Sinks in Alcohol

節操なくお酒に沈む、ある酒飲みの半生

しばらく更新できません(>_<)

2010年07月26日 | その他
えー、godanism お引越しをさせていただくことになりまして。

現在、開いてるお酒を鋭意減らし中です。笑

引っ越しは来月の中旬ごろに予定していますので、それまで新規開封はしないつもり。

従いまして、しばらくブログの更新を休ませていただきたく思います。

Twitterのほうはのんびりとつぶやいていくと思いますので、godanism の動向が気になる方はフォローしてみてくださいね。



しかし、眠っていたお酒を空っぽにしていくという作業は、なかなかしんどい・・・。

「ああー、これも飲みきらないといけないのか・・・、飲んじゃったらもう飲めないよなぁ」と思うお酒とかがあったりして、「もったいない病」と現実のはざまで揺れています。笑



繰り返しになりますが、とりあえず3週間ほどお休みします。

更新再開の際はTwitterでお知らせしまーす。

ではまた!

飛露喜 純米大吟醸 生酒

2010年07月21日 | 日本酒
先月、はせがわ酒店の麻布十番店が改装リニューアルオープンしました。
店舗の場所も変えて、雰囲気の良いお店になっていましたね。

godanism、リニューアルオープンの記念イベント期間中に行きまして。
そこで買ったお酒がこちらです。

【飛露喜 純米大吟醸 生酒】


3月終わりのエントリでご紹介した【飛露喜 大吟醸】の兄弟分みたいなラベルです。



内容も非常に似ています。
どちらも原料米は山田錦100%、精米歩合40%。
アル添したかしてないか、の差しか読み取れませんが、それでも仕上がったお酒のスペックはけっこう違いますね。

大吟醸のほうは、酒度+5、酸度1.5、アミノ酸度0.9。
こっちの純大は、酒度+2、酸度1.4、アミノ酸度0.9。


さっそく飲んでみることにしましょう!


嗅ぎ香は甘口フルーティ。
艶のあるバナナのような香りですが、強さは無く、派手でもなく落ち着いています。

口に含むと、まず凛とした酸。
ついでふわっと旨味が出てきます。

酸に追随するように、微かな甘みがじんわり出てきます。
口の中で転がすと、ピチピチした酸と、ほんの少しの渋み。

透明感のある口当たりで、含み香も抑えめ。
少し寝ていたせいもあるのか、とろみもあります。

喉を通るときは、果実感のある甘みと渋み。
口当たりに出てきていた酸は引きずりません。
鼻に抜ける香りも、バナナのような甘い香りです。

全体を通して、大吟醸よりもこっちの純大吟のほうが柔らかい口当たり。
そして口当たりから後口の余韻まで、こっちのほうが【飛露喜】らしい。

値段はやはりやや高めな気もしますが、味わいに高級感があるし、純米大吟醸に求める味わいはしっかり備わっている。
文句なしにうまいです。

本当は大吟醸と飲み比べ出来たらよかったんですが、大吟醸のほうはとっくになくなっていました。
残念。

龍神 備前雄町

2010年07月19日 | 日本酒
久しぶりに【龍神】を購入してみました。

【龍神 備前雄町】


【龍神】の「備前雄町」を使ったお酒は、2007年に「喜八スペシャル」として世に出ています。笑



岡山県産雄町100%使用。
裏ラベルにも細かいスペックは書いてありませんが、、、
聞くところによると、精米歩合50%、無濾過、生詰。

さっそく飲んでみたいと思います!


嗅ぎ香はふわっと香る程度の吟醸香。
落ち着いたブルーベリィのような、甘酸っぱい香りです。

口に含むと、果実感を伴った旨味がふわっと。
次いでフルーティな酸が出てきます。

ガス感は無いものの、ピチピチした味わいです。
柔らかい旨味が全体を包み込んでいる感じ。

口の中で転がしても、味わいに大きな変化はありません。
瑞々しくてすっきりした旨味が、全体の輪郭を作っています。

喉越しは、微かにピリッとした辛み、遅れて渋みが顔を出してフェードアウト。
鼻に抜ける香りにはとろみのある甘みが加わります。


全体を通して、透明感のある仕上がりで、爽やかな印象です。

数年前に飲んだ【龍神 備前雄町】は、もっと旨味の強い重厚な味だったと記憶していますので、その頃とはだいぶ毛色の違ったお酒になっていると感じました。
誤解を恐れずに言えば、ちょっとフラットになりすぎていて、数年前の衝撃はないなぁ、と思いましたね~。


おつまみは、「鶏ももの柚子胡椒焼き」。


鶏肉大好き!笑

信濃鶴 純米 無濾過生原酒

2010年07月16日 | 日本酒
godanism、初飲みです。

【信濃鶴 純米 無濾過生原酒】


長野県のお酒。



精米歩合60%の純米、無濾過生原酒。
ラベルには書いてありませんが、美山錦100%です。

どんな味なのかなー。


嗅ぎ香はフルーティな吟醸香。
バニラ系の甘い香りです。

口に含むと、米の旨味と甘みがまず立ってきます。
少し遅れて酸もほんのりと。

口の中で転がすと、少しとろみがかった丸みのある酸。
含み香はかなり華やかで、甘い香りが口に広がります。

喉奥に出てくる酸も、甘みを伴った艶やかなもの。
喉越しまで、一貫してツンとくるところがなく、優しい味わいです。


料理に合わせたりはしないで、単品で飲んで美味しいお酒ですね~。
しかも、2000円台前半の味としては、破格のコストパフォーマンスです。

安くてうまい酒、探せばあるもんですね~。

旭興 滓酒

2010年07月14日 | 日本酒
凄まじいコストパフォーマンスのお酒です。

【旭興 滓酒 生】


1800mL、定価2625円。



吟醸酒のブレンド。

その内訳は、

37%磨き山田錦大吟、37%磨き山田錦純大、48%磨き山田錦純吟、50%磨き雄町純吟、40%磨きとちぎ酒14純大。

まさに出血大サービスともいえるお酒です。

ちなみに、枠としては「吟醸酒」、アルコール15.5%、日本酒度2.5と書いてあります。
出荷は22年4月。


このお酒、先月糸魚川のAUNさんにお邪魔したときに飲ませていただいたもの。
(ただ、その時は滓引きでしたが・・・笑)

今回は、自分でじっくりと飲んでみたいと思います。


嗅ぎ香はすうっと香る吟醸香、落ち着いていますが地味でもなく、バランスの良い香りです。

口に含むと、ふわっと酸と旨味が出てきて、濃厚なんだけどすっきりした味。
ピチピチした酸はフルーティで、甘めの含み香とのバランスが良いですね。

口の中で転がすと、芯のぶれない旨味の中に甘みと酸が引き立ってきます。
特に酸の立ち方は澄んでいて、さほど強くない甘みを持ち上げてくれます。

後口には微かな渋みが酸と一緒にふわっと出てきます。
全体的に強い味ではないのですが、口当たりが澄んでいるので非常に瑞々しく、引き際も見事。

嫌なところが一切無いです。

いや~~~、これは旨いです。
これで2500円(税抜き)ですか。
信じられません。
手放しで godanism お気に入り!笑


【旭興】を飲むなら、このお酒をはずしてはいけません!
来年も買おうっと!

(実は)第二回ごーだ日本酒飲み会

2010年07月13日 | 日本酒
去る2010年7月10日、某所にてgodanism主催の飲み会を開催致しました。
三軒茶屋にある、この地鶏専門の居酒屋は、godanism行きつけのお店でございます。



















総勢19名に及ぶ参加者の方々、本当におつかれさま&ありがとうございました。












写真に納められなかった方も数名いらっしゃいました。。。
申し訳ないです。笑


次回があるとすれば、また宜しくお願い致します!

ど黒

2010年07月09日 | 日本酒
秋田県の山本合名会社から、今年初出荷のお酒です。

【ど黒】


真っ黒のお酒です。
食用竹炭パウダーを加え、黒くしたお酒。



原材料は清酒と竹炭パウダー。
分類上はリキュールとなっています。

味を見てみましょう。。


香りは落ち着いた吟醸香。
甘い香りですが、華やかなものではありません。

口に含むと、優しい甘みと旨味。
すうっと入ってきます。

酸味はあまりなく、キレイな味わいですね。
非常に落ち着いていて、丸いです。

喉奥のほうにコクがあり、どっしりとしています。
後口になってやや酸が出てくる感じ。
甘みと酸、そしてコク由来の渋みが余韻を作ります。


うーん、うまいにはうまいけど、godanism的にはいくぶん物足りない感じもします。
もう少し酸が出ていてくれたらと思いました。

まぁ、これはこれで楽しめるお酒なので、ちびちび飲んでいこうと思います。

鳳凰美田 特別純米 愛山 山廃仕込み

2010年07月05日 | 日本酒
【鳳凰美田】の山廃愛山シリーズ、今年は特別純米です。

【鳳凰美田 特別純米 愛山 山廃仕込み】


去年は純米吟醸を買いました。



愛山十割、精米歩合60%。
山廃の生酒です。


嗅ぎ香は、【鳳凰美田】らしい華やかな甘い香り。
苺のような香りです。

口に含むと、ふわっと静かに酸が広がります。
旨味もふわっと。

甘みはそれほど感じませんが、含み香が甘いのでバランスは好み。
鼻に抜ける香りに、山廃独特の乳酸っぽい香りが見え隠れします。
この乳酸っぽい香り、含み香と後口にふわっと出てきますが、本当に見え隠れする程度。
普通に飲んだら山廃仕込みとは思えませんね。

後口は爽快感のある酸と甘み。
酸で締めるタイプの、キレの良さを演出します。

いやいや【鳳凰美田】、さすがの一言。
きっちり仕上げてくれて、我々消費者は嬉しい限りですよ。
値段もお手頃ですしね~。

おつまみは茹で豚。
胡麻と醤油と酢を混ぜたソースでいただきました。