Sinks in Alcohol

節操なくお酒に沈む、ある酒飲みの半生

九平次はおんな泣かせ

2007年02月20日 | 日本酒
今日は頼んでいたお酒がいろいろ届いた。
今日は、その中から「おんな泣かせ」をチョイス。
純米大吟醸なので、「醸し人九平次 純米大吟醸 別誂」と飲み比べてみることに。
・・・ん?よく見るとこの「おんな泣かせ」、H17醸造だ。


◆おんな泣かせ 純米大吟醸

香りは比較的穏やか。口に含むと、舌の先にりんごっぽい酸味が出る。
あー、これはなかなか美味しい。
口に含んでじっくり味わってみると・・・。
味わいがゆっくりと広がっていくのがわかる。
穏やかで、主張しないから、じっくり味わわないと気づきにくいけど。
リンゴっぽい味わい→ぶどうのような甘酸っぱさ→梨のようなほろ苦さが、順に舌の上を通っていく。


対して「醸し人九平次 純米大吟醸 別誂」を飲む。
こっちは香りからして甘みがわかる。
味わいも、甘みと酸味のバランスが非常によい。やはり、旨い。

「醸し人九平次」のほうが上なのは間違いない。
だが、「おんな泣かせ」は定価4000円。7000円の純米大吟醸と比べるのは酷であろう。
家用の純米大吟醸としては、文句ない出来である。

【スペック】
若竹 おんな泣かせ
純米大吟醸
山田錦48%、五百万石50%
日本酒度+1
酸度1.2
H17.10出荷