Sinks in Alcohol

節操なくお酒に沈む、ある酒飲みの半生

再始動!!

2007年09月30日 | 日本酒
今日のお通じの状態を見て、再始動を決意したgodanism。
うきうきしながら冷蔵庫を開けます。

まずは「龍神 純米吟醸 備前雄町」。
今あるお酒の中で、残りが一番少ない。
だから、早めに飲むこと(冷蔵庫のキャパを広げるため)。
香り豊かで、どっしりとしたコクがあり、甘味が強いこのお酒は、大のお気に入り。


肴は冷や奴。薬味は鰹節と生姜。

続いて、「悦凱陣 純米吟醸 雄町山田50」を開ける。


「悦凱陣」、香りはフルーティなのに味わいは酸味が強めの食中向き。
このバランスはほかには無い。クセになる旨さです。
肴はさつま揚げ、網で焼いておろし生姜と醤油でいただきます。


3番目、「鍋島 純米 ひやおろし」。


この「鍋島」も食中向きの造り。どっしりした酸味と旨味が広がります。
香りも控えめで、濃い味付けの食べ物に合いそう。
最後の肴は、「真鯛の煮付け」。付け合わせはキャベツです。


真鯛は旨いね!ほかに言うことありません。

ついでに最後に、1本開けました。
磯自慢 大吟醸


まさに風格のある味わい。雑味はいっさい無く、けれんの無い味で、フルーティな香りとすきっとしたキレの良さが特徴。
磯自慢が目指す味は、これだろう!と言い切れる。
これ、寝かせたらどう変わるのだろう??
という疑問が頭をもたげる。

今日は、再始動ということもあって、なかなか贅沢な内容でお送りしましたー。

ポン酒と秋の入り口と

2007年09月28日 | 日本酒
まだ日本酒が飲めていません。
今日はおそるおそる、ビールを一本だけ開けてみました。
その結果、なんとなくGOな感じなので、そろそろ再始動しようと思います。

その前に、買いだめしてしまった日本酒を冷蔵庫の近況とあわせてご紹介。
え、もういいですか、そんなの?



上の段から。
・鍋島 純米 ひやおろし
・黒龍 純米大吟醸 火いら寿
・田酒 特別純米
・田酒 山廃特別純米
・龍神 純米吟醸 備前雄町
・小左衛門 純米吟醸 愛山
・悦凱陣 純米吟醸 雄町山田50
・文佳人 純米吟醸 八反錦
・磯自慢 大吟醸

下の段。

・くどき上手 純米大吟醸 亀の尾
・而今 純米吟醸 山田錦 火入れ ひやおろし
・十四代 吟選
・山形正宗 純米吟醸 秋あがり
・多主喜 純米吟醸 無濾過生
・奥 純米吟醸 夢山水
・飛露喜 純米吟醸 黒ラベル
・生もとのどぶ

・・・ふう。
さて、未開栓は8本。
次に開くのはどれだー。

AX

食あたり

2007年09月24日 | その他
先日から体調を崩して寝込んでいます。
兆候らしきものは土曜の辺りで既に少し出ていたのだけど、本格的に悪化した日曜日の昨日に、その事実に気づく有様。

具体的な症状としては、39度に登る発熱と、下痢。
明らかに「何かにあたった」症状です。
何に当たったのか、と訊かれても、心当たりが多すぎて絞り込めませんが・・・。
水を飲んでも、全部お尻から出てしまう。でも飲まないと発汗のために脱水症状になりかねない。
これはマズイ。

ということで、ふらふらになりながらドラッグストアへ行き、下痢止めを買う。
果物と下痢止めを処方し、後はひたすら寝込むだけ。
日曜日は、内科はやっていないのだ。弟には、電話で「救急外来へ行け」と言われたが。

熱は下がったけど、未だ下痢の症状は続く。
明日からまた仕事なのだが。


全然、お酒に触れない日記というのも趣旨に反するので、ついさっき我が家に届いたお酒をご紹介。

磯自慢 大吟醸


今日はとてもじゃないけど飲めませんが。
飲んだらレビューいたします。

カップ酒、いろいろ

2007年09月19日 | 日本酒
下北沢の「とりとんくん」というお店で飲みました。
ここはカップ酒をいろいろ置いているお店で、なかなか面白い。

正雪 純米


香りはフルーティ、味わいは旨口の若干酸強め。
どっしりとしたボディがある。

上喜元 純米吟醸


この日の白眉。
カップ酒らしからぬ果実香、キレが良く甘口フルーティ。好みの味。

羽陽一献 山廃特別純米


初めて飲みました。
山廃なのに軽口でキレが良く酸少なめ。旨いなあ、これ。

肴は写真を撮りませんでしたが、大根サラダ、カマンベールチーズコロッケ、燻製秋刀魚、地鶏刺身(ハツ、砂肝、白レバ)、地鶏串(軟骨、レバ、ハツ、つくね、せせり)。

なかなかのお勧め店。下北ならアリじゃないでしょうか。

夏と秋の間に

2007年09月18日 | 日本酒


いよいよ夏も終わりに差し掛かり、秋のしっとりとした空気が漂い始めています。
夏といえばMALTS、美味しい野菜。秋の初めといえば秋刀魚。

秋刀魚の鉄板焼き


鉄板と言っても、普通のフライパンです。
頭と尾を落として塩を振り、フライパンにサラダ油を薄く引いて、蓋をして両面焼く。
レモンと大根おろしを添えてみました。
いよいよ脂の乗り始めた秋刀魚。値段も安いし、庶民の味方。

アスパラの煮びたし


アスパラは根元を切り落とし2等分する。
鍋に出汁、醤油、砂糖を入れ煮立たせ、アスパラを入れて中火で煮る。
汁気がなくなったら出来上がりです。

夏は美味しい野菜が本当にたくさん採れますが、グリーンアスパラガスはその代表。焼いても、煮ても、揚げても旨いです。

ビールがなくなったら日本酒。
今日は「而今 純米吟醸 八反錦火入れ」。


これで而今も飲み収め。
来年まで手に入らないのだろうな~。

鍋島 純米 ひやおろし

2007年09月12日 | 日本酒
ひやおろし第二段は「鍋島 純米 ひやおろし」です。
酒米山田錦、65%精米、一回火入れ。
先日の「山形正宗」と対極を成すかなと思い、買ってみました。



香りは米の旨味を感じさせる穏やかなもの。強くないので、食中向きであることがすぐわかる。
口に含むと、とたんにしっかりした酸が立って米の旨味がむわっとむせ返ります。とても重厚な造り。
これは燗にしても旨そうだ。

肴は以下のとおり。

鰹そぼろ


常備肴第二段。
出汁を取り終わった鰹節を、新しい鰹節と混ぜ、酒・醤油・みりんで煮詰めます。

薬味たっぷり冷奴、豚肉とキャベツの煮物


冷奴の豆腐は、近くの豆腐屋で買ってきた絹ごし。薬味に、茗荷・味一ねぎみじん・鰹節を乗せる。
煮物は、昆布と鰹節で取った出汁で豚肉を煮詰め、煮汁が半分になったころキャベツとシメジを足し、砂糖と醤油で味を調える。煮汁がほぼなくなるまで煮詰め、仕上げにしょうがを乗せて出来上がり。

山形正宗 純米吟醸 秋あがり

2007年09月10日 | 日本酒
ひやおろしの季節がやって参りました。
とりあえず、杜氏さんの評価が高い「山形正宗 純米吟醸 秋あがり」を買ってみました。



開栓直後から感じられるバナナのような果実香。
口に含むと、ふわっと甘味を感じさせながら、すごく潔く消えていきます。
キレが非常に良い。

熟成されている印象はあるのに、生酒を飲んでいるかのようなフレッシュな印象もある。
ひやおろしって、個人的にはそんなに良いイメージを持っていなかったのですが、これは旨いです。

肴は「山椒昆布」。
出汁を取り終えた昆布を一晩干して、食べやすい大きさに切り、酒・砂糖・醤油で弱火で10分煮ます。一旦火を止めて味をしみ込ませたら、強火で汁気をとばし、仕上げに粉山椒を振りかけて絡め、できあがり。
日持ちするので、常備の肴として重宝しています。

鶏三昧

2007年09月02日 | 日本酒
今日の夕飯は贅沢をしてしまいました。
家の側の地鶏専門店にて、たくさんいただいてしまった。
まずはこちら。


「雁木 純米吟醸 無濾過生」。酒米は山田錦100%です。
非常にあっさりしていてフルーティ。キレも良いので一発目には最適でした。
お通しは「酢の物」。わかめ、胡瓜、玉蜀黍、茗荷。酢の物は苦手なのですが、これは甘味が抑えられてていい感じ。
その後、串が来ます。



上がハツ(心臓)、下がレバ(肝臓)。
レバは、「もう売り切れなんだけど、刺せる部分があれば出すね」と、強いてお願いしたもの。
この辺りの内蔵系部位の味が、この店の真骨頂。柔らかく、弾力があり、甘味が強い。うう~ん、前にも書きましたがむちゃくちゃ旨いです。とり農園と比べても、軍配はこちら。とり農園さん、ごめんなさい!

続きまして頼んだ日本酒は、「苗加屋 純米吟醸」。酒米は山田錦100%、精米歩合55%。


「苗加屋」は、新潟のお酒らしい端麗辛口。でも、最近のトレンドを意識したのか果実香がします。ドライ&フルーティは嫌いじゃありません。
手前は「鶏ぬた」。おそらく「ささみ」と葱、オクラを使ったぬたです。前にも食べていたので安心して食べれる。旨い!


ここはつくねも本当に美味しい!仕入れている鶏が同じものなのだろうから、当然といえば当然です。
とくに変なこだわりはありません、口に入れるだけ。鶏の甘味と軟骨の歯ごたえ、付け合わせの卵の旨味が一体となって、筆舌に尽くせるものではありません。


ここで最後のお酒、「佐久の花 純米吟醸 無濾過生」。奇遇にも、今日のお酒はすべて山田錦100%。
香り高く、フルーティです。こいつもうまいっすねぇ。
最後に頼んだのは鶏雑炊。

大将、頼み過ぎた僕を見かねて一言、「雑炊、半分量にしましょうか?」
たしかにお腹いっぱいだったのでご厚意に甘えまして、半分のサイズで。
鶏から出る旨味と、米と、野菜が渾然一体となった、誰が食べても旨いに決まってる一品。

いや~、今日は贅沢してしまいましたよう。
席数が少ないので、この店の名前は控えさせてねf^^;

XYZ

2007年09月02日 | リキュール・梅酒
僕の一番好きなカクテル。XYZです。



作り方は簡単、ホワイトラム30ml、コアントロー15ml、レモンジュース15mlをシェイカに入れてよく振るだけ。
僕は写真の通り、ラムはホワイトを使ってませんが・・・。

度数は20度前後と比較的飲みやすく、味わいはドライでフルーティ。
ちなみに、ラムをウィスキィに変えると、サイドカーというカクテルになります。