商店街で、雑貨を商っている知人がいる。
ある日、その彼女から電話がかかった。
うちの店の近くにとても良いショーツューの店が出来て、手に入れたので、今度会うときに差し上げますとのこと。
風子ばあさんも家人も、アルコールは一切飲めないたちなので、焼酎をもらっても困るなと思った。
せっかくの人の好意を断るのも愛想がないが、飲めないものを頂いて、流しの下で置きっぱなしにしたり、人に回すというような失礼なこともしたくない。
とっさの判断で、ここは思いきって断ろうと決意した。
ありがたいのですが、うちは下戸ばかりなので……。
えっ、と相手が怪訝な声を出した。
アルコールはダメなんですよ、焼酎でしょ?
と念を押すと、あのう……、差し上げたいのは、生地の良いショーツなんですけど。
アハハ……。相変わらずそそっかしい風子ばあさんです。
ある日、その彼女から電話がかかった。
うちの店の近くにとても良いショーツューの店が出来て、手に入れたので、今度会うときに差し上げますとのこと。
風子ばあさんも家人も、アルコールは一切飲めないたちなので、焼酎をもらっても困るなと思った。
せっかくの人の好意を断るのも愛想がないが、飲めないものを頂いて、流しの下で置きっぱなしにしたり、人に回すというような失礼なこともしたくない。
とっさの判断で、ここは思いきって断ろうと決意した。
ありがたいのですが、うちは下戸ばかりなので……。
えっ、と相手が怪訝な声を出した。
アルコールはダメなんですよ、焼酎でしょ?
と念を押すと、あのう……、差し上げたいのは、生地の良いショーツなんですけど。
アハハ……。相変わらずそそっかしい風子ばあさんです。