Sinks in Alcohol

節操なくお酒に沈む、ある酒飲みの半生

而今 純米吟醸 山田錦 火入れ 19BY

2008年09月27日 | 日本酒
コメントでもたくさん「気になる」と寄せられました、今年の【而今 純米吟醸 山田錦 火入れ】です。



香りは【而今】らしさ全開、9号酵母を使ったことがすぐにわかるフルーティな吟醸香です。
口に含むと、去年の【而今 山田錦】同様、果物系の甘み・酸味がすぐ口に広がります。

ただ、期待する味わいはもう少し濃いめ。
今回の【而今】は、加水の量が多いような気がします。

すっきりしていて、口当たりがきれい。
【而今】らしさは健在ですが、どこかしら食中に向く造りになってきているようです。

肴は「金目鯛のムニエル」。


1. 金目鯛は軽く洗って水気をとり、小麦粉をまぶしておく。
2. フライパンにオリーブオイル・バターを入れて熱し、バターが溶けたところで金目鯛を皮を下にして入れる。
3. 菜箸やフライ返しなどで金目鯛が反らないよう押さえながら焼く。皮目に焼き色がついたら塩・こしょうを振り、ひっくり返して、弱火にし蓋をして、塩・こしょうを振ってさらに焼く。
4. 火が通ったら器に盛る。
5. トマトは幅2cmくらいで横に切る。オーブンの棚にアルミホイルを敷き、オリーブオイルを塗ってトマトを並べる。トマトの上にバターを載せ、塩・こしょうを振って7~8分焼き、金目鯛に添える。


↓↓↓ポチっとよろしく↓↓↓
にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ


仙禽 純米大吟醸 木桶仕込み しずく酒

2008年09月23日 | 日本酒
とある栃木の酒屋からのメルマガで、とても飲みたくなってしまった銘柄、それが【仙禽(せんきん)】です。
今回出荷されたお酒は、半年間うす濁りの状態で保存されていた袋吊りの純米大吟醸。
酒米は亀の尾です。
で、買ってみました。

【仙禽 純米大吟醸 木桶仕込み しずく酒】


で、飲んでみると、これが非常にウマイ。
微発泡でシュワシュワしてるんですが、雑味の無いとてもすっきりした口当たり。
フルーティなんだけどどちらかというとドライで、スパークリングワインを連想します。
でも、甘みも酸味もあって、全体としてとても上品な仕上がりです。

ここだけの話、飲んでみた私感として。
これ、1升瓶7,000円したんですけど、それだけの価値はあります。
”受注発注”形式だったので、まだ入手可能かはわかりませんが、もしご興味がある方、試してみてください。

あ、ただし、開封にはくれぐれもご注意。
空気穴もついていないので、まず噴くと思います。
僕は1/3くらいフローリングに吸収されてなくなりました・・・。


肴は新秋刀魚の刺身。


写真右の瓶は、僕が贔屓にしてるヒゲタ醤油の年一回出荷商品「玄蕃蔵」。
秋刀魚で使ってみるって決めてたんだ~。


↓↓↓ポチっとよろしく↓↓↓
にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ


正雪 純米吟醸 秋上がり 山影純悦

2008年09月22日 | 日本酒
今年初めてのひやおろし、【正雪 純米吟醸 秋上がり 山影純悦】です。



実は初めて飲む「山影純悦」。
ひやおろしにあまり期待していない僕としては、興味津々。

で、飲んでみると。

香りからして漂う果実香。
う~ん、どこかで嗅いだことがある。

口に含むと、先ほど心に残っていた香りがぶわっと広がる。
インパクトのある、非常にフルーティな吟醸香。

これは・・・バナナ!!

こんなにバナナバナナした日本酒は初めて。
う~~ん、すごいなあ、うまいよー。

肴は鯖味噌。


驚いたことに【正雪】。
鯖味噌と相性がとても良い。
ぐいぐい飲めてしまう。

甘みのある肴と、フルーティな日本酒。
や、この【正雪】は日本酒度+5ですから、甘いわけではない(と思う)のですけどねー。

食中でも単品でもいける、フルーティなお酒。
ひやおろしでこんなにうまいのは、ちょっと盲点でした。
買ってよかった~!


↓↓↓ポチっとよろしく↓↓↓
にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

くどき上手 純米大吟醸 酒未来

2008年09月20日 | 日本酒
いやぁ、うまい。
本当にうまい酒だ、これは。

【くどき上手 純米大吟醸 酒未来】です。


購入してから1ヶ月。
拙宅の定番酒の一つとなっている【くどき上手】ですが、酒未来を使ったこの銘柄は定評がある。
去年は純米吟醸を飲みましたが、今年は純米大吟醸。
ほかのお酒もあるので、ちびちびと飲んでいますが。

いやもう、なんでしょう。
口に含んだときの爽やかな酸味。
舌で転がしたときの、しっとりした深い甘み。
喉を通るときに、鼻をそっと撫でていく、凛とした香り。

毎度買うたびに「口説かれた~!」と思ってしまう、【くどき上手】。
その中でも「酒未来」の純米大吟醸は、本当にうまい。

数ある蔵が、「食中にシフト」した酒を造り始めている。
【くどき上手】だけは、今までの味をずっとこれからも造り続けていただきたい。
そんな風に思うのでした。


↓↓↓ポチっとよろしく↓↓↓
にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

山間 純米吟醸 亀口瓶燗

2008年09月08日 | 日本酒
待ってました!
ホントに待ってました!!

【山間】の火入れ。
【山間 純米吟醸 亀口瓶燗】です。



ご覧の通り、残念ながら1升瓶での入手は叶いませんでしたが、それはそれ。
4合瓶でも、中身には変化は無い!はず。

以前に「直汲み」を飲んだときの感想は、コチラを見ていただくとして、今回は待ちに待った火入れ酒。
いったいどんな仕上がりでしょうか??


瓶の蓋をひねると、「プシュ」という音が。
火入れだけど、発泡してるのね。

香りは穏やかながら、マスカット系の甘い香り。
口に含むと、微かな発泡感とフルーティな酸味。
舌で転がしても、その感覚は消えません。
でも、口の奥のほうに追いやると、【山間】らしい甘みが濃く出てきます。

直汲みのときに比べると口当たりの衝撃は弱いですが、その分しっとりした甘さがある。
うまいです!

肴はおなじみとり農園。奮発して「もも肉のたたき」です。




↓↓↓ポチっとよろしく↓↓↓
にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

鬼兜な、夏の夜

2008年09月02日 | 焼酎
今日は【十四代 蘭引酒 鬼兜】。
希少なお酒なので、もったいない病発症中。
ちびちび飲んでます。



なんと言っても香りがすごい。
全面、艶やかでしっとりとした香りに包まれている。
焼酎というよりはブランデーに近いかな。

あまり開けないこのお酒だけど、たまに飲むと、雨の降る夜に飲む紅茶のような、アンニュイな時間が訪れます。

おつまみは「冷やし茄子」。



↓↓↓ポチっとよろしく↓↓↓
にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ