Sinks in Alcohol

節操なくお酒に沈む、ある酒飲みの半生

キング・オブ・梅酒

2009年06月23日 | リキュール・梅酒
今年からよく見かけるようになった梅酒です。

【梅酒王】


去年はgodanismの守備範囲では関戸の酒屋でしか見なかったんですが、今年はいろいろなところで見かけます。
五本木とか、西小山とか・・・。笑

実は去年のも飲んでたんですが、ブログには書かなかったようで、エントリがありませんでした。

去年飲んだときは、ものすごい果肉(澱)の量で、非常にとろみのある梅酒でした。
「さすが王!!」と思った記憶があります。

ところが今年はというと、瓶を見るだけでわかりますが、去年よりぜんぜんすっきりしている様子。
濃い梅酒も好きですが、サッパリ系のバランスの良い梅酒も好きです。
どんな感じでしょうか。

非常にすっきりした梅の香り。
口に含むと、南高梅系の酸っぱ味と、遅れてやってくる甘味。
去年ほどではありませんが、とろみもあります。
飲んだ後の余韻が心地いいですね~。
うむ、「さすが王!!笑」

ちなみに、「梅酒王」は長期古酒と麦焼酎をベースに、あらごし無濾過で出荷されているそう。
アルコール度数、18度もあります。
でも、それを感じさせないのはやはり流石です。

写真は開けたときのものですが、実はもうなくなりそう。
もう一本買おうかなぁ。

常盤松 純米大吟醸 にごり生

2009年06月19日 | 日本酒
godanismも【村祐】の1ファンとして、このお酒は見逃せません。
【常盤松(純米大吟醸 にごり生)】です。


去年は見逃してしまい飲めませんでしたが、今年は無事に購入できました。

さて、【村祐】の「亀口取り」といえば、果物をそのまま食べているかのような甘味と酸味が特徴。
それとどう違うのか、気になるところです!


瓶の口から香るのはしっとりした吟醸香。
それほど強くはありません。

口に含むと、、、。
あ、甘い!非常に甘い。
転がすとフルーティな酸味が出てくるので、バランスは悪くありません。
でも、日本酒とは思えない甘み。
本当に果物です。
いやー、驚いた。

純米大吟醸なので、雑味は一切なくとってもクリア。
アルコール16度もあるとはとても思えません。

うーむ、これに何かおつまみを合わせるのは非常に困難。
単体で飲むしかなさそう。
しかも、最初の一杯として飲むのは良いのだけど、これだけをずっと飲み続けるのはちょっと厳しい。
500mlで2700円かぁ・・・、と考えてしまう。

いや~、でも、日本酒の概念を覆す味わいで、非常に価値のあるものだということはわかりました。

十四代 本丸 20BY

2009年06月14日 | 日本酒
4月のかがた屋頒布会商品の1つ、【十四代 本丸】です。

このときの「かがた屋頒布会」は、【十四代】の商品の中でも、「特別本醸造」「純米」「純米吟醸」のどれかから選べるというものでした。
んでgodanismは、「特別本醸造」を選択したわけです。
理由は、値段と味のパフォーマンスがもっとも高いと確信しているから。


「本丸」は、居酒屋ではよく見かけるけど酒屋ではほぼ見かけないお酒です。
一番見かけるのは、年一出荷なんだけど一般消費者向けの商品として売られる「新本丸」。
次は720mlの大吟醸。
純吟の各クラスのお酒と特吟愛山が続いて、その次に本丸。
高スペックの龍月・双虹・龍泉は、出荷本数がそもそも少ないので、godanismは見たことがありません。

やはり、居酒屋でもっとも出るお酒は「本丸」。
これがもっとも利回りがいいのです。
そういう背景もあって、godanismが買う【十四代】は何を差し置いても「本丸」。

さて、今年の「本丸」もじっくり飲む機会が得られましたので、その感想を。

瓶口から香るのは落ち着いてしっとりした吟醸香。
ただし、華やかさ・フルーティさはバッチリ出ています。

口に含むと、派手ではないふわっとした香り、柔らかな甘味。
転がすうちに酸味によるピリピリ感が出てきます。
この甘酸のバランス!
いいですね~。

余韻には若干の苦みを伴いますが、それがキレの良さを演出します。
次の杯が自然と欲しくなる。

毎度思いますが、これだけの満足感とボリュームを持った本醸造酒、定価2100円はありえません。

肴は「まこがれいの煮付け」。


付け合わせはキャベツです。

而今 特別純米 五百万石 三重酵母 おりがらみ

2009年06月10日 | 日本酒
今日は久しぶりの【而今】です。

【而今 特別純米 五百万石 三重酵母 おりがらみ】


出荷本数は相変わらず少ないようですが、運良く毎年飲むことができています。
そして今期の【而今】は、本当にウマイ!

瓶口から香るバナナ系の香り。
口に含むと、ジューシィな甘味と旨味が押し寄せます。

実は開封からしばらく経ってまして、もう残り2合くらいしか残ってません(涙)。
でも、開けたときより今の方が、味がまろやかで乗ってて旨いです。

う~ん、これだけ味をしっかり出しておいて、高次元でバランスよくまとめる。
至難の業なんでしょうね~。

去年より、断然美味しく感じますが、やはり「結婚パワー」?笑

おつまみは「ひじきとさつま揚げの煮物」。


久しぶりにレシピを載せてみよう。

1. ひじきは水に漬け、1時間くらいかけて戻す。さつま揚げは油抜きをし、短冊切りにする。
2. 鍋にごま油を熱し、ひじきと干しえびを加えて炒める。油が全体に回ったらさつま揚げを加え、ざっと混ぜる。
3. 鍋に鶏ガラスープを加える。煮立ったら、砂糖・醤油を足して汁気がなくなるまで煮る。


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龍神丸 大吟醸 中取り 生原酒

2009年06月07日 | 日本酒
【龍神丸 大吟醸 中取り 生原酒】です。


またしても、友人が来たときの写真(>_<)

これは、とある酒屋さんでやっていた抽選販売で当たってしまったもの。
まさか当たるとは・・・。
一緒に【龍神丸 純米 生原酒】も買ったので、飲み比べ。


でね。
飲み比べてわかったよ、【龍神丸】の真価が・・・。

「純米」のほうは、いわゆるフツーの甘ーいお酒。
美味しいは美味しいけど、取り立てて可もなく不可もなく。
これなら、【くどき上手】や【村祐】のほうが好き。

でもね、「大吟醸」は違いました。

瓶口から香るフレッシュでフルーティな吟醸香。
系統でいえばマスカット。
口に含むとラズベリィのような甘味と酸味。
しつこくなく、キレがあって、喉越しが爽やか。

口の中で転がしても、主張は消えないし、一本筋が通っていてぶれない。
酸味と辛みが生み出すピリピリ感が、なんとも心地よいです。
なんだよ、旨いんじゃーん!

いやー、失敬失敬。
昨年「吟醸」「純米吟醸」を飲んで、今年「純米」を飲みました。
ここまでは特に、評価が覆ることは無かったんだけど、「大吟醸 中取り」は別格。
美味しかったわけです。

そうかぁ、コレが飲みたくてみんな抽選に参加してるのだな・・・。


とはいえ、それでもこの「大吟醸 中取り」が5,000円を超えてなおかつ抽選ってのはいただけない。
【村祐】だったら、コレを超える酒質(亀口)を3,000円台で出してるぞー。
・・・なんてね。
【龍神丸】、ちゃんと美味しいことが確かめられて、良かったです。笑


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醸し人九平次 御手前大吟醸 佐藤彰洋

2009年06月03日 | 日本酒
長らく更新しておりませんでした。

先週からしばらく風邪を引いておりまして、とくに週末には発熱。
ようやっと落ち着いて来たので飲めるようになりました。
豚インフルじゃなくてよかった。笑

さて、本日のお酒は、私が以前から飲みたがっていたもの。
【醸し人九平次 御手前大吟醸 佐藤彰洋】です。


写真は友人が遊びに来たときのものなので、少し写っちゃってますがご容赦を。笑

九平次は本当に好きなお酒。
【鳳凰美田】と並んで、バランスの良さでは盤石だと思います。
特に大吟醸クラスのバランスの良さと言ったら、飲むたびに「う~む・・・」と唸ってしまうほど。

さて、「御手前大吟醸」ですが、どうでしょうか。

瓶口から香るは華やかな吟醸香。
口に含むと、パアッと甘味が広がって少し遅れて酸味。

この、甘酸のバランス!
さすがですね~。
いやー、旨い!

果物でいえばグレープフルーツ系でしょうか。
でも甘味は強く、リンゴのような甘酸っぱさもあります。

前回飲んだ「彼の地」のような落ち着き・艶はなく、かなりフレッシュです。
いや~、好きだわコレ。笑

肴は「塩豚とジャガイモの煮物」。


塩豚のイイところは、これだけで調味料いらずなところ。
ジャガイモにも、しっかり塩味がつきますね~。


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