Sinks in Alcohol

節操なくお酒に沈む、ある酒飲みの半生

鬼山間、登場!

2009年02月25日 | 日本酒
トップ画像にも入っている、「鬼」。
これは通称【鬼山間(おにやんま)】。
正式には【山間 特別本醸造 無濾過生原酒】ですかね。


2008年のgodanismベスト1位に輝いた【山間】の、2009年度1発目です。
特別本醸造とはいえ舐めてはいけません。

香りは落ち着いた吟醸香。
口に含むと、微発泡を伴った旨味のある味わいです。

辛さはありますが甘味もあります。
ピリ甘な感じ?
あまり味わったことの無い感じのお酒ですね。
去年飲んだ【山間】とは別な印象のお酒ですが、これはこれで美味しい。

アルコール度数が19度と、日本酒の中でもかなり高め。
でも、その高さを感じさせない造りはさすが【山間】です。

肴は肉じゃが。




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田酒 純米大吟醸 山廃

2009年02月17日 | 日本酒
二回続けて【田酒】です。
今度は高級酒。笑

【田酒 純米大吟醸 山廃】です。


写真は友人が遊びに来たときのものなので、はじっこに写っちゃってます。
見る人が見たら、「私だ!!」ってなるかも。
まぁ、いいよね?笑

さて、過去の日記を探したら、【田酒 純米吟醸 山廃】を飲んでいる記事を見つけることができました。
山廃独特の優しい香りとうまみに、godanismお気に入りの様子です。

今回の「純米大吟醸 山廃」。
あのときの味を想像しながら飲んだのですが、けっこう違いますね~。

まず、嗅ぎ香はしっとりめの吟醸香で、食欲(飲欲?)をそそります。
口に含むと、爽やかでフルーティな含み香が鼻を抜けていく。
甘味は、口に含んでからひと呼吸後に訪れる感じ。

後口に酸味と少しのピリピリ感を残して、余韻しめやかに消えていきます。
それがまた次の一口を誘う。気持ちいいですね。

火入れのお酒で、食事と合わせなくてもここまで楽しめるお酒って、そうそう無いような気がします。
でも、おつまみは用意しましたが。笑

いか、すずき、めだいの刺身。


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田酒 純米吟醸 華吹雪 生酒

2009年02月11日 | 日本酒
トップ画像を変えてみました。
今までは焼酎・ウィスキィなどの蒸留酒の写真だったのですが、全然記事にしていないので、ブログの趣旨と違うなと思い。
日本酒の画像に変更。

ちなみに、副題の「節操なくお酒に沈む、20代後半の毎夜」という文章は、来月変わります。
理由は・・・20代じゃなくなるから。(涙)


さて、去年から恒例になりつつある「【田酒】の生」ですが、今期は純米吟醸の生酒が出ました。
【田酒 純米吟醸 華吹雪 生酒】です。


黒いラベルで、上段に力強く「生」と書かれています。
中段には「蔵元の底力」。
う~む、期待されるお味の方はいかがでしょうか。

香りはフルーティな吟醸香。
リンゴとバナナの中間くらいでしょうか。
口に含むと、生っぽさ全開の甘味がぱあっと広がる印象です。
甘味はバナナ寄り、酸味はそんなに出てきません。

実は封開けから10日ほど経ってからまた飲みましたが、封開け時に比べればずいぶんまろやかになりました。
開けたときはちょっと尖っていてハードな印象でしたが、今はそれなりに落ち着いています。


とはいえ、去年の「純米大吟醸 百四拾」の生に比べると、見劣りがします。
期待した分、それが外れると落ち込みも大きいものですかね。

甘味と酸味のバランスを重視する最近のgodanismからすると、ちょっとバランスが悪いかなと感じます。

やはり【田酒】は火入れのお酒が巧いのでしょう。


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村祐 純米大吟醸 亀口取り 2009

2009年02月05日 | 日本酒
この季節になると楽しみなお酒がたくさん出てきますね。
godanism魅了の一本、それが今日のお酒。
【村祐 純米大吟醸 亀口取り】です。


後ろに「新本丸」が写ってますが、まぁご愛嬌ということで(一緒に飲んだのです)。

【村祐】の「亀口取り」は昨年飲んですっかり魅了されてしまったお酒です。
マスカット系の非常にフルーティな香りと、すっきりした甘味、酸味。
まるで甘口の白ワインを飲んでいるようなその味わいは、誰しもが「美味しい!」と言わずにはおれないと思います。
今年も、「亀口取り」の季節がやってきました。
さて、今期の味はどうでしょうか。

嗅ぎ香は相も変わらず甘いフルーティな香り。
口当たりの甘味と酸味も、「亀口取り」のそのものです。
含んだ後、喉を通るまで一貫してふんわりした優しい甘味が、滑らかに通っていきます。
澄んだ味わいでキレもいいです。
今年のも旨いですね~。

が、去年に比べると、幾分おとなしいかもしれません。
去年はもっと派手な印象でした。

やっぱり、食中には向きませんね。
【村祐】は、まんまで楽しむのが正解のようです。

醸し人九平次 純米大吟醸 彼の地 2007

2009年02月02日 | 日本酒
さあ、godanismが気になっていたお酒の登場です。

【醸し人九平次 純米大吟醸 彼の地 2007】


【九平次】といえば「別誂」。「別誂」といえば【九平次】。
というほど、「別誂」がgodanism、好みでした。

そんななか、去年この「彼の地」が新発売。
気になるでしょうよーそりゃ。

で、飲んでみるとこれがもう旨い。
香りはリンゴ系の甘い吟醸香。
口に含んだ後も、リンゴを思わせる甘味と酸味がふわっと広がります。
余韻に来る柔らかな米のうまみが、全体をキレよくしていますね。

とにかく甘味と酸味のバランスが絶妙。
食中でもまんまでもイケる、すばらしい中間地点。

裏ラベルに書いてありますが、「彼の地」は、2007年に収穫されたお米で2008年4月16日に醸されたお酒。
それから約9ヶ月を経て出荷されたようですね。
熟成の仕方が抜群に巧いのか、そんな感じはいっさいなく、かなりフルーティ、まろやか。

今回は720mlで買いましたが、1升瓶でも良いね。

お肴は「むつの煮付け」。


付け合わせはブロッコリィです。