぶりに飲んでみたら、これは旨い!と感じることができました。
先日の飲み方は「生」、つまりストレートだったんです。



【鬼兜】は、ストレートで飲むに限る。
ストレートで飲んで、とろっとした味わいの中にある甘味に触れることができる。
それに気づいたからには、いよいよ「もったいない病」にかかりそうです。

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泉川 純米吟醸

2008年01月16日 | 日本酒
【飛露喜】の酒蔵、「廣木酒造」。
地元福島での販売を念頭に置いて造られている酒が【泉川】です。

今日は、その【泉川 純米吟醸】をいただいてみました。
ちなみに、当ては二八そば。


実は開封自体は1週間ほど前にしたのですが、開封時はまだ堅い印象が強く、味も乗っていなかったのでしばらく置いてみようと思ったのでした。
で、今日飲んでみると、ずいぶんと口当たりが柔らかく、旨味も感じられました。

吟醸香は、果物系と米系の香りが半々くらい。良い香りです。
口に含むと、柔らかな甘味が下の上を撫でます。
飲み込む時の酸味が、柑橘系を連想させます。

【飛露喜】とは全然違うアプローチのお酒ですが、これも旨いですね。


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苺と日本酒

2008年01月15日 | 日本酒
いわゆる果物と日本酒の相性はどうなのか。
予想では、やはり相性は良くないのではないか。
先日、頂き物の苺で少し試してみました。



まず合わせてみたのは、【黒龍 大吟醸 しずく】。


【しずく】は、今年初めて飲んだお酒。大吟醸720mlながら定価5,250円という、ハイクラスのお酒です。
開封時は甘味がとっても強い印象でしたが、2週間ほど経った今は、ずいぶんとバランスが良くなりました。

苺との相性は。
う~~ん。取り立てて「合わない!」というほどのことではないかな。
なぜなら、酒の味自体は、苺と合わせてもまったく損なわれないから。
でも、肝心の苺の味がどっかへ行ってしまう。
端的に言えば、「苺を殺している」。
これなら、いちごは苺だけで食べたほうが美味しい><。

次に合わせたのは、【飛露喜 特別純米 無濾過生原酒】。


こっちも、基本は一緒でした。
お酒の味は悪くならないが、苺が美味しくなくなる。
ただし、【しずく】と違う点が一つ。
苺の先っぽの一番甘いところだけをかじって、【飛露喜】を飲む。
そのときは【飛露喜】も苺も美味しくなる。不思議。

この時は試せなかったのですが、もしかしたら、すっきり系の発泡日本酒ならば、もっと相性の良い組み合わせがあるかも・・・。【獺祭】とか。

結果が糞詰まりのようになってしまいましたが、ご容赦くださいf(^.^;


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十四代 大吟醸&田酒 純米大吟醸

2008年01月08日 | 日本酒
新年のこの時期は、毎日飲むはめになりますね。
美味しさの誘惑には勝てないのだけど、肝臓の調子も気になる。

とりあえずここんとこ飲んだお酒を。

【十四代 大吟醸 播州山田錦】


瓶の口から香るのは、十四代らしいフルーティな吟醸香。
口に含むと、きれいな旨味が口いっぱいに広がります。
舌で転がすと、グレープフルーツのような酸味・苦みが感じられる。
余韻は甘味が出てきて、たなびくように消えていく。

旨いっすね・・・。
定価5250円の価値があるかは微妙なところですが、この時期に飲むのなら非常にレベルの高いお酒です。

続いて。
【田酒 純米大吟醸】


写真を見てもらえるとわかると思いますが、左が平成18年11月出荷、右が平成19年12月出荷。
1年の歳月を隔たった両者の味の違いを、味わってみようという趣向ですな。

結果として。
18年出荷のコイツは、とても軽く。
19年出荷のコイツは、甘味が強い。
でも、それは歴然とした差ではなくて。
えーと。ほとんど一緒です><

18年出荷は開けたて。19年出荷は1週間くらい前に開けた。
2度火入れなので、大きな変化はないはず。とすると、いかに田酒が「毎年変わらぬ味を出荷し続けるか」に神経を費やしてるかがわかります。

甘味の強さ、味わいの軽さといった違いはあるにせよ、田酒の芯となる部分は微動だにしていない。
うーーん、あまりに違いがなかったので、逆にびっくりしてしまった(笑)

とりあえず、新年はこれ以外に「黒龍 大吟醸 しずく」や「泉川 純米吟醸」なども飲んだのだけど。
その辺のレビューは、また次の機会にしたいと思います。

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黒龍 九頭龍 純米吟醸

2008年01月05日 | 日本酒
昨夜、伊豆から帰ってきて。
まず冷えた体を暖めようと思い飲んだのがこちら。

【黒龍 九頭龍 純米吟醸】


これは、黒龍酒造が燗酒用に醸したお酒。
初試しでした。

開封時、瓶の口から香りをかぐと、いかにも「酒!」というゴテッとした香り。華やかさはどこにも感じられません。
その段階で、今まで飲んだことのある黒龍のイメージとはかけ離れています。
なるほど、冷酒向きではないんだな~。

というわけで、早速温める。とりあえず温度は50度前後を目標に。

燗にして飲むと・・・、瓶の口から感じられた「酒!」という香りは消え失せてました。
代わりに、優しい甘味と酸味がバランスよく整って、喉をすうっと流れていきます。
なるほど、これは旨いなぁ。
アテに沢庵をつまんでいたのだけど、もうちょっと味の濃い肴を用意できればもっと良かったか。
燗冷ましも、一旦出た甘味が残っていて、普通に美味しい。

黒龍、やりますな。

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