Sinks in Alcohol

節操なくお酒に沈む、ある酒飲みの半生

而今 特別純米 にごりざけ

2008年12月25日 | 日本酒
おそらく今年最後の更新になると思いますが、それにふさわしいお酒を。

【而今 特別純米 にごりざけ】


去年は(惜しくも)買えなかった【而今 にごりざけ】ですが、今年は出荷本数が多かったこともあって、無事に買うことができました。
本当は年始の「未開封パーティ」に取っておこうかなとも思ったんだけど、発泡してるわアイスキャップ開栓用の穴開きキャップだわってこともあって、さっさと飲んでしまうことにしました。

で、こいつ飲んで思うことは、やはり【而今】は旨いってことに尽きる。
ジューシィな甘味と旨味もさることながら、そのバランスが素晴らしいのです。
そして、【而今】の中でも、ぼくは「特別純米」を推したいと思うのです。
もちろん【而今】には【而今】にしかない味わいがあるのだけれど、「特別純米」はその【而今】らしさが一番じんわりと味わえる。
来年からは「純米吟醸シリーズ」が目白押しで、特に第一弾の千本錦は非常に楽しみではあるのだけど。
例えていうなら、「純米吟醸」は非常に良くできたフレーバ・ティ、「特別純米」はダージリン・ティ。
好みの差であるのは間違いないのだけど、茶葉の味を楽しみたいぼくは、ダージリンを取ってしまう。

いやぁ、でも、去年と比べても今期のは特別旨い。
【而今】に限らないけど、今期は本当に期待できる一年になりそう。

肴はこんな感じでした。

・金目鯛、鱸、鯵の刺身


・鶏もも肉の柚子胡椒焼き



では、冒頭にも書きましたが、今年の更新は今回で最後となります。
皆さん、良いお年をー!


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御湖鶴 純米大吟醸 山田錦45%

2008年12月19日 | 日本酒
実はそんなに飲んだことがない【御湖鶴】。
過去の記事を読み返してみても、一回しか買ったことがありませんでした

だからというわけではありませんが、ちょっと面白そうなボトルがあったので買ってみました。
【御湖鶴 純米大吟醸 山田錦45%】です。


コイツは900mlボトルなんです。
えーっと、お歳暮用?で売ってたのを買ったんですが(笑)。
でもね、コレが美味しかった。

甘味のある香りで、味も非常に乗っています。
ただ、口で転がしていると非常に透明感のある酸味がふわっと出てくる。
どういう飲み方をしたって旨いでしょうね。
そして飽きがこないのですいすい飲めてしまう。
いわゆる「やば~いお酒」でした。

肴は鰤の照り焼き。


冬は魚がホント美味しい!


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くどき上手 純米吟醸 しぼりたて

2008年12月16日 | 日本酒
ぼくの大好きな銘柄【くどき上手】。
でも、年一出荷のコイツは飲んだことがありませんでした。
【くどき上手 純米吟醸 しぼりたて】です。


飲んでみると、今まで飲んできた【くどき上手】よりもけっこう食中向きになっているのがわかります。
といっても、「他のより甘味が弱い」というだけで、酸味や含み香は【くどき上手】のそれ。

こういうのの方が飲み疲れしにくいので、万人向けといえるかもしれません。
なるほどねー。
うまいっす!

肴はこんな感じでした。

・にんにくのホイル焼き


1. にんにくは頭を切り取ってアルミホイルに包み、ごま油と塩をふって、ホイルを餃子の皮みたいに閉じて網焼きする。
2. 中でぱちぱち音がしたらホイルを開けて、味噌を付けながらいただく。

今回は、鹿児島県産の黒豚味噌を付けました。

・豚バラとジャガイモの煮物


1. 豚バラブロックは3cm厚さに切る。ジャガイモはたわしでよく洗って食べやすい大きさに切る。
2. 多めの油をフライパンで熱し、豚バラを入れて揚げ焼きにする。表面がきつね色になったら取り出す。
3. 続いてジャガイモをフライパンに入れ、同様に揚げ焼きにする。表面がきつね色になったら、キッチンペーパで油を吸い取る。
4. フライパンに肉を戻し、水・にんにく・葱の青い部分を足す。煮立ったら灰汁をとり、落としぶたをして10分ほど煮る。
5. 汁が半分くらいになったら、砂糖・醤油・味醂を足してさらに20分ほど煮る。
6. 一度火を止め、30分ほど冷まし、再び火を入れて温め、器にもって練り芥子を添える。

時間はかかるけど、ご飯にもお酒にも良く合う(^_^)v


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陸奥八仙 槽酒 おりがらみ 無濾過生原酒

2008年12月12日 | 日本酒
先日【貴】と一緒に買ったお酒です。
【陸奥八仙 槽酒 おりがらみ 無濾過生原酒】。


開封から1週間くらい経っています。
味わいはどう変化したかな、と思って飲んでみました。

香りは穏やかなマスカット系吟醸香。
発泡感は開封時からありましたが、普通に残っていますね。
開封当初に比べると、ずいぶん丸みを帯びました。
ただ、甘味が増えたというわけではなく、どちらかというと辛さが増した感じ。
ピリっと来る辛みの後に、フルーティな酸味が余韻として残ります。
今年の【陸奥八仙】は、こんな感じなのかな?

おつまみに、買ってきた刺身。


本鮪、真鯛、鱸、帆立です。たぶん。

飲み足りないので、前回出した【貴】を飲む。


発泡感はなくなり、落ち着いた印象。
というか、ずいぶん丸く、甘くなった。
今のコイツを飲むと、ホントに新酒?って思うくらい。生酒っぽさは残ってますが。

ここで作ったおつまみ。


冬の風物詩である「鍋」をやると余る白菜。
こういうかたちで消費しています。


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貴 特別純米 直汲 無濾過生原酒

2008年12月07日 | 日本酒
さて、先日も書いたように、新年の未開封パーティに向けて冷蔵庫のスペース確保と予定酒の購入を進めております。

ただ、買ったお酒が開けられるのは新年。
それまでは、既に開いているお酒を消費する形だったのですが、残念ながら年明けまでストックが保ちそうにありませんでした(汗)。
そこで、急遽、新年までに飲むためのお酒として購入したのがこれ。

【貴 特別純米 直汲 無濾過生原酒】です。


山口を代表するお酒と言えば、【獺祭】と、この【貴】。
ましてやコイツは、2009年度の新酒、無濾過生原酒でしかも直汲。
酒屋さんで見つけたとき、迷わず購入ですよ。

封を開けると、「シューッ、ポン!」という威勢のいい音が。
おうおう、発泡してるね~。

香りは、強く嗅ぐと感じられる程度の吟醸香。
口に含むと、炭酸ガス特有のピチピチ感が舌先をくすぐります。
含み香はマスカット系の爽やかなもので、喉越しでぶわっと旨味が湧き出てきます。
若干辛口で、ふわふわとした酸味が余韻として残る感じ。
荒削りではありますが、まとまりはきれい。
うま~い。

実はもう一本買いましたが、それは近い後日載せることになるでしょう。

肴は「きんめ煮付け」。


1尾980円だったら買いです!
たっぷり脂が乗ってて、この時期の煮魚は最高にうまい!


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