Sinks in Alcohol

節操なくお酒に沈む、ある酒飲みの半生

金峰 櫻井

2010年05月04日 | 焼酎
たまには焼酎のことも書いてみます。
日本酒ばっかり飲んでいても、世界は狭いばかりですし(笑)。

まぁ、ここ最近ずっと生酒ばかり飲んでいて、正直飲み疲れてしまったところもあるので・・・。
違う味わいのお酒にも手を出していかないとね。

【金峰 櫻井】


これは頂き物です。
3月に誕生日プレゼントとしていただきました。



さつまいもは「黄金千貫」、麹米は「ひのひかり」です。

もう、半分くらい飲んじゃってるんですけど、今更ながらちゃんと感想を書いてみましょう。


嗅ぎ香は、香ばしさと艶のある甘みを伴った香りです。

口に含むと、とろんとした旨味ですね。
アルコールのつんつんしたような要素は一切無く、非常に優しい口当たり。

そのまま喉奥へと消えてしまいます。
後口は、芋の甘みと香ばしさを口の中に残しつつ、さっぱりとキレます。


こういう味わいの芋焼酎は、飲み疲れしないんですよねー。
godanism 的には大好き。笑

プレゼントしてくれたみや君、ありがとうございます!

赤霧島

2008年11月30日 | 焼酎
たまたま近くの酒屋に寄ったとき見つけたので、買ってみました。
【赤霧島】です。


で、飲んでみるとコレが美味しい!
花のようなフレーバー系の香りと、まろやかな甘味がふわり。
ロックできりっと引き締めても、味わいに変化が起きにくい印象。

【黒霧島】とは別物ですね。

うちの焼酎も、数がだんだん増えてきて、置き場に少し困り始めてます(笑)。
【佐藤 黒】、買いたいんだけどどうしようかなあ・・・。

肴は肉豆腐。


この時期はつい煮物に走っちゃいます。

鬼兜な、夏の夜

2008年09月02日 | 焼酎
今日は【十四代 蘭引酒 鬼兜】。
希少なお酒なので、もったいない病発症中。
ちびちび飲んでます。



なんと言っても香りがすごい。
全面、艶やかでしっとりとした香りに包まれている。
焼酎というよりはブランデーに近いかな。

あまり開けないこのお酒だけど、たまに飲むと、雨の降る夜に飲む紅茶のような、アンニュイな時間が訪れます。

おつまみは「冷やし茄子」。



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由布美人 秘蔵古酒

2008年03月02日 | 焼酎
昨夜は友人を招いて焼酎パーティ。
飲んだお酒はこんな感じ。



左から、
【十四代 秘蔵純米焼酎】
【百年の孤独】
【佐藤 黒】
【由布美人 秘蔵古酒】

【由布美人】は、友人が持ってきてくれたもの。
大分県の米焼酎です。
これがねー、なかなか美味しくてですね。
焼酎としてしっかり熟成されていて。
でも食事の邪魔をしない。
いいお酒でした。

料理は以下。

・豚肉と大根の煮物


1. 大根は、米のとぎ汁でスッと串が通るくらいまで下ゆでする。
2. さやいんげんは筋を取って塩を足した熱湯で下ゆでし、だし・塩・醤油で作った吸い地に浸しておく。
3. 1.の大根と豚肉を鍋にいれ、1リットルのだし汁でコトコトと煮る。煮汁が半分くらいになったら砂糖と醤油を多めに足し、汁気がなくなるまで煮る。
4. 器に盛り合わせて、2.の汁ごと温めたさやいんげんを添えて出来上がり。

・なめたがれいの煮付け



1. ごぼうは10cmの長さに切り、縦4等分して水に放っておく。
2. フライパンに水・酒・みりん・砂糖・醤油を足して煮立たせ、かれいとごぼうを並べて入れる。
3. かれいの上から煮汁をかけ回し、色が変わったら蓋をして中火で8分ほど煮る。
4. 器に盛って、煮汁を上から回しかけてできあがり。


冬は魚が美味しい季節。
かれいにきんき、金目鯛、めばる、鰤。
さわらも今の季節は「寒ざわら」と呼ばれて特に美味しいし、たらは「鱈」と書くように冬が断然美味しい。


・・・あ、ちなみに焼酎の写真しか載せませんでしたが、日本酒も入ってチャンポンになったのは言うまでもなくorz


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鬼兜の飲み方

2008年01月17日 | 焼酎
【十四代蘭引酒 鬼兜】。
高木酒造が出している、最高峰の米焼酎です。
オーク樽で寝かせて味に深みを出したもの。

正直、最初にロックで飲んだとき、ピンと来ませんでした。
でも、先日久しぶりに飲んでみたら、これは旨い!と感じることができました。
先日の飲み方は「生」、つまりストレートだったんです。



【鬼兜】は、ストレートで飲むに限る。
ストレートで飲んで、とろっとした味わいの中にある甘味に触れることができる。
それに気づいたからには、いよいよ「もったいない病」にかかりそうです。

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佐藤 黒

2007年10月21日 | 焼酎
友人に買ってきてもらった焼酎第二段。
「佐藤 黒」です。
芋焼酎の中では、僕が一番好きな銘柄。感謝。



開栓、まずはストレートで。
記憶どおりの、すっきりした芋の香り。
口に含むと、芋が持つどしっとした旨味が感じられます。
喉を通った後に、焼き芋を連想させるほろ苦さが余韻として残る。
うむ、旨い!

続いて、水割りにして飲む。
水で割ると、驚くほどの変化!
香りの要素が若干薄まって、飲みやすくなる。
しかし、驚いたのは芋の甘み!口に含んだときの甘みが、ストレートとは比較になりません。
ストレートのときに感じた、後口のほろ苦さも、飲み込む前から強く感じ、芋の甘みとあいまって絶妙なコラボレーション。
非常に心地よい。

つまみは「マカロニサラダ」。

百年の孤独

2007年10月20日 | 焼酎
昨日、友人を招いて飲み会を催しました。
そのとき、我が家にあった未開栓の日本酒を2本ほど開栓。
とりあえず、そのうちの1本は後日レビューしますが、もう1本は今日も飲んだので感想を。

「黒龍 純米大吟醸 火いら寿」


今年4月出荷。「秋に開ける」の予言通り、先日開栓。
こいつねぇ・・・、とても旨いです・・・><
フルーティな香り。そして、半年寝かせただけある甘味。生酒のもつ瑞々しさ。
僕は、比較的「黒龍」は苦手なんですが、コイツは旨かった!
「黒龍」独特の、あと引く酸と苦みの感じ(すみません、個人的な意見です)もあるが、それを補って余りあるバランス。
素晴らしい。
肴は「キャベツと人参の浅漬け」。


キャベツは一口大、人参は千切り。
生姜を一片、千切りにして足し、塩と酒を同量足して、10分ほど寝かす。
最後に水気を切って出来上がり。

さて、次の料理は・・・。
と、冷蔵庫と相談すると、豚バラ肉、エリンギ、しめじ、長ネギを発見。
よし、炒め物だ!と思った矢先、先ほどの浅漬けで生姜を使い切ったことに思い至る。
あちゃー。
もういいやぁ、と手抜き料理開始。


フライパンに油を熱し、一口大に切った豚バラ肉を炒める。
色が変わったら、きのこ類と長ネギを足し、塩とこしょうを軽く。
油が全体にまわったら、「焼肉のタレ」を回しかける。
絡めて、器に盛って、温泉卵を割って出来上がりf^^;

続くお酒は「文佳人 純米吟醸 八反錦」。


今週の頭くらいに開栓して、二回目の味見。
フルーティな香りとどしっとした旨味が混在する実力派。
食中向きなので、今日作った濃い味付けの料理とは相性が良い。


さて。
先日の飲み会で、友人が買っておいてくれたお酒を飲む。
焼酎の「百年の孤独」。
僕が、焼酎に目覚めたきっかけとなったお酒です。
友人は、ひょんなことで定価で手に入れてくれました(感謝!!)


ストレートで飲んで、やはり納得。そして確信。
焼酎で、個人的に、「百年」を超えるお酒には出会っていない!
熟成感あふれる香り。甘味と若干の塩味を伴った味わい。
ウィスキィによく例えられるお酒だけど。
ウィスキィより軽く、「これは焼酎だよ」という意思を明確に伝えてきます。
こ、これが720ml定価2900円のお酒ですか!?
日本酒の十四代本丸もコストパフォーマンスに優れているが、焼酎の百年の孤独は、それに匹敵、もしかしたら凌駕する味と思える。
一生の間に、「この酒に出会えてよかった」と思える1本。
こんなこと言って余計にプレミアがついては敵いませんが、つい、そう言ってしまう。
絶賛。そして圧巻。
敬意を表して、カテゴリは「焼酎」とします。

佐藤 麦

2007年08月28日 | 焼酎
今年から出荷が開始された、「佐藤 麦」を開栓しました。
「佐藤」は数ある芋焼酎の中で、一番好きな銘柄です。そこが麦で作ったわけですから、試さないわけにはいきません。



で、飲んでみました。
非常にすっきりした口当たりで、するっと入ります。
ところが、口に含んだ後に大麦の濃厚な香りが口一杯に広がる!
旨いなあ、これ。

「佐藤」のシリーズは、「黒」「白」ともにプレミアになっちゃってますが、「麦」もいずれそうなってしまう予感。
といっても、焼酎は詳しくないので(とくに麦焼酎は「百年の孤独」と「中々」しか飲んだことが無い)、この「佐藤」が、どういう評価を受けているのかは僕には未知数です。
素人の戯れ言として聞き流してくださいね。

プレミアムをなくそう

2007年06月05日 | 焼酎
昨今の焼酎ブーム。いまやようやく、落ち着いてきたとか言われておりますが、市場を見ると、まだまだ猛威を振るっているなと感じます。
何の猛威かというと、「プレミアム焼酎」と銘打って販売される数々の焼酎の、定価をはるかに超える値段で売られている現状。

森伊蔵、魔王、村尾の三大プレミアム焼酎、佐藤、百年の孤独、赤霧島、萬膳、兼八など・・・。

これらの銘柄は、たいてい、1本あたりの定価が3000円前後。それでも、市場を見ると、平気で1万円を超える値段がつけられている。
そういう需要が、もちろんあるのでしょう。だからこそ、その値段で出しても売れるし、買った人は買った人で満足している。
僕も、過去に何度か、プレミアム価格で上記の焼酎を買ったことがあります。

ただ、僕が憂うのは、そのお酒を造った蔵には、プレミア価格の1銭たりとも入らない、ということ。
定価以上の値段を出して買うと、その値段で売った人の純利益になってしまう。
その状況が僕は悲しいし、変えなくてはいけないと思うのです。

プレミアムとは、「正規の料金に上乗せして売られる金額」のことだと、辞書に載っていました。その意味では、上記の焼酎はまさにプレミアムです。
しかし、なぜプレミアムなのかということを考えると、それはプレミアムを発生させて売ろうという業者の魂胆があるからに思えます。つまり、発売されたときに買占め、流通量を極端に減らすことで、値段を吊り上げる。
実際にそういうことが、行われているという証拠は、僕には提示できませんが。

とにかく、市場に出回る焼酎の、定価で買えるチャンスの芽を潰すような真似は、僕には許せない。
なにより、蔵に失礼ではありませんか。

たまには焼酎

2007年05月06日 | 焼酎
昨日の昼間は、友人を招待して酒盛り。
普段は日本酒を飲む友人なのですが、昨日は趣向を変えて焼酎でも、となりました。


飲んだ焼酎は、家にあるもの。
・<米>十四代 秘蔵純米焼酎 鬼兜
・<米>十四代 秘蔵純米焼酎
・<米>吟香 鳥飼
・<芋>富乃宝山
・<芋>たちばな 原酒

「吟香 鳥飼」は、米焼酎で僕が最初に好きになった銘柄で、思い入れがあります。「十四代 秘蔵純米焼酎」と、どちらが好きかは、評価の分かれるところでしょう(値段も違いますけど・・・)。
「鬼兜」は、はっきり言って焼酎とは呼べない代物。ブランデーのような芳香と味わいは、まさに屈指です。これも、間違いなく評価が分かれる。
「富乃宝山」もまた、芋焼酎で最初に好きになった銘柄。手に入りやすいし、プレミアのついてるほかの芋焼酎より断然コスト・パフォーマンスが高い。
「たちばな 原酒」は、黒木本店の芋焼酎。パンチの効いた味わいは、まさに「芋」を感じさせます。
ちなみに麦焼酎がないのは、「百年の孤独」が手に入らないから・・・。

肴は、食べちゃったので写真がありません笑
「能登鶏のもも肉たたき」、「ソーセージと茸のトマトスープ」でした。
焼酎の後に、日本酒にも手を出しちゃったのは内緒f^^;