Sinks in Alcohol

節操なくお酒に沈む、ある酒飲みの半生

村祐の真価

2007年02月03日 | 日本酒
家にある「村祐 特別純米」をきちんと飲もうと思い、企画。

去年TVで紹介されてから人気沸騰の「村祐」。
しかし、どうも甘口の味わいに、それほど驚きは無く。
なんというか、食中酒としては少なくとも向いていないように思い。
食中に「村祐」を飲んでみたらどうなるかを実験してみたドキュメンタリィ。


まずは前菜として、「しめじと沢庵の和え物」。
ごま油でしめじを炒めて、千切りの沢庵に醤油で和えてみた。
村祐との相性は・・・うーん、イマイチ。
というか、しめじが村祐の最大の特徴である「甘い含み香」をスポイルしている気がする。


次にメインの煮付け。魚はきんき。
おっ、これは悪くない。きんきの甘みと村祐の甘みはぶつからないので、村祐の酸味が両方を引き立てます。
意外に相性が良い。


さて、今日はこれで終わりの予定だったのだが。
なんだか飲み足りないのでブルーチーズを出すことに。
食べたのは、フロマージュ・ブランのブルーチーズ。

・・・村祐とすごく合う気がする。
一緒に口に含んでも、何ら嫌な感じがしない。
しかも、甘みを増して高めあっている。
これは・・・。

村祐の真価は、チーズと一緒において発揮されるのかもしれません。