古代日本史への情熱

記・紀・源氏は魏志倭人伝の奇跡的で運命的な間違い方(逆)の構造どおりに記述されている。倭人伝にあるのは現代史と未来史

菟道稚郎子御墓と仁徳天皇陵-阿武山古墳-大山守命墓

2012年02月25日 23時37分59秒 | Weblog
応神→仁徳→履中天皇というように皇位は継承されています。
そして、応神天皇の皇子たちが、仁徳・大山守命・菟道稚郎子で、大山守命は菟道稚郎子と争い、また仁徳と菟道稚郎子は皇位を譲り合っています。
で、そこいらは、承知していただくとして、それぞれの陵とされる位置関係は実に面白いことになっています。
これらに、阿武山古墳、石上神宮を入れますと、つながりの見えなかった
仁徳天皇陵-菟道稚郎子墓-大山守命墓がつながりを持っていることがわかってきます。

以前は菟道稚郎子の墓の位置を考慮していませんでした。
http://blog.goo.ne.jp/go-hot-ai2395/e/c712fef4269c3c662dce06abb462dc92
大山守命墓-仁徳天皇陵-阿武山古墳・天智天皇陵
2011年07月01日

△仁徳天皇陵-大山守命墓-阿武山古墳はやっていますが、その時よりも大山守命墓の位置を少し南にしています。















仁徳天皇陵
北緯34度33分53.01秒、東経135度29分16.63秒
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?b=343353.01&l=1352916.63
大山守命墓
北緯34度41分58.51秒、東経135度48分55.94秒
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?b=344158.51&l=1354855.94
菟道稚郎子御墓
北緯34度53分50.32秒、東経135度48分17.95秒
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?b=345350.32&l=1354817.95
阿武山古墳
北緯34度51分47.58秒、東経135度34分09.67秒
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?b=345147.58&l=1353409.67

見たとおりの計算結果となりました。
阿武山古墳-菟道稚郎子御墓-大山守命墓
阿武山古墳→菟道稚郎子御墓
 Ⅰ79°58′26.31″  Ⅱ260°06′31.41″ Ⅲ21,871.358(m)
阿武山古墳→大山守命墓
 Ⅰ128°47′02.73″ Ⅱ308°55′28.30″  Ⅲ28,935.690(m)
菟道稚郎子御墓→大山守命墓
 Ⅰ177°28′34.10″ Ⅱ357°28′55.78″ Ⅲ21,956.244(m)

菟道稚郎子御墓での角度
 260°06′31.41″-177°28′34.10″=82°37′57.31″≒82.6326度
大山守命墓での角度
 357°28′55.78″-308°55′28.30″=48°33′27.48″≒48.5576度
阿武山古墳での角度
 128°47′02.73″-79°58′26.31″=48°48′36.42″≒48.8101度

仁徳天皇陵-阿武山古墳-大山守命墓も以前と数値を違えていますので、もう一度やってみます。

仁徳天皇陵→阿武山古墳
 Ⅰ12°40′02.37″ Ⅱ192°42′49.25″  Ⅲ33,942.451(m)
仁徳天皇陵→大山守命墓
 Ⅰ63°25′51.53″  Ⅱ243°37′01.74″ Ⅲ33,557.382(m)
阿武山古墳→大山守命墓
 Ⅰ128°47′02.73″ Ⅱ308°55′28.30″  Ⅲ28,935.690(m)

仁徳天皇陵での角度
 63°25′51.53″-12°40′02.37″=50°45′49.16″≒50.7637度
大山守命墓での角度
 308°55′28.30″-243°37′01.74″=65°18′26.56″≒65.3074度
阿武山古墳での角度
 192°42′49.25″-128°47′02.73″=63°55′46.52″≒63.9296度
 
四辺形で考えると
大山守命墓での角度 48.5576+65.3074=113.8650度
阿武山古墳での角度 48.8101+63.9296=112.7397度

A仁徳天皇陵→菟道稚郎子御墓
 Ⅰ38°06′41.35″  Ⅱ218°17′31.59″ Ⅲ46,950.610(m)

仁徳天皇陵→阿武山古墳はⅠ12°40′02.37″ですから
 AⅠ38°06′41.35″-12°40′02.37″=25°26′38.98″≒25.4442度

仁徳天皇陵→大山守命墓はⅠ63°25′51.53″ですから
 63°25′51.53″-AⅠ38°06′41.35″=25°19′10.18″≒25.3195度

ということで、仁徳天皇陵-菟道稚郎子御墓の直線は
△仁徳天皇陵-大山守命墓-阿武山古墳を二等分しています。

同様に
阿武山古墳→菟道稚郎子御墓はですからⅡ260°06′31.41″
 260°06′31.41″-218°17′31.59″=41°48′59.82″≒41.8166度

菟道稚郎子御墓→大山守命墓はⅠ177°28′34.10″
 218°17′31.59″-177°28′34.10″=40°48′57.49″≒40.8160度

ということで、仁徳天皇陵-菟道稚郎子御墓の直線は
△菟道稚郎子御墓-大山守命墓-阿武山古墳を二等分しています。

では、この四辺形はなにを意味するか、です。
ある想像をしましたが、疲れたので次回。

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