Sinks in Alcohol

節操なくお酒に沈む、ある酒飲みの半生

誕生日プレゼント

2007年03月31日 | その他
ブックマーク先の「まるちゃんフレンズ」のまるさまより、誕生日プレゼントをいただきました。
ストラップ2種と、ぐい呑み2品です。

ストラップには「飛露喜」「亀の尾」と書かれています・・・。達筆!



ぐい呑みです。
上が谷川せい山先生作、下が栗原節夫先生作です。
どちらも個性があって、すごくいいですね~^^
大切に使いたいと思います!

まるさま、ありがとうございました☆

我慢、我慢

2007年03月30日 | 日本酒
今週、注文してあったお酒がいろいろ届きました。
でも、我が家の日本酒専用冷蔵庫も今やキャパシティが危ぶまれる状態。

これというのも、日本酒をすぐに空けないのが悪い。
開けたらちょっとずつ飲んで、中身を減らさないのが悪い。
中身が減っても、4合瓶などに移さないのが悪い。

まぁ、いろいろと問題点は既に浮き彫りなのですが、それでもこの時期は、おいしいお酒が次から次へと出荷されます。

まだ届いてないお酒もあったりして・・・。

そこで、今冷蔵庫にあるお酒のうち、残りが4合を切っているものは、早々と飲みきってしまおう、そして冷蔵庫のキャパを広げようという、名付けて「ごめんなさい、飲み方やっと気づきました作戦」を決行するに至ったのでした。

今日は「而今 純米吟醸 八反錦 おりがらみ」。まだ残ってたのでした。
肴は「大根さっと煮」。

ただ飲むだけだと寂しいので、未開栓のお酒を眺めながら笑

あぶくま、白瀑、國権

2007年03月27日 | 日本酒
かがた屋頒布会。
2月は、
白瀑 純米 無濾過生原酒、
國権 特別純米 無濾過生原酒。
3月は、
黒龍 吟十八号、
あぶくま 純米吟醸 無濾過生原酒。

黒龍は先日、純吟三十八号と飲み比べをしたので、今日は2月の「白瀑」「國権」と、3月の「あぶくま」を飲み比べ。
どれも個性が違っていて、面白かったです。
肴は茄子の炒め物。

【あぶくま 純米吟醸 無濾過生原酒】
立ち香はフルーティで、吟醸香は穏やか。
口当たりは甘味、酸味が良いバランスで口に広がる。やや酸味が強めでコクがある。
後口にやや辛みが出て来て、それが余韻を形成する。

【國権 特別純米 無濾過生原酒】
まず、穏やかに米の香り。
含むと、米の甘味をやや強めに感じる。酸味、辛みもあり、時間差。
喉越しはその甘味が余韻を持って消えていく。

【白瀑 純米 無濾過生原酒】
立ち香はフルーティだが、吟醸香は無い。
含むと、リンゴのようなバランスで甘味と酸味が広がる。
後口は、酸味が少し残るが、キレあり。

國権は、開栓時よりも明らかに軽くなっています。どれも無濾過生原酒なので、その銘柄そのものの評価にはあまり使えません。
飲む順番を考えれば、あぶくま→白瀑→國権なのは明白。
どれも旨いです!

18号vs38号、そして飛露喜Mt.Love

2007年03月25日 | 日本酒
黒龍の純吟三十八号を取りに行けたので、吟十八号との飲み比べをしました。

肴は金目鯛の塩焼き、大根サラダ。

飲み比べる前にスペックを見比べ。
おや、けっこう違うもんですね。

吟十八号の酒米は五百万石に対し、純吟三十八号は山田錦。
吟十八号の精米歩合は55%、純吟三十八号は50%。
吟十八号は生酒、純吟三十八号は生貯蔵酒。

吟十八号から飲む。
立ち香は穏やかな吟醸香で、バナナのような香り。
含むと、優しい甘みが口に広がって、輪郭をしっかりと際立たせながら、余韻をもって消えていく。
うん、やっぱり旨いですねえ。
生酒らしい甘みはありますが、アル添らしいきりっとした味わい。
黒龍が目指す酒の根本が、ここに表れているような気がします。

続いて、純吟三十八号。
立ち香の穏やかさは吟十八号とさほど変わらない。
含むと、きれいな甘みと酸味が優しく広がる。こっちのほうが幾分軽い。
軽いが、その澄んだ味わいは飽きが来にくい気がした。
余韻を伴って消えていくのは、吟十八号とさほど変わらない。

個人的には、やはり純吟三十八号の方が好み。


さて、続けて、飛露喜の純米吟醸・愛山に手を出す。
今日の本命は実はこちら。

立ち香は非常にフルーティ。十四代を思わせるメロンのような香りで、期待大。
口に含むと、触りにフレッシュな甘みと果実のような酸味が重なって、すっと喉を通る。
後口のキレの良さ!
まさに、まさに飛露喜の実力を見せつけられたような一品。
これ、これ・・・旨いよー!!
すばらしいお酒です。
而今以来、久しぶりに感動した。

けーき

2007年03月23日 | その他
今日は誕生日らしいです。
もはや誕生日など迎えても嬉しい歳ではないので、少しでも稀少星を強くしようと、ここぞとばかりにいろいろな人にねだりました。
結果、お昼ご飯をおごってもらえました。多謝。
友人がケーキを買って来てくれたので、一緒に食べました。

予約予約♪

2007年03月21日 | 日本酒
3月下旬から4月頭に出荷されるお酒をまとめて予約しました。
内容は。
飛露喜 純米吟醸 愛山
飛露喜 特撰純米吟醸
黒龍 純吟三十八号

而今の純吟山田錦もお願いしたかったのですが、もう一杯だと言われてしまいました。
まぁ、仕方が無いですね。
こうなったら発売されてから買う努力をするだけです。

それにしても予約販売OKの酒屋ってのはありがたい。
それだけ、本数がまとめて入ってくるってことでしょうしね。

バン・キュッ・バーン!

2007年03月16日 | 日本酒
家に日本酒が増えて、初めて焦眉の問題としてわき上がってきたこと。
「お酒の劣化」。

そして、とうとう買ってしまいました。
「バ・キュ・バン」!

バキュバンはいわゆる「栓」なのですが、ポンプで中の空気を吸い出して、お酒の酸化を防ぐことができるのです。
開ける時は、栓の一部を押すと中に空気が入って簡単に開く仕組み。
考えられてる!


写真はバキュバンのポンプと、別売りの栓6個。ポンプに4個付いてくるので、合わせて10個の栓。
これを早速日本酒の栓と交換していく。
栓をはめて、ポンプで中の空気を抜く・・・。
十四代と、くどき上手、おんな泣かせ、而今(八反錦・五百万石)、村祐(純大吟亀口・特純)、外ヶ濱、田酒(古城乃錦・特純)。
あれ、もう10個無くなっちゃったよ・・・。

でもこれでとりあえず一安心。
これに甘えすぎないようにしないとね。

飲み足りないときに

2007年03月15日 | 日本酒
久しぶりに、下北沢で飲んだ。
駅から歩いて3分ほどの場所にある、「宿場」という大衆居酒屋である。
日本酒の種類が豊富で、料理も旨いし、値段も安い。
家の近くに、こういう店が一軒は欲しいと思わせる店だ。

「宿場」では、えんがわ・鰤の刺身と、つくね串、地鶏の柚子胡椒焼きを食べる。
酒はエビスの瓶と、芋焼酎「佐藤 黒」。

「佐藤」は、僕が初めて旨いと思った芋焼酎である。
今日、久しぶりに「佐藤」を飲んだが、やはり旨い。
プレミアになってしまったが、昔は手頃な値段で手に入った。

家に帰って、なんだか飲み足りなかったので日本酒を出す。
「十四代 純米吟醸 八反錦 おりからみ」。
香りはおだやかで、味わいは健在。
開けたてに感じたアルコール臭はもはや無く、今が一番旨いのではないかと思える味だ。

肴は「鶏肉の黒酢煮」。
先日作ったものの残り。

生もとのどぶ

2007年03月11日 | 日本酒
日本酒の醸造過程で、「もと」とは乳酸菌を多く含んでいる液のことを言います。
「もと」には醸造に必要な菌(酵母菌)の培養を促進し、雑菌を駆除する働きがあり、日本酒の醸造で非常に重要な成分です。
現在では、科学の進歩に伴って、「もと」の生成は容易で、早くなされるようになりました。
しかし、古くは、乳酸菌が自然に増えるような環境を整えることで、時間をかけて「もと」は作られました。
この「自然に増やす『もと』の作り方」を「生もと(きもと)」と言います。

今日はこの「生もと」で作られたお酒「生もとのどぶ」。
いわゆる濁り酒です。

まずは冷やで。
吟醸香は全くなく、米の香りが穏やかに漂います。
口に含むと、こっくりとした旨味と酸味が表れて、飲み込むときにキレを伴って消えていきます。
含み香はほとんどありません。
味わいは端麗の旨口で、食中に向きそう。

次に、評価の高い燗でいただきます。
香りが少したち始めます。
口に含むと、冷やで感じた旨味が強く出てきて、酸味はそれほど前面に出てきません。
冷やの時より明らかに軽い。
飲み込むときも、同じようにキレがあります。
いや、食中酒としては、相当な完成度にあると感じました。

旨いっす!