Sinks in Alcohol

節操なくお酒に沈む、ある酒飲みの半生

日本酒三昧

2007年07月30日 | 日本酒
昨夜は、頼んでおいた日本酒がいろいろ届いたので、冷蔵庫整理も兼ねていろいろ飲みました。
昨夜届いた日本酒は、おいおい紹介して行こうと思います。

まずは「善知鳥 大吟醸 百四拾」。

つまみは油揚げのねぎ包み焼き。
油揚げを二つに切って袋を手で開き、中にねぎの千切りを詰めてから焼く。
醤油をかけて食べます。
シンプルであっさりした料理なので、大吟醸酒と合う!

次に「而今 純米吟醸 雄町」。

無濾過生なので、若干ひね気味。これで飲みきりました。
肴は「づけマグロの刺身」、買ってきたもの。
昨夜はスーパがうなぎ一色。ほかの魚があまり無かったのが残念。

最後は「御湖鶴 純米吟醸 黒」「而今 純米吟醸 八反錦火入」。

どっちも火入れなので安定して旨い。
肴は「鶏もも肉とアスパラの炒め物」、脂が強いのですっきり系の日本酒で、と思ったらやはり「御湖鶴」のほうが相性が良かった。


すいません、やっぱり今日届いた日本酒、1本開けちゃいました。
「奥 純米吟醸 夢山水」。

前から気になっていた銘柄です。
で、開けた感想。
香りはやや強めの吟醸香、いい香りですが、若干アルコール臭がある。
口に含むと、まろやかな甘みがふわっと広がるのですが、パンチのある辛味も混在。
んん?これはいったい・・・?
と思ってスペックを見て納得。
アルコール分が、18~19度。日本酒にしては高い部類なのです。
なるほど、アルコール臭と喉越しのパンチはこれか。
とろみのある日本酒で、これは旨いなあ。最後に飲んでよかったかもしれません。

いやー、飲んだ。

ハートランドと蒸す夜

2007年07月29日 | ビール

どうも夏になると、ビールを手に取ることが増えてしまう。

今日は、瓶でしか売られていない「キリン ハートランド」。
昔は缶もあったらしいですが。

ハートランドは、キリンのビールの中ではちょっと異質に感じます。
何より、キリン特有の苦味がない。
口当たりはとても軽やかで、飲みやすい。
でも、麦の旨味やら香りやらはしっかり出ていて、生(非加熱)であることを実感させてくれます。

最近では、スーパで見かけなくなりました。
美味しいのになあ。

夕飯時に飲みました。おかずは「金目鯛の煮付け」。

飛露喜 純米吟醸 山田錦を燗で飲む

2007年07月26日 | 日本酒


「飛露喜 純米吟醸 山田錦」。
このお酒を最初に口にしてから、どうしてもやってみたいと思っていたことがありました。
それは。

燗。

甘みがほのかで、酸がしっかりと立つこのお酒は、冷でも美味しいけど、燗にしたらもっと旨くなるのではないか、と思っていたのです。
そしてとうとう昨日試しました。

まずはぬる燗で呑む。
香りは穏やかで、鼻につくものはない。口に含むと、甘みが増すが、酸味もしっかりと残っている。
余韻に酸を残しながら消えていく。キレがよくなった。
結果として、燗上がりするのは間違いないようです。

次にもっと温度を上げて、熱燗にして呑む。
香りの穏やかさはそのままだが、吟醸香が強くなる。口に含むと、ぬる燗よりもさらに甘みが増して、酸とのバランスが取れるようになってくる。
これは旨いです!

冷と比べながら呑みましたが、燗のほうが全体的に味わいが濃くなって、でも鼻につくものはないし、非常に飲みやすくなった。

やっぱりねぇ。
予想してたことだけど、「飛露喜 純米吟醸 山田錦」。
燗にすると、ぐっと旨くなります。

テクノラティプロフィール

而今 純米吟醸 八反火入

2007年07月25日 | 日本酒

「而今 純米吟醸 八反火入」をめでたく入手できたので、さっそく開栓。
「而今 純米吟醸 雄町」がもうすぐなくなるところだったので、寂しさを感じていた矢先でした。

立ち香は意外と弱め。でも、而今らしい甘い香り!
口に含むと・・・、果物のような甘みが口に広がって、最後は若干酸を伴って流れていく。
うま~い!

肴は地鶏胸肉のたたき。
ポン酢醤油は「ゆずの村」が好み

愛されるスコッチ

2007年07月24日 | ウィスキィ


ボーナスも無事出たということで、自分へのご褒美。
「BOWMORE 17年」を買いました。
で、早速開栓、そして試飲。

今日は暑かったのでロックで飲みましたが、ウィスキィの旨さが最もわかる飲み方は、常温・水割りだと思っています。この「BOWMORE 17年」は、度数43度なので、ストレートでもなんとか飲めます。

ボウモアは、僕が初めて飲んだシングルモルト。
こいつを知るまでは、ブレンデッドしか知りませんでした。
それだけに思い入れがある。

それでも、17年は初めて飲みます。
非常にクリアな味わい。美味いです。
買ってよかった。

肴はごぼうのマヨネーズ和え。

ごぼうはささがきにして、水につけてあくを抜き、その後水から10分ほど茹でる。
その後、マヨネーズ・砂糖・塩・白胡麻・七味唐辛子を混ぜて作ったたれに絡めて、冷蔵庫で冷やして完成。

・・・昨夜はこれで終わるはずだったのですが。
とんだハプニング発生。
な、なんとごぼうを食べている間に。
歯が欠けました。
欠けた歯は、前歯の横の歯。通称「2番」です・・・。

そんなわけで、今朝は歯医者へ。
詰め物をしてもらって、事なきを得ましたが、10年ほど歯医者に行ってなかったので、虫歯がかなりあるとのことで、通院することに。

でも、美味しいものを食べるためには、歯は大事にしないとね。
がんばって通います。

冷やし茄子と夏の熱燗

2007年07月23日 | 日本酒
今日の晩酌は以下のとおり。


・低温熟成 古緑川 純米吟醸
純米吟醸、低温熟成の10年もの。
新潟のお酒らしい辛口の味わいだが、熟成のまろやかな旨味もたっぷり。老ね感はまったくない。

・大那 純米吟醸 五百万石
大那の特徴である、しっかりとした酸が感じられるお酒。
すっきりしていて、食中に向く。

肴は冷やし茄子。


さて、夏でも飲みたいと思わせる熱燗がこれ。
・飛露喜 特別純米

今年5月出荷の「飛露喜 特別純米」を分けてもらったので、熱燗にしていただく。
切れのよさ、旨味の残し方、どれをとっても非の打ち所がない。
飛露喜といえば「無濾過生原酒」だが、「特別純米」の熱燗は、それに匹敵する旨さがある。というか、熱燗でこれほど旨い日本酒を、ほかに知りません。「生もとのどぶ」も「大七」も、こいつには敵わないと思う(あくまで個人の感想だが)。

冷やし茄子のレシピは以下のとおり。
1.茄子はヘタを取り縦半分に切って、皮に数本切れ目を入れる。
2.茄子を耐熱皿に並べ、ラップをしてレンジで5分加熱し、すぐに冷水にとって冷ます
3.茄子は手で裂いて水気を切り、酢・醤油・砂糖・おろしにんにく・白胡麻・一味唐辛子で作ったたれに絡めて、冷蔵庫で冷やす
4.十分冷えたら、刻みねぎ・しょうがのすりおろしを乗せて完成

某料理本のレシピそのまま笑

善知鳥 大吟醸 百四拾

2007年07月19日 | 日本酒

「善知鳥 大吟醸 百四拾」を開けました。
6月に買ったもの。

吟醸香は穏やかに香り、非常にすっきりした味わいの中に、西田酒造らしい旨味が感じられる。
文句なくレベルの高いお酒。
5月に行ってきた「日本酒フェア」の、ずらっと並んだ大吟醸酒郡を思い出しました。

冷やして飲めば、誰が飲んでも「旨い!」というに違いない。
食中でも、食後でも問題なく飲める。

いやー、いいお酒ですねぇ。飲むのがもったいなくなります。
値段が少し高いのが玉に瑕ですが、酒質から考えれば、まだ安い部類かな。

暑い夏の夜に、ガラスのお猪口で少しだけいただきたい。
そんなお酒でした。

鯖・・・味噌?

2007年07月18日 | 日本酒

鯖の味噌煮・・・みたいな、鰆の味噌煮を作りました。
実際は鰆ではなく「さごち」。

ごぼう添えると、もう、まさに「鯖味噌」。
食べてみると、鰆の甘みがふわっと香って、違和感全開です(笑)

冷奴は、味一ねぎと鰹節を薬味に。
最近、豆腐を良く食べてます。
よく冷やした冷奴が大好きです。

お酒は「田酒 特別純米」。
5月に運良く購入できたもの。
味噌系のこってりした味わいには、田酒などのどっしり系が良くあう。

KIRIN NIPPON PREMIUM

2007年07月15日 | ビール

気温が上がってくると、ついビールが飲みたくなりますね。
今日は、新発売の「KIRIN NIPPON PREMIUM」を試してみました。

缶からグラスに丁寧に移す。
ビールは缶で飲んじゃダメです。明らかに味わいが変わるのだから。

で、NIPPON PREMIUM。
注いだときには、麦の良い香りが漂います。
口当たりは比較的ドライで、喉越しにKIRIN独特の苦味。

うたい文句「麦芽アミノ酸2倍。」ってのは、あまり良くわかりませんでした。

うーん、僕はあまり好みじゃないですね。
これだったら、「SUNTORY PREMIUM MALTS」買ってしまいます。
というか、味からして値段高い気がする。
KIRINさん、すみませんm(_ _)m

飛露喜・三つどもえ対決

2007年07月09日 | 日本酒
家にある飛露喜を飲み比べてみました。


・飛露喜 純米吟醸 雄町
去年10月出荷。
立ち香は穏やかながら、甘めの含み香が印象的。旨味、酸味のバランスが良い。キレもよく、すいすい飲める。

・飛露喜 純米吟醸 愛山
今年3月出荷。
注ぐとふんわり香る。含みは甘い。これは開栓後時間が経っているせいと思われる。ただ、生ヒネはしておらず、キレは良い。
どっしりとした骨格に、愛山の優しい甘味。

・飛露喜 純米吟醸 山田錦
今年6月出荷。
立ち香はふんわりと香る程度。食中に向く造りで、旨味がしっかり出ているが、酸が前面に出る感じ。雄町・愛山に比べると甘味成分は少ない。開けてからまだ時間が経っていないせいかもしれない。

しっかりと旨いのは愛山だと思う。でも、個人的に好みなのは雄町かなあ。
雄町・山田錦はコスト・パフォーマンスは高い。

肴は冷や奴。

薬味は青ネギみじん切り、生姜すりおろし、鰹節。上に辛み醤油。
冷や奴は、薬味多めが好み。